サプライチェーンをGISクラウド上で運用管理できるクラウドサービス『Geo2M絆』をリリース

日本スーパーマップ株式会社は、同社のGISクラウド「Geo2M」(ジオミミ)のSaaSの一つとして中堅・中小企業向けに低価格のサプライチューン運用管理サービス「Geo2M絆」(ジオミミ きずな)をリリースしました。

GISエンジン・ソフトウェアベンダーの日本スーパーマップ株式会社(東京・港)は、このたび、GISクラウド「Geo2M」(ジオミミ)のSaaSの一つとして製造業等のサプライチューンを運用管理できる「Geo2M絆」(ジオミミ きずな)をリリースしました。

企業のグローバル化が進む中で、サプライチェーンは、国内広域・海外への工場分散化・細分化が進み、その結果、チェーンの複雑化および、部品調達のリスクも増大し、結果的には工場の操業停止を招くリスクが顕在化しています。
2011年東日本大震災をはじめ、最近の異常気象に伴う災害リスクへの対応に関心が高まる中、当社においても、製造業をはじめ、平時だけではなく災害時も利用でき、部品や材料調達から出荷までのサプライチェーンを「見える」形で構築したいとの要望を多くいただき、これに応えるべく研究開発を行い、大手製造業向けの開発実績も積んできました。

今回リリースした「Geo2M絆」は、中堅・中小企業向けに低価格で活用可能なSaaSで提供するものです。
製造業などのメーカをはじめ、日常的な企業活動は、サプライヤーや顧客との繋がりで支えられていることから、今回リリースしたサプライチューン管理システムを「チェーンとロケーション」をキーワードに「人、モノ、企業間」のつながりを意味する「絆(きずな)」と名付けました。

「Geo2M絆」は、製造業をはじめとし、企業のサプライヤー及びチェーンの情報を平時の業務を通じて位置情報・空間情報に紐付いたデータベース構造を内包し、地図上で「見える化」だけではなく、平時の管理効率化はもとより、災害時の部品・材料手配を含めた応急対策にも役立てる基本機能を備えています。
自社工場とサプライヤーのロケーション情報をチェーン関係として結び付け1次、2次、3次取引先・・・を繋げていき、それらの相互関係網を一目瞭然に表示・検索・抽出・分析することを可能にしています。
また、サプライヤーの情報連携効果や物流コストの最適化の支援機能などで、約2~3割のコスト低減が可能で、災害などの緊急時には、平時に蓄積された情報をもとに被災サプライヤーに代わる代替調達、不足部品の手配を迅速に支援することが可能です。
更に東南アジア・中国など、土地勘の薄い国・地域への海外進出・サプライヤー発掘にも寄与するものとして活用できます。
「Geo2M絆」は、国内限定になりますが、気象庁気象業務支援センターの提供する災害速報情報も瞬時に反映させ、大規模災害が起きた時の初動体制を支援する機能も実装しています。

「Geo2M絆」 は基本的にはSaaSの形で提供します。それとは別にお客様の要件に応じて、オンプレミス環境および、既存サプライヤーシステムに機能追加の形でも提供可能です。

企業情報

企業名 日本スーパーマップ株式会社
代表者名 林 秋博
業種 その他サービス

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