10月8日~【ピッキオ】日本で唯一のクマ対策犬「ベアドッグ」タマとナヌック来日

人とクマとの共存を目指すピッキオ(長野県軽井沢/代表:桒田慎也)は、2004年~2013年に活躍した初代ベアドッグ(クマ対策犬)に続き、2代目のベアドッグ、タマとナヌック2頭を導入します。

人とクマとの共存を目指すピッキオ(長野県軽井沢/代表:桒田慎也)は、2004年~2013年に活躍した初代ベアドッグ(クマ対策犬)に続き、2代目のベアドッグ、タマとナヌック2頭を導入します。

 

 

クマを傷つけずに人を守るベアドッグ

ベアドッグは、クマの匂いを察知する特別な訓練を受けた犬で す。人家などに接近しようとするクマを大きな声で吠え立て、森の 奥に追いやること(「追い払い」)ができます。

ピッキオは2004年にアメリカのベアドッグ育成機関Wind River Bear Institute(WRBI)より、アジアで初めてとなるベアドッグを導入。追い払いによって、軽井沢町内でクマの目撃を減らしてきました。

クマを傷つけることなく、人の居住エリアから遠ざけることができ るベアドッグは、人とクマとの共存をめざす軽井沢町とピッキオに おいて、非常に重要な役割を担ってきました。しかし、2013年4 月に初代ベアドッグが病気で急死。約2年、ベアドッグが不在の 状態が続いていました。

 

2頭体制でさらに充実した対策に

初代ベアドッグの急死を受け、多くの企業、団体、個人の方か ら温かいご支援をいただきました。そしてこの度、2代目となるベ アドッグ、「タマ」と「ナヌック」の2頭を迎え入れることになりました。 今後は2頭体制になることで、より迅速で効果的な追い払いが 可能になります。

 

深い絆で結ばれるベアドッグとハンドラー(飼育士兼訓練士)

ベアドッグは誰にでも扱える犬ではなく、専任ハンドラーが1対1の関係を築いて訓練等にあたります。今回導入する 2頭は、それぞれをベテランと新人の2人のハンドラーが担当。今後、深い絆で結ばれるパートナーとなります。

 

【2名のハンドラー紹介】

■タマ&ベテランハンドラー 田中純平

初代ベアドッグのブレット(bullet=弾丸)にちなみ、WRBI 代表のキャリー・ハント氏により、弾(たま)と命名されました。 タマは匂いを嗅ぎ取る能力に優れています。ナヌックとは、 きょうだいのメス犬です(2014年3月26日生まれ)。田中 はブレットのハンドラーを努めたベテランとして、より効果的 な対策の開発に意欲を燃やしています。

■ナヌック&新人ハンドラー 大嶋 元

ナヌックとはイヌイット語でクマを意味します。大嶋は、 学生時代をカナダの北極圏で過ごし、イヌイットの人々と も親交があったため、クマとの共存への思いを込めて名 付けました。ナヌックはオス犬で、きょうだい犬の中でも体格が大きく、 些細なことに動じず、クマに対峙することが できそうです。

 

【お知らせ】

2頭のベアドッグは2015年10月8日深夜に軽井沢にやってきます。 軽井沢の方やご支援をいただいたみなさまへのお披露目として 「タマ&ナヌックふれあい会」を行います。

*『タマ&ナヌックふれあい会』 10月12日11:00~11:30 ピッキオビジターセンター(軽井沢町星野)

 

【ピッキオ】

「森本来の姿を経済的な価値として高く評価できれば、未来に森を残していける」 という理念の下、軽井沢を拠点に、野生動植物の調査およびツキノワグマの保護 管理、自然の不思議を解き明かすエコツアーを行っています。



添付画像・資料

添付画像をまとめてダウンロード

企業情報

企業名 星野リゾート
代表者名 星野佳路
業種 旅行・観光・地域情報

コラム

    星野リゾートの
    関連プレスリリース

    星野リゾートの
    関連プレスリリースをもっと見る

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域