12月10日～3月20日 【星のや京都】星のや冬の花灯路

「京都・嵐山花灯路」は、冬の風物詩として平成17年12月から嵯峨・嵐山地域で始まりました。そして、2014年は「星のや 京都」でも、12月12日～12月21日の期間で「京都・嵐山花灯路」が開催され、嵯峨・嵐山地域の水辺や竹林を含む自然や歴史的文化遺産を、和の灯り、花の演出で彩ります。

●時忘れに誘う冬景色に出会う「星のや 花灯路」
嵐山全体が光に包まれるこの季節、星のや京都では光、水、音、風が織りなす光のアートの世界「星のや花灯路」を開催いたします。「時忘れの冬景色」をテーマに創り出される世界は、冬の良さを改めて実感し、時間を忘れて思わず見入ってしまう冬の風景です。

星のや花灯路は冬の美しさに出会える5つの光のライトアップのアートで構成され、施設全体を巡ってお愉しみいただきます。和室パブリックの「夜話茶事」で日常から離れた光の世界に誘われると、水の庭、ライブラリー、奥の庭、Salon&Bar蔵と歩みを進めていき、それぞれの場所で表現する冬ならではの光景に出会うことができます。屋外では澄んだ空気の中を夜の散歩をしながら、屋内では冷えた体をほっこりと温めるお抹茶やアルコールを飲みながら、それぞれの場所で光の空間に溶け込むようにお過ごしいただけます。静謐さや凛とした空気、寒い中での温かさなど、冬だからこそ感じることができる風情を光のアートとともにお愉しみください。

１. 夜話茶会 　和室パブリックにて
冬の夜に行われる夜話の茶会。光を削ぎ落とし、光の陰影を美しく感じることができる空間では、普段よりもより一層感性が研ぎすまされます。星のや花灯路はまずはこの夜話茶会からはじまり、冬の夜を愉しむ光の世界へと誘われます。障子には和を思わせる影絵のような光のアートが投影され温かみのある光の空間の中で、お茶を点てる音、かすかに香るお茶の香りに心を傾ける時間をお過ごしいただけます。

２. 月灯りの庭 水の庭にて
山間の冬の夜、あたりが静まり返る山の中では流れ落ちる滝の音のみが響き渡ります。そんな山間の冬の風景を映し出す水の庭には、月の光に照らし出される夜の滝を表現します。滝のように流れ落ちる水に光があたり、月の光を思わせるやさしく繊細な光が現れ、光、水、音が呼応する心地よい時を演出します。

３. 雪見ラウンジ ライブラリーにて
底冷えと言われる京都ではしばしば小雪が舞い散ります。ライブラリーの窓辺にはそんな舞い散る雪景色をイメージした光のインスタレーションが広がり、その景色を眺めながら体をほっこりと温めるホットワインをお召し上がりいただけます。細かな水しぶきに当たる光の風景は、まるで雪の結晶が空から舞い落ちてくるような光景です。美しい冬景色を目の前に、心も体も温まる夜のひとときをお過ごしいただけます。

４. 朝霞の庭 奥の庭にて
冬の嵐山ではよく晴れて風の弱い夜の翌朝に、山の端や川面に霞がかかり幻想的な世界が現れます。奥の庭の光の空間では、星々が瞬く夜から朝の訪れが近づき、川面に霞がかかる風景をご覧いただけます。また光により浮かび上がる朝霞の庭は人が歩くこともでき、歩みや夜風によって変化する動きのある光と霞の景色に出会えます。光を見るだけではなく体感できる演出です。

５. 星空BAR Salon&Bar蔵にて
空気が澄み渡る冬の夜、空には満点の星空をご覧いただけます。Salon&Bar蔵では吹き抜けの高い天井一面に美しい冬の夜空が現れ、瞬く星々の下でこだわりのウイスキーを愉しむことができます。吹き抜けの天井にはテキスタイルが吊るされ光があてられ、星の輝きの他にも風でゆらめく様々な光の表情を目にすることができます。大切な方とゆったりと過ごすことができる大人の隠れ家のようなBARです。

■期間：12月10日〜3月20日
■時間：20:00〜
■場所：星のや京都施設内
■料金：無料。BARのご利用は飲料代別途