ヘルスケアベンチャーの株式会社プラクテックス、 スマホアプリ『HEALTHPLAYER』で個人の健康データを家族や事業者に共有できる機能を提供開始

ヘルスケアサービスプラットフォーム事業を手掛ける、株式会社プラクテックス（所在地：東京都港区、代表取締役：児玉知浩）は、個人が無償のスマートフォンアプリ『HEALTHPLAYER』を使って、家族や事業者（調剤薬局・フィットネスクラブ・健康保険組合など）に体重・血圧・歩数・食事履歴などの健康データを共有できる機能を提供開始します。

【背景】
当社はこれまで、個人がスマートフォンで健康データを総合的に管理できる無料のヘルスケアアプリ『HEALTHPLAYER』（ヘルスプレイヤー）、および、事業者がヘルスケアアプリ開発に必要な機能をまとめた『HEALTHPLAYER SDK』（ヘルスケアソフトウェア開発キット）を提供してまいりました。
昨今、国内外でウェアラブルデバイスによる健康管理への注目が高まっています。しかしながら、当社は健康データの記録・管理・アクションを全て自身で行う自己完結型のモデルには限界があると考えており、家族や資格者等がサポートして健康増進・予防の効果を高める「他者サポート型ヘルスケア」の重要性を感じております。このような背景から、自身が記録・管理するヘルスケアデータを任意の相手にセキュアに共有・開示する機能を、当社の『HEALTHPLAYER』に実装いたしました。

【機能等の詳細】
■ 共有可能データ
歩数、消費カロリー、体重、体脂肪率、血圧、食事
（※2015年4月27日現在。データの種類は適宜追加されます）

■ 活用イメージ（想定されるユーザーと使い方）
- 遠方に住む両親の生活や健康状態を確認したい一般個人
（息子や娘が両親からのデータ共有を受けて健康状態を確認する）
- 管理栄養士やパーソナルトレーナーから個別に指導を受けたい一般個人
（ヘルスケア専門家が顧客からのデータ開示を受けて、個別指導に役立てる）
- 顧客のヘルスケアデータ開示を受けたい事業者
(ヘルスケア事業者が顧客のデータを閲覧することで、カウンセリングやアドバイス事業を行ったり、マーケティングに活用したりする)

■ 情報の秘匿性
自分を特定できる情報（メールアドレス、名前、IDなど）を伝えることなく、他者に健康データを共有することが可能です。また、本人が後から共有（開示）許可を取り消す事もできます。

■ 価格等
- スマホアプリ同士の個人間のデータ共有は無料
※2015年4月27日現在。無料期間終了日未定。将来有料サービスとさせて頂く可能性があります。
- 事業者への開示は、個人側は無料、事業者側は有料
※事業者はWindows8.1対応ストアアプリ『計測ステーション』を別途導入頂く必要があります。

【事業者が個人の健康データ開示をうける『計測ステーション』の実績】
■ 薬樹株式会社様（保険薬局店舗での顧客向け健康管理サービス提供目的の利用）
他、企業内の自社従業員の健康管理目的での利用数社有

【関連情報】
■ スマートフォンアプリ　『HEALTHPLAYER』 http://www.practechs.com/healthplayer/
■ Windows8.1対応アプリ『計測ステーション』　http://www.practechs.com/healthplayer-for-biz/

【今後の展望】
当社は、健康寿命の延伸や医療費の削減、そして何より個人のQOLの向上を目指すうえで、ヘルスケアは個人で完結し得るものではなく、家族や資格者を含めた第三者のサポートが不可欠と考えております。これを実現するうえで、個人の健康データを第三者にセキュアに共有・開示する機能は基本的かつ重要な役割を担うと考えているため、今回の機能をリリースいたしました。（特許申請中）
従来ICTを活用したヘルスケア領域は医療機関や保険者向けのサービスが中心でしたが、当社は個人のヘルスケアに資するサービスを引き続き提供してまいります。

【株式会社プラクテックスについて】
本社：東京都港区虎ノ門2丁目7-16虎ノ門エグゼクティブタワー
代表者：児玉 知浩
URL：http://www.practechs.com/