ジョルジュ・バタイユの恋愛論『魔法使いの弟子』を翻訳発行
2015年11月に『魔法使いの弟子』(ジョルジュ・バタイユ著/酒井健訳、景文館書店)を発行します。
同書はフランスの思想家ジョルジュ・バタイユの恋愛論。しかし単に「恋愛をすすめる」エッセイの類ではありません。
分業がすすんだ社会で機能に奉仕し、生き生きとした生を失う実存に、バタイユは断片化されない生を直接経験する「見つめあう恋人たち」を対置する。
政治でも学問でも芸術でもなく、「恋人」を説くバタイユ。
「聖なるもの」を求めて、ミシェル・レリス、ロジェ・カイヨワとともに〈社会学研究会〉をたちあげたバタイユが、結核で死にゆく恋人ロールとの共生のなかで描いた〈恋人たちの真の世界〉。恋人・運命・偶然・共同体・神話……これらの概念を交差させ、失われた実存の総合性への回帰を探る論文。(1938年『新フランス評論』発表)
【書籍情報】
『魔法使いの弟子』
2015年11月15日頃店頭発売
著者:ジョルジュ・バタイユ
訳者:酒井健(さかい・たけし 法政大学文学部教授)
価格:520円(税別)
ISBN: 978-4-907105-05-1
ジャンル:人文・フランス現代思想
発行:景文館書店
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
企業名 | 景文館書店 |
---|---|
代表者名 | 荻野直人 |
業種 | 新聞・出版・放送 |