情報漏えい、最も心配しているのは経営者よりも管理職<企業の情報漏えい対策に関するアンケート調査>

PR-TODAY事務局を運営する共同ピーアール株式会社は、2014年7月24日(木)~25日(金)、全国の働く男女460名を対象に、情報漏えい対策と従業員の不安に関して「企業の情報漏えい対策に関するアンケート調査」を行いました。

■最も重要な対策は「一人ひとりの意識(72.8%)」

全国の460人の勤務者に「情報漏えい対策」として重要なものを聞いたところ、1位は群を抜いて「一人ひとりの意識(72.8%)」という結果になりました。2位以下は「情報管理システム強化(48.7%)」「業務用PCの管理(39.8%)」「サイバー攻撃対策(34.1%)」「USBなど外部メモリの管理(32.8%)」とハード・設備面の回答が続きます。



■「情報漏えい」最も心配しているのは管理職(62.7%)。経営者はやや楽観視?

また、漏えい対策について「非常に心配」「やや心配」と答えた比率は「部長・課長・係長」が62.7%と最も多く、3層の中で管理職が最も高い結果となりました。いっぽう、経営者・役員は「全く心配ではない」と答えた回答者が12.0%と3層中で最も多い結果となりました。「あまり心配ではない」「関心を持ったことがない」を加えた比率も54.7%と3層の中で最も多く、組織の中で相対的に、やや楽観視している可能性が明らかになりました。



【調査結果について】

<営業秘密問題などに詳しい末吉亙弁護士のコメント>

企業の営業秘密には、(1)制度設計の問題と、(2)制度運用の問題がある。今回のアンケート結果は、制度運用問題への取り組みの必要性を示唆している。ただ、管理職の方々は、より高度な危機感を持っているうえ、制度設計問題をも指摘していることが重要だ。この際、経営者の陣頭指揮によって、営業秘密の徹底的な見直しに取り組まれる企業は、素晴らしい。このような全社的な意識改革により、何が自社の強みであるかが改めて分析されるうえ、コンプライアンス体制も必ずや飛躍的に充実する。大いに期待したい。

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企業情報

企業名 PR-TODAY事務局
代表者名 石川広和
業種 ネットサービス

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