【戦時中の海軍赤飯の缶詰】記者発表会のお知らせ●7月30日(木)13:00~@小豆島(MeiPAM02)

瀬戸内・小豆島でアートを中心とした地域事業を展開しているMeiPAM(メイパム)では、運営しているアートギャラリーのひとつMeiPAM02で見つかった戦時中の「赤飯の缶詰」を8月より公開・展示します。これに先立ち7月30日(木)に記者発表会を行いますので、どうぞご参加くださいますようお願いいたします。

【戦時中の海軍赤飯缶詰】記者発表会

●日時:2015年7月30日(木)13:00~14:00

●会場:MeiPAM 02香川県小豆郡土庄町甲550

 

戦後70年、小豆島で見つかった戦時中の「赤飯の缶詰」を公開。

当日、その場で1缶を開缶します。

 

●昭和19年。横須賀海軍からの配給。

木箱の中に収められていた缶詰は錆びて腐食しているものもありましたが、全体的には保存状態がよくその数、17缶。ラベルには以下の表示がされてあります。

 

品名:赤飯

内容量:415瓦(g)

納入年月:昭和19年

製造者:広島県広島市合同罐詰株式會社尾道工場

納入者:日本罐詰統制株式會社

横須賀海軍軍需部納

 

●見つかったのは、古い醤油屋の倉庫。

MeiPAMでは、2010年より明治時代から残る呉服屋の蔵などを活かして土庄本町「迷路のまち」で4館のアートギャラリーを展開していますが、この缶詰が見つかったのはそのひとつ、古い醤油屋の倉庫。近くには、旧東洋紡績渕崎工場跡は、特攻訓練所の兵舎として使われていた場所があり、戦地へ赴く人たちのための保存食だったのではないかとも推測されます。MeiPAMでは、これらを貴重な歴史の遺物として誠意を持って取り扱い、公開します。

 

●缶詰博士・黒川勇人氏が記者発表会当日、1缶開缶します。

「缶詰の魅力を一人でも多くの人に伝えたい」と、世界46カ国を取材。食した缶詰は数千缶に及ぶという、公益社団法人日本缶詰協会公認の「缶詰博士」黒川勇人氏が記者発表会に参加。1缶を開缶して中身の状態を確認・評価していただきます。

 

※赤飯缶詰(現物)及び、画像・動画(DVD)・文字資料をご用意しています。

 

●8月1日~31日まで一般公開します。

この海軍赤飯缶詰は、小豆島・迷路のまちのアートギャラリーMeiPAM02で開催中の

宮脇慎太郎写真展「語り継ぐ島物語Guardians」会場内で展示。

 

当企画展は、小豆島・豊島で生まれ育った語り部の肖像を鮮やかに写し出した写真展です。MeiPAM02で見つかった歴史的に貴重な「赤飯の缶詰」は、この会場内で8/1(土)~8/31(月)まで一般展示公開します。

 



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