『ウッドデザイン賞(新・木づかい顕彰)』 創設 ~ 赤池 学氏 ・ 隈 研吾氏 ・ 日比野 克彦氏 ・益田文和氏・伊香賀俊治氏等が審査員に参画 ~
消費者目線での木の良さや価値を有する製品や取組、ビジネスモデル等のグット・プラクティスを広く募集し、国内外に発信するために、新たな顕彰制度『ウッドデザイン賞(新・木づかい顕彰)』を創設することとし、記念すべく第1回の募集を9月1日(火)から開始することと致しました。 「ウッドデザイン賞」は、暮らしを豊かにする、人を健やかにする、社会を豊かにするという3つの視点から、デザイン性が優れた製品・取組等を表彰する点が最大の特長です。
2015年8月25日
ウッドデザイン賞運営事務局
(特)活木活木森ネットワーク
(公社)国土緑化推進機構
(株)ユニバーサルデザイン総合研究所
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木材を使って、暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰するアワードを新設
第1回の応募受付が、9月1日からスタート
『ウッドデザイン賞(新・木づかい顕彰)』 創設
~ 赤池 学氏 ・ 隈 研吾氏 ・ 日比野 克彦氏 ・益田文和氏・伊香賀俊治氏 を
はじめ各界の第一線で活躍する建築家・デザイナー等が審査員に参画~
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我が国は、国土の約7割を森林が占める世界第3位の森林国であり、その多く
が地方にあることから、豊富な森林資源を利用し、地球温暖化防止をはじめとし
た森林の多面的機能の発揮を図りつつ、林業の成長産業化やそれを通じた地方創
生への期待が高まっています。
こうした中、全国各地で地域の木を活かした施設整備や木製品の開発が進展し
ており、機能性や快適性が高く、社会性やストーリー性を持った優れた製品や取
組、ビジネスモデルも生まれています。
そこで、消費者目線での木の良さや価値を有する製品や取組、ビジネスモデル
等のグット・プラクティスを広く募集し、国内外に発信するために、新たな顕彰
制度『ウッドデザイン賞(新・木づかい顕彰)』を創設することとし、記念すべ
く第1回の募集を9月1日(火)から開始することと致しました。
「ウッドデザイン賞」は、暮らしを豊かにする、人を健やかにする、社会を豊
かにするという3つの視点から、デザイン性が優れた製品・取組等を表彰する点
が最大の特長です。
2020年に向けて、我が国は世界からの注目が高まっていく中で、木づかい運動
を更に発展させ、「ウッドデザイン賞」を通じて優れたグット・プラクティスが
広く知られ、日本ならでは人と地球にやさしい「木のある暮らし」が広がり、市
場の拡大や健全な森林づくりの促進、農山村の活性化につながることを目指して
います。
1.主催等
(1)主催 : ウッドデザイン賞運営事務局
(特)活木活木森ネットワーク
(公社)国土緑化推進機構
(株)ユニバーサルデザイン総合研究所
(2)後援 : 林野庁
2.募集期間
2015年9月1日(火)~9月30日(水) 審査料:無料
3.表彰部門
(1)ライフスタイル・デザイン部門
~木を使って暮らしの質を高めているもの~
木を使うことで機能性や利便性を高めている、新しい領域で木の活
用が提案されている、消費者に木のある豊かな暮らしを提案してい
る、建築・空間、木製品、コミュニケーション、技術・研究など。
(2)ハートフル・デザイン部門
~木を使って人の心と身体を健やかにしているもの~
木を使うことで快適性を高めている、五感や感性に働きかける、リ
ラックス効果や健康維持・増進効果がある、建築・空間、木製品、
コミュニケーション、技術・研究など。
(3)ソーシャル・デザイン部門
~木を使って地域や社会を活性化しているもの~
木を使うことで森林や地域の活性化に貢献している、人材を発掘・
育成している、普及啓発効果が高い、作り手や担い手のストーリー
性を伝えている建築・空間、木製品、コミュニケーション、技術・
研究など。
4.賞の構成
最優秀賞 1点
優秀賞 数点×3部門
奨励賞 数点×3部門
ウッドデザイン賞 (入賞) 二次審査を通過したものすべて
5.応募分野
(1) 建築・空間・建材・部材分野 店舗、施設、住宅、建材、部材など
(2) 木製品分野 家具、インテリア、日用品、楽器、遊具など
(3) コミュニケーション分野 ワークショップ、プロモーション、
人材育成、ビジネスモデルなど
(4) 技術・研究分野 技術、研究、調査、実験住宅、試作品など
6.応募資格
森林・林業・木材産業関係者、建築・住宅・家具・インテリア産業関係
者、設計士・デザイナー・クリエイター、施設・店舗のオーナー、
小売・流通事業者、メディアなど、木づかいを推進するすべての方が対
象。企業、個人、団体、自治体、学校、研究機関を問いません。
7.応募方法
応募は「ウッドデザイン賞」ウェブサイト内の専用ページ
(http://www.wooddesign.jp/entry )でのエントリーを基本としてい
ます。(専用サイトは9月1日より公開)
8.審査委員会 (★:審査委員長、☆分野長 敬称略 )
〔全般〕
★赤池 学(プロジェクトデザイナー、科学技術ジャーナリスト)
〔建築・空間・建材・部材分野〕
☆隈 研吾 (建築家、東京大学教授)
腰原 幹雄 (東京大学 生産技術研究所 教授)
鈴木 恵千代 (空間デザイナー)
手塚 由比 (建築家)
