自動車用振動制御システムを手掛けるトレルボルグ社が、Solvayの先進的な「MMI Technyl Designサービス」を利用しエンジンマウントを軽量化
Solvay Engineering Plasticsは、自動車用振動制御ソリューションのマーケットリーダーであるトレルボルグ社が熱可塑性プラスチック製エンジンマウント部品の設計開発に、同社の「MMI Technyl Design」サービスが貢献していることを明らかにしました。
2014年1月21日、フランス リヨン --- ポリアミド素材のグローバルリーダーであるSolvay Engineering Plasticsは、自動車用振動制御ソリューションのマーケットリーダーであるTrelleborgVibracoustic社による熱可塑性プラスチック製エンジンマウント部品の迅速かつ効率的な設計・開発に、同社の「MMI Technyl Design」サービスを提供するSolvay MMI Technyl Designチームが貢献していることを明らかにしました。
Solvay Engineering PlasticsのMMI Technyl Designサービスは、顧客が軽量化の課題に対応するために、同社が提供する先進的な設計・開発サービスです。この技術的ソリューションは極めて包括的な素材データベースと組み合わされており、射出加工モデルと統合することで、幅広い計算が可能となります。この卓越した高性能ソリューションにより、TechnylR材料で作られた射出成形部品の性能を正確に予測することが可能となり、耐衝突性と耐疲労性を重要な要件とする適用事例において大幅な軽量化とコスト削減を実現します。
TrelleborgVibracoustic社のEngineering Expert、Ludovic Chauvet氏は「高性能なエンジンマウント部品を設計する際、顧客に耐久性の向上と軽量化を両立させる製品を提供することが不可欠です。そのため、当社は常により軽量な素材を探し、金属をプラスチックに置き換えています。」としており、また「当社がMMI Technyl Designサービスの利用を決めたのは、Technylグレードにおける材料の優れた異方性物性データが入手できるためです。当社はこのサービスに基づき、生産プロセスを考慮しながら、構成部品の設計、性能の予測、および製造に対応するユニークなソリューションを開発しました。このユニークなアプローチは、当社の機械的寸法決定プログラム、FIAPLASTと組み合わせることで、顧客のエンジンマウント部品の30%軽量化、および製品化への時間短縮を可能にしました。」と説明しています。
TrelleborgVibracoustic社が大幅な軽量化を実現した最初の開発事例は、Peugeot-Citroenの3気筒エンジン向けのエンジンマウント部品です。現在ではRenault-NissanのRenault、Nissan、およびDaciaの一部のモデルにも採用が広がっています。TrelleborgVibracoustic社は2016年までに、年間数百万個の熱可塑性プラスチックによるエンジンマウント部品を生産する予定です。
Solvay Engineering PlasticsのDirector for the Automotive Market、Peter Browningは「この数年間、弊社の専門家チームとMMI Technyl Designなどの先進サービスは、エンジンコンパートメントにおける金属置換の限界を押し上げてきました。弊社は自動車メーカーやそのサプライヤーとのパートナーシップを通じて、設計から工業化までの各生産段階において価値の創造に貢献できることを誇りに思います。」と話しています。
60年間にわたり、Technylの高性能な素材は、自動車・輸送、建設・エネルギー、消費財、産業機器といった様々な業界で、付加価値のあるイノベーションを導いてきました。現在、Technylシリーズは、これまで以上に製品展開を強化し、金属代替、防火、サーマル・マネージメント、液漏れ防止などの分野にSolvay Engineering Plasticsの専門技術に基づいて構築された様々な製品とサービスを提供しています。
Technylソリューションの詳細は、 http://www.technyl.com をご覧ください
(1):MMI (Multi-scale modelling, Mechanical calculation, Injection moulding simulation) は、e-Xstream社のソフトウェア「DIGIMAT」を利用しています。
Technylは、SolvayグループのメンバーであるRhodia Operationsの登録商標です。
Solvay Engineering PlasticsのMMI Technyl Designサービスは、顧客が軽量化の課題に対応するために、同社が提供する先進的な設計・開発サービスです。この技術的ソリューションは極めて包括的な素材データベースと組み合わされており、射出加工モデルと統合することで、幅広い計算が可能となります。この卓越した高性能ソリューションにより、TechnylR材料で作られた射出成形部品の性能を正確に予測することが可能となり、耐衝突性と耐疲労性を重要な要件とする適用事例において大幅な軽量化とコスト削減を実現します。
TrelleborgVibracoustic社のEngineering Expert、Ludovic Chauvet氏は「高性能なエンジンマウント部品を設計する際、顧客に耐久性の向上と軽量化を両立させる製品を提供することが不可欠です。そのため、当社は常により軽量な素材を探し、金属をプラスチックに置き換えています。」としており、また「当社がMMI Technyl Designサービスの利用を決めたのは、Technylグレードにおける材料の優れた異方性物性データが入手できるためです。当社はこのサービスに基づき、生産プロセスを考慮しながら、構成部品の設計、性能の予測、および製造に対応するユニークなソリューションを開発しました。このユニークなアプローチは、当社の機械的寸法決定プログラム、FIAPLASTと組み合わせることで、顧客のエンジンマウント部品の30%軽量化、および製品化への時間短縮を可能にしました。」と説明しています。
TrelleborgVibracoustic社が大幅な軽量化を実現した最初の開発事例は、Peugeot-Citroenの3気筒エンジン向けのエンジンマウント部品です。現在ではRenault-NissanのRenault、Nissan、およびDaciaの一部のモデルにも採用が広がっています。TrelleborgVibracoustic社は2016年までに、年間数百万個の熱可塑性プラスチックによるエンジンマウント部品を生産する予定です。
Solvay Engineering PlasticsのDirector for the Automotive Market、Peter Browningは「この数年間、弊社の専門家チームとMMI Technyl Designなどの先進サービスは、エンジンコンパートメントにおける金属置換の限界を押し上げてきました。弊社は自動車メーカーやそのサプライヤーとのパートナーシップを通じて、設計から工業化までの各生産段階において価値の創造に貢献できることを誇りに思います。」と話しています。
60年間にわたり、Technylの高性能な素材は、自動車・輸送、建設・エネルギー、消費財、産業機器といった様々な業界で、付加価値のあるイノベーションを導いてきました。現在、Technylシリーズは、これまで以上に製品展開を強化し、金属代替、防火、サーマル・マネージメント、液漏れ防止などの分野にSolvay Engineering Plasticsの専門技術に基づいて構築された様々な製品とサービスを提供しています。
Technylソリューションの詳細は、 http://www.technyl.com をご覧ください
(1):MMI (Multi-scale modelling, Mechanical calculation, Injection moulding simulation) は、e-Xstream社のソフトウェア「DIGIMAT」を利用しています。
Technylは、SolvayグループのメンバーであるRhodia Operationsの登録商標です。
企業情報
企業名 | ソルベイジャパン株式会社 |
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代表者名 | 桑原 真 |
業種 | エネルギー・素材・繊維 |
コラム
ソルベイジャパン株式会社の
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