IoT、M2M 用のメッセージン サーバー Fiorano MQTT をリリース、日本市場への提供を開始
ビジネス インテグレーシン用プラットフォームのパイオニアであるフィオラノ ソフトウェア株式会社は、"モノのインターネット (IoT)" や “M2M (マシン・ツー・マシン)” などのソリューションにおけるデバイス、センサーとのデータ交換を可能とするメッセージング サーバーを本日リリースし、販売を開始しました。
ビジネス インテグレーシン用プラットフォームのパイオニアであるフィオラノ ソフトウェア株式会社 (本社:東京都港区、以下フィオラノ ソフトウェア) は、"モノのインターネット (IoT)" や “M2M (マシン・ツー・マシン)” などのソリューションにおけるデバイス、センサーとのデータ交換を可能とするメッセージング サーバーを本日リリースし、販売を開始しました。
“モノのインターネット (Internet of Things: IoT)” や “M2M (Machine-to-Machine)” のソリューションでは、低帯域な通信や不安定なネットワーク状態でデバイスを稼働させることを強いられることが多々あります。
また、メモリなどのリソースや電源に制約の多いデバイスやセンサーではライトウェイトな通信プロトコルが適しており、MQTT (MQ Telemetry Transport) プロトコルが広く用いられております。
Fiorano MQTT は、デバイス/センサーからのデータをバックエンドの処理プロセスやエンタープライズ アプリケーション、ビッグデータ システムなどへ渡すための MQTT ブローカーあるいは IoT ゲートウェイとして機能するメッセージング サーバーです (アプリケーションからデバイスへのデータ送信ももちろん可能であります)。
M2M ソリューションにおいては、マシン間のハブとして機能し、交換されるデータのメディエーション機能 (データ マッピング、コード変換など) を果たす処理プロセスをデータ交換に介在させることが可能です。
Fiorano MQTT の特筆すべき利点は、メッセージ配信数の性能およびレイテンシーの低さにおいて定評のある既存製品 FioranoMQ (JMS) サーバーの上に構築されている点です。FioranoMQ のメッセージ配信メカニズムをそのまま利用しているため、MQTT メッセージングにおいても業界トップレベルの配信性能を維持しています。
また、JMS ベースの既存アプリケーションがデバイスやセンサーとの間のデータ交換をシームレスに行えるよう、JMS - MQTT 間の自動コンバージョン機能を設けました。これによって、既存 JMS アプリケーションとデバイス/センサー間のデータ交換が可能となり、IoT や M2M の活用範囲を広げることができます。
さらに、フィオラノ ソフトウェアのアプリケーション連携プラットフォームと組み合わせて用いることも可能で、ERP、CRM、SCM ビッグデータなどのエンタープライズ アプリケーションとデバイスとの間のデータ交換も容易に行えます。
Fiorano MQTT は、以下の特徴を有しています。
○ MQTT 3.1.1 に完全準拠
○ QoS (Quality of Service)
QoS0、QoS1、QoS2 の全レベルのサービス品質をサポートしています。
○ 耐障害性
Last Will and Testament (LWT)、Retained Message、Durable Subscriber (継続サブスクライバ) の MQTT 仕様の耐障害性機能に加えて、FioranoMQ 固有の HA (高可用性) の自動フェイルオーバー機能、クライアント サイドの永続化機能など障害発生時のメッセージ損失をより完全に防ぐ機能を備えています。
○ 大規模なデバイス/センサー接続数
数千単位のデバイス/センサーが Fiorano MQTT に同時接続し、メッセージの送受信が行えるスケーラビリティを備えています。
○ MQTT - JMS コンバージョン
デバイスやセンサーからパブリッシュされた MQTT メッセージを JMS メッセージに自動変換します。
この機能によって既存の JMS サブスクライバがデバイスからの情報を取得することが可能となります。
逆方向の JMS ベースのアプリケーションからのデータを MQTT ベースのデバイスに配信することも可能です。
フィオラノ ソフトウェア株式会社は、Fiorano MQTT の優位性を日本市場においても広めることに努め、本年度 20 ユーザーへの導入を目標としています。
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■ 参考資料 (弊社 Web サイト)
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Fiorano MQTT の詳細については、下記の Web サイトをご参照ください。
・Fiorano MQTT の概要
・仕様詳細
・ユースケース
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■フィオラノ ソフトウェア株式会社について
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フィオラノ ソフトウェア株式会社は、Fiorano Softwareグループの一員として、日本市場における製品販売および顧客サポートをパートナー企業と共に行っています。
Fiorano Softwareグループは、ビジネス プロセス インテグレーションおよびメッセージング技術で市場をリードしている企業グループです。Fiorano Softwareのソリューションは、インターオペラビリティ、パフォーマンス、スケーラビリティ、ROIなどの面で新たなパラダイムをもたらしています。ボーイング、ブリティッシュテレコム、NASA、POSCO、シュルンベジェ、ロッキードマーチン、合衆国沿岸警備隊、ボーダフォンなどの世界的なリーダー企業でFioranoの技術が採用されており、企業のバックボーン・システムとして稼働しております。
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企業情報
企業名 | フィオラノ ソフトウェア 株式会社 |
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代表者名 | 青島 茂 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
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