Live2D、Windows8への正式対応を発表。日本マイクロソフトと共同でコミケに展示。

株式会社サイバーノイズは、マンガやアニメ等のキャラクターのフル2Dによる立体表現を可能にした独自技術「Live2D」の Windows 8への正式対応を発表。日本マイクロソフトと共同でLive2Dを搭載した初めてのWindows8アプリを12/29から東京ビッグサイトで開催されるコミケで展示します。

株式会社サイバーノイズ(東京都新宿区四谷4-30-18、中城哲也社長)はマンガ、アニメ、イラスト等の個性的で繊細なタッチ、線といった2Dならではの魅力を保ちながら、フル2Dによる立体表現を可能にした独自技術「Live2D(ライブツーディ)」のWindows8への正式対応を発表しました。これに合わせ、Live2Dを搭載した初めてのWindows8アプリとして、日本マイクロソフトの公式キャラクター「クラウディア・窓辺」をフィーチャーした「クラウディアRSS(仮)」を開発しました。

サイバーノイズと日本マイクロソフトは共同で、この「クラウディアRSS(仮)」を12月29日から東京ビッグサイトで開催されるコミックマーケット83の日本マイクロソフトのブース(企業ブースNo.162)にて展示します。


【Live2Dで初となるWindows8の正式対応。Windows Phone8にも対応予定

2Dの原画やイラストを3Dとは全く異なる方法で立体的かつインタラクティブに動かすことのできる新しい表現技術である「Live2D」は、2008年の登場以来AppStore無料総合ランキングで1位を獲得した2タイトルを含む40タイトルを超えるゲームやアプリで採用されてきました。Live2Dはこれまでに、iOSやAndroidといったモバイルOSや、PlayStaion Portable、PlayStation Vita、Nintendo 3DS等の家庭用ゲーム機のほか、ゲーム開発環境Unityへ対応してきました。

そして今回、Windows8との互換作業が完了。サイバーノイズでは今回のWindows8への対応に続きグローバル展開を見据えてWindows Phone8へも対応していく予定です。


クラウディアRSS(仮)について

サイバーノイズでは、Live2Dを搭載した初のWindows8向けアプリとして「クラウディアRSS(仮)」を開発しました。クラウディアRSS(仮)は、日本マイクロソフトが展開する萌えキャラ「クラウディア・窓辺」がLive2Dの技術によってタッチ操作でインタラクティブに動くRSSリーダーアプリです。サイバーノイズと日本マイクロソフトは共同でこのアプリを70インチの高精細タッチパネル端末に搭載。12月29日から東京ビッグサイトで開催される“冬コミ”ことコミックマーケット83の日本マイクロソフトのブース(企業ブースNo.162)にて展示します。なおこのアプリは冬コミ開催後Windows Storeでの配信が決定しています。

クラウディアRSS(仮)の開発においては、サイバーノイズがWindows8対応のミドルウェアの提供だけでなく、クラウディア・窓辺のキャラクター原画のLive2Dモデルデータ化作業やアプリの開発を担当しました。アプリの企画においては株式会社テクノアライアンス、株式会社美松堂の協力を受けています。


Live2Dについて】

Live2Dは、3Dに向かないマンガやアニメのキャラクター等の二次元表現を、3Dと全く異なるアプローチで立体的に効率よく表現する技術として開発されました。Live2Dでは、二次元で描かれた原画を専用のエディタによって二次元のままモデルデータ化することで、原画に描かれたキャラクターの表現力を損なうことなく立体的な動きを生み出し、アニメーション制作や、ゲームなどのリアルタイムアニメーションで利用できます。Live2Dは、アニメ原作のゲームで採用されるなど様々な分野で応用が広がっています。




企業情報

企業名 株式会社Live2D
代表者名 中城 哲也
業種 コンピュータ・通信機器

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