土と器、大堀相馬焼と暮らしの記憶 展

3月20日から22日にかけて、「土と器、大堀相馬焼と暮らしの記憶 展」を開催致します。東日本大震災、ならびに原発事故により大きな被害を受け、避難生活を余儀なくされている浪江町民が、復興の歩を進める上で心の支えとなるような町の記憶を確認共有し、継承することを主な目的としております。

土の記憶、器の記憶としての大堀相馬焼、民俗芸能や祭、食の記憶は、それぞれが浪江町民にとってかけがえのないものです。
特に「大堀相馬焼」は、暮らしのなかに息づくものとして、その向こうに浪江町の風景や暮らしの記憶を私たちに呼び覚ましてくれます。そして、失われた町の暮らしの記憶は、未来へのさまざまな問いを私たちに投げかけています。
「プロジェクト浪江」では、こうした「浪江」の現状を踏まえて、考えるべき問題意識を掘り下げるとともに、大堀相馬焼協同組合、所属窯元、個人作家たちとの連携を深め、各地で陶芸ワークショップやイベントを開催し、浪江町民同士の絆、浪江町民と避難先自治体住民の方との交流と相互理解を深める活動に取り組む所存です。
そして、大堀相馬焼に限らず、各商工事業者が事業再開へ向けて意欲を高めることにも資することができるよう、活動してまいります。
来たる3月20日から22日にかけては、浪江町にも後援頂き、「土と器、大堀相馬焼と暮らしの記憶 展」を開催致します。


[イベント概要]

名称:「土と器、大堀相馬焼と暮らしの記憶 展」
会期:3/20(金)〜3/22(日) 
会場:郡山市「ラボット1F しもくの家、2F ギャラリー並木」、「アーマテラス2F」
主催:プロジェクト浪江

【内容1】 3/20(金)〜3/22(日):展示販売イベント

会場:「ラボット2F ギャラリー並木」
◎大堀相馬焼作品展示・販売(大堀相馬焼共同組合のご協力を頂きながら、現在参加予定7窯元)、なみえ焼そば、親父の小言、酒「寿」、小石饅頭その他浪江町物産の販売
◎古大堀相馬焼展示(大堀相馬焼の歴史的変遷/末永千尋コレクションより)
◎原発事故前から浪江町をカメラで記録し続ける高木成幸写真ほか、記憶をつなぐ作品展示

会場:「ラボット1Fしもくの家」
◎大堀相馬焼窯元による走り駒の絵付け実演
◎はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト2014映像作品 「KUROZUKA 黒と朱」上映(被災地浪江町請戸などを舞台に撮影した映像作品)
◎静かな会場でゆっくりとおくつろぎ頂きながら、大堀相馬焼の向こうにひろがる浪江町の暮らしの記憶と出会うための空間を演出し、ふるさとの記憶をたどり、つなぎ、受け継ぐための展示とワークショップを行います。
(協力:福島県立博物館主任学芸員小林ひとみ様、はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト2014、「記憶の街」ワークショップ-神戸大学神戸大学槻橋研究室)

【内容2】3/22(日)講演・トークセッション(無料)午後2時より アーマテラス2F

▶浪江町馬場有町長からのご挨拶
▶特別講演
 最首悟「原発事故を踏まえて 浪江〜水俣、いのちをめぐる考察(仮題)」/聞き手:藍原寛子
原発事故も避難の現状も人々の意識のなかから風化しようとする現状にあって、さまざまな角度から、より深く「浪江」の意味を考えていく試みです。
▶トークセッション(モデレーター:小林めぐみ様)
 ◎講演:小林めぐみ「暮らしの記憶の残し方」
福島県立博物館主任学芸員の小林めぐみ様に、 『会津・漆の芸術祭』をはじめ『森のはこ舟アートプロジェクト』などさまざまなプロジェクトを通して地域文化の記録や創造的支援を進めてこられた経験をもとに、浪江町の「暮らしの記憶」を将来へ向けてどう継承し、残していくかをお話し頂きます。
 ◎講演:末永福男「大堀相馬焼の歴史」
浪江町文化財調査委員会委員長で郷土史家の末永福男様が進めてこられた相馬古陶の蒐收と歴史研究をもとに、大堀相馬焼の歴史を振り返り、これからを模索します。
 ◎クロストーク(モデレーター:小林めぐみ様)
小林めぐみ様、福永福男様のお話を受け、窯元やプロジェクト浪江のメンバーが参加し、浪江町の文化であり産業でもある大堀相馬焼にフォーカスし、大堀相馬焼についての記憶を集めることで「浪江の暮らしの記憶」をどう継承していくかを議論するとともに、浪江町の姿、福島における大堀相馬焼の位置付けを浮かび上がらせるプロジェクトの意義や方法についてクロストークを行います。
3/22(日):懇親会(有料)午後5時30分より 「アーマテラス2F」にて

▶バイキング形式のパーティを行い、浪江町、郡山市ほか参加された皆さんの交流懇親の場を提供します。(会費2000円)

【会場案内】
◎展示・販売会場:LABOTTO ラボット  1F「しもくの家」・2F「ギャラリー並木」
 営業時間  10:00〜18:30
◎講演会・懇親会会場:アーマテラス2F(ラボット隣)
 会場:〒963-8026 福島県郡山市並木2-1-1 TEL.024-995-5855

【主 催】プロジェクト 浪江
代 表  鈴 木 大 久(浪江町 味噌の「こうじや」)
公式サイトURL http://namie.in.net/
●協賛:大堀相馬焼協同組合
●協力:まちづくりNPO新町なみえ/郡山コスモス会(浪江町避難者借り上げ住宅自治会)/NPO法人 コーヒータイム/浪江焼麺太国/(株)マツバヤ(サンプラザ)/鈴木酒造店/ 四季菓匠 長岡家/「失われた街」模型復元プロジェクト — 神戸大学神戸大学槻橋研究室/八光建設(株) ほか
●後援:浪江町/その他関係団体申請中

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企業情報

企業名 プロジェクト浪江
代表者名 鈴木大久
業種 その他サービス

コラム

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