不審者から子どもを守るために、訪問者を3段階に分けて即時に顔認証判定。顔認証技術による新しい危険人物侵入防止システム「LYKAON」を公開

事前に登録した人物を承認し、それ以外の「未登録者」や「要注意人物登録者」を検知する危険人物侵入防止システム「LYKAON」がリリース。不特定多数の人物が出入りする公共施設や教育施設において、最新の顔認証技術が安全確保につなげます。

顔認証技術を利用したソリューションを提供する、LYKAON株式会社(所在地:東京都渋谷区)は、2015年7月2日より危険人物侵入防止システム「LYKAON(リカオン)」をリリースいたしました。これまで人間の経験に頼っていた不審者の判定を、最新の顔認証技術でバックアップします。不法侵入や建造物侵入、不審者対策、そして学校安全対策。地域に根付いたオープンな施設であるほど、訪問者の把握は困難である為、その課題を解決するソリューション製品です。

 

▼危険人物侵入防止システム「LYKAON(リカオン)」:http://www.face-lykaon.jp/

 

 

■施設に出入りする人物を区別して、即時に警告を発信

子どもたちが通う小学校や中学校、幼稚園、保育園など、学童が活動する教育施設や、不特定多数の人物が出入りする公共施設などに対して、危険人物の侵入を防ぐのが「LYKAON」の提供するソリューションです。

 

当システムでは、顔認証技術により人物を3つの区分で判別し、その結果を瞬時に管理者にお知らせします。施設入場口で顔認証を行い登録者と未登録者を判定し、施設管理者にリアルタイムで通知することが可能です。

 

1.あらかじめシステムに登録された「承認者」

2.登録者とは異なる判別結果が出た場合には「未登録者」

3.防犯情報に登録された人物は「要注意人物登録者」

 

これまで犯罪の抑止には、「なんとなく怪しい」「この辺りで見かけたことが無い」といった人の経験則に頼る部分が大きかったのですが、ベテランから経験の浅い警備員まで、個々の能力には差異があります。

公共施設には様々な人が訪れますし、教育施設の出入りに関しても、教員や保護者、出入りの業者など見分けるべき守備範囲が広く、施設管理者による注意には限界があります。

 

「LYKAON」を導入することで、顔認証システムの活用により常時、自動的に入場口付近を監視する最新防犯対策が可能となります。さらに教職員や施設スタッフ、警備員の負担を軽減することにもつながります。

 

当システムでは、すべての来場者・来訪者を対象に、カメラで一定範囲の撮影を行い、自動的に顔認証で「承認者」「未登録者」「要注意人物」を瞬時に判別し、施設管理者へ通知します。お知らせの方法は、スマートフォン端末への通知や、検知アラートのライト点滅、ブザーなど、施設管理者が離れた場所にいても、リアルタイムに警報を受け取ることができます。

 

「要注意人物」を警告することで、突発的に発生する事件・事故に対して大きな抑止力と、未然にトラブルを防ぐ防犯対策を取ることが可能です。顔認証による防犯対策を強化することで、未来を担う子どもたちを守ることに繋がり、子どもたちが活動する場所の安心・安全な環境作りを実現するのが、危険人物侵入防止システム「LYKAON」です。

 

 

■多くの人が行き交う施設では「人の目」によるチェックに限界があります

過去に文部科学省が行った学校施設における犯罪の調査研究報告(※1)では、施設の出入りや、敷地の死角となる部分には、防犯監視システムの活用を積極的に考慮することが提案されています。

児童生徒などを傷つける身体犯は、もちろん事件として報道されますが、未然に防ぐことはできたものの、侵入者が凶器を所持していた例など、一つ間違えれば大きな事件になり得た事案の発生も少なくはありません。

 

建物の防犯対策としては、基本的に「人の目」を確保することが重要だとされていますが、現実的には学校・幼稚園などの施設管理者が、常時監視の目を行き届かせるのは困難な状況です。

 

配置する人員の限界に加えて、名札やIDの提示など不特定多数の人物を見極めるためのコストにも限度があります。このような教育現場の声を受け、顔認証という先端技術を駆使することで、不審者の侵入を未然に防止するシステムを開発いたしました。

 

※1. 学校施設の防犯対策に関する調査研究報告書

 

■顔認証技術の活用で、今後も安全と安心をお届けします

弊社では、これまで顔認証技術を応用した万引き防止システムを開発してまいりました。導入していただいたお客様からは、常習者による再犯の防止や、要注意人物を事前に知らせることで従業員の安全を確保するなど、防犯システムとして一定以上の評価をいただいてきました。

 

防犯においては、トラブルが発生する前の準備が重要です。過去には地域コミュニティのつながりによる「顔見知り」同士の抑止効果もありましたが、都市化が進む現代においては、不審者の見極めが難しいのが現状です。

危険人物侵入防止システム「LYKAON」は、利用者の皆様からの声や、社会情勢に合わせた視点を取り入れ、今後とも安心と安全を確保する防犯システムとして成長を続けてまいります。

 

 

【会社概要】

本社:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目17番2号 CRD shibuya 1st 7F(受付)、8F

代表者:代表取締役社長兼COO 中村将之

資本金:9,918万円

Tel:0800-200-9680

Fax:03-6419-7079

URL:https://www.lykaon.co.jp/

事業内容:

   1.顔認証システムの開発・販売

   2.Webサイトの企画・制作・保守

   3.コンピューターネットワークの構築・運用

   4.コンピューターソフトウェアの開発・販売



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企業情報

企業名 Enazeal株式会社
代表者名 中村 将之
業種 コンピュータ・通信機器

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