〔木製品分野〕
☆益田 文和 (プロダクトデザイナー)
高橋 正実 (デザイナー、コンセプター)
三谷 龍二 (木工デザイナー)
山田 遊 (バイヤー)
〔コミュニケーション分野〕
☆日比野 克彦 (アーティスト、東京芸術大学 教授)
戸村 亜紀 (クリエイティブディレクター)
古田 秘馬 (プロジェクトデザイナー)
山崎 亮 (コミュニティデザイナー、東北芸術工科大学 教授)
〔技術・研究分野〕
☆伊香賀 俊治 (慶應義塾大学大学院 教授)
相茶 正彦 (木材・バイオマス利用コンサルタント)
青木 謙治 (東京大学大学院 講師)
恒次 祐子 (森林総合研究所 主任研究員)
■□「ウッドデザイン賞(新・木づかい顕彰)」 創設の背景・趣旨□■
●世界第3位の森林国・日本では、地方の豊かな森林資源を活かした取組が
活性化
我が国は、国土の約7割を森林が占める世界第3位の森林国。そして、
戦後に植栽された多くの森林は今、成熟して収穫期を迎えています。また、
森林の多くは農山村地域にあるため、地方の豊富な森林資源を利用し、森林
の多面的機能の発揮を図りつつ、林業の成長産業化やそれを通じた地方創生
への期待が高まっています。
こうした中、各地で地域の木を活用した施設・住宅等の建設や、新たな木
製品や建材・部材の開発等が進んでいます。また、森林・林業・木材関係者
と建築・家具・インテリア・日用品の作り手、デザイナーやクリエイター、
小売・流通事業者等のバリューチェーンが連携・協働することで、機能性や
快適性が高く、社会性やストーリー性を持った優れた商品・サービス、ビジ
ネスモデルが生まれてきています。同時に、こうした価値を消費者へ伝える
ための新たなコミュニケーションやマーケティング手法も生まれています。
●木づかいのシンボルとなるグット・プラクティスを表彰
林野庁では、2005年から国民運動として「木づかい運動」を展開すると
ともに、その1つとして、国産材の供給や利用拡大に顕著な功績があり、
国産材利用の意義や良さを紹介した事業者等に感謝状を贈呈する「木づか
い運動顕彰」を実施してきました。
これらにより、川上・川中の森林・林業・木材業界や一部の事業者等に
は、国産材利用の機運が高まってきていますが、さらなる国産材利用の裾
野を拡げていくためには、川下の建設・住宅業界や家具・インテリア業界、
流通・小売業界などとの連携や、消費者目線での木の良さや価値を訴求して
いくことが求められています。
こうした背景を踏まえ、このたび、木材を活かして消費者目線の多様な
価値を生み出し、暮らしや社会を豊かにしている“グット・プラクティス”
を集積し、国内外に幅広く発信することを目的とした、新たな顕彰制度
『ウッドデザイン賞(新・木づかい顕彰)』を創設することとしました。
2016年の「伊勢・志摩サミット」、2020年の「東京オリンピック・パラ
リンピック」など、世界からの我が国への注目が高まるなか、ウッドデザ
イン賞を通じて優れた事例を広く知らしめ、日本ならではの人と地球にやさ
しい「木のある豊かな暮らし」を広め、市場の拡大や地球温暖化防止に資す
る健全な森林づくりや農山村の活性化につながることを目指しています。
●暮らしを豊かに、人を健やかに、社会を豊かにするデザインがなされた建築・
空間、製品等が対象
ウッドデザイン賞の表彰部門は、消費者目線での木の良さや価値がデザイ
ンされた製品・取組を評価することとしており、「ライフスタイル・デザイ
ン部門(木を使って暮らしの質を高めているもの)」、「ハートフル・デザ
イン部門(木を使って人の心と身体を健やかにしているもの)」、「ソーシ
ャル・デザイン部門(木を使って地域や社会を活性化しているもの)」の
3部門を設けています。
応募対象分野は、「建築・空間・建材・部材分野」(店舗、施設、住宅、
建材、部材など)「木製品分野」(家具、インテリア、日用品、遊具、文具
など)「コミュニケーション分野」(イベント、PR、ビジネスモデルなど)
「技術・研究」(技術開発、研究開発、試作品など)の4分野で、建築・
空間、製品のみならず活動やビジネスモデル、広報、技術・研究など幅広い
分野を対象としています。
国内外で活躍する隈 研吾氏(建築家)・日比野 克彦氏(アーティス
ト)・益田文和氏(デザイナー)等も参画。日本最大級の環境展示会「エ
コプロダクツ2015」で、最優秀賞等を発表。
審査委員長には地域や技術、空間などのデザインを手掛けるプロジェクト
デザイナーの赤池学氏、審査委員に建築家の隈 研吾氏、プロダクトデザイ
ナーの益田 文和氏、アーティストの日比野 克彦氏、慶應義塾大学大学院教
授の伊香賀 俊治氏ら各分野の第一線で活躍中の方々を迎えます。
応募作品は第一次、第二次審査を経て受賞作品(ウッドデザイン賞)を決
定、その後、最終審査を行い、最優秀賞、優秀賞、奨励賞等の賞を決定しま
す。
最優秀賞等は、日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2015」
(会期:2015年12月10日(木)~12日(土)、会場:東京ビッグサイト)の
メインステージで、10日(木)に発表・表彰を行います。合わせて会期中に
受賞作品の展示や、シンポジウム等も予定しています。
企業情報
企業名 | ウッドデザイン賞運営事務局 |
---|---|
代表者名 | 高橋 義則 |
業種 | その他サービス |
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