NPOとブランディアがコラボしたチャリティフリーマーケット「フリマde教育支援」スタート！

◆NPO法人維新隊ユネスコクラブ（理事長：濱松敏廣、以下「維新隊ユネスコ」http://ishintai.org/）が運営する、ひとり親家庭の小中学生のための無料塾『ステップアップ塾』（http://stepup-unesco.com/）は、株式会社デファクトスタンダード（代表取締役社長：尾嶋崇遠）が運営する「ブランディア」（http://brandear.jp/）の協力を得て「フリマde教育支援」を開始し、国内の教育格差問題に向き合う『ステップアップ塾』の運営を支え、国内の貧困状態にある子どもたちの学びのためのチャリティフリーマーケットを実施します。

【概要と背景】

（公社）日本ユネスコ協会連盟（会長：松田昌士、以下「日ユ協連」　http://www.unesco.or.jp/）は、1989年5月より発展途上国の教育支援「世界寺子屋運動」を行ってきました。発展途上国において絶対的貧困状態にある人々に対し識字率の向上や読み書き計算の基礎教育を行うことで就業につなげ、貧困の連鎖を断ち切ることを目的としています。

「ココロの創造学校」を活動のテーマに掲げ、身近なソーシャルアクションを提唱する維新隊ユネスコは、貧困は決して海外だけの問題ではなく日本国内にもあることに着目し、多くの子どもたちが相対的貧困状態にあるという現代社会の現実に向き合い、少子高齢化社会の中で一人でも多く社会で活躍できる子どもが育つ環境を目指して「教育格差にココロで向き合う無料塾『ステップアップ塾』」を2014年4月より開始しました。開塾以来、日本の将来を担う子どもたちのために、個人の方からの寄付金や給食用の食材の提供、教材印刷の提供などを受けてきました。

この度、教育支援を関心のある方の間で留めることなく、一般市民にとって更に身近に関われる活動にするため、「フリマde教育支援」を開始し、売上金の一部もしくは全額を『ステップアップ塾』の運営費に寄付します。多くの人にとって身近なショッピングを通じて教育支援に関わる機会を定着させることで、大人全体で子育てする社会へと変えて行きたいと考えています。

【「ステップアップ塾」とは？】

6人に1人の子どもが相対的貧困状態にある現代の日本社会で、特に深刻な状況にあるのが「ひとり親家庭」の子どもたちです。ひとり親家庭においては、親の就労の有無に関わらず、約半数が相対的貧困状態にあり、これはOECDに加盟している30の先進国の中でも最悪の水準です。日本の義務教育の中では、同じ年齢の子どもが同じレベルの学力を持つことを前提として進められているため、貧困状態にある家庭の子どもが勉強についていけず塾で補うことができなくてもそのままになってしまうこと、学級崩壊で授業がまともに受けられなくても次の勉強（学年）に進まざるを得ないこと、親が外国人のひとり親で勉強が教えられなくてもフォローができないこと、更に、家庭の貧困を自己責任とする考え方が依然として根強く、貧困状態にある家庭そのものが孤立しがちであることなど、子どもの貧困と教育格差の問題は決して単純な問題ではありません。「ステップアップ塾」では、ひとり親家庭の子どもたちを学習面、食事面、精神面で支え、平等な学びの機会を提供することで、貧困の連鎖を断ち切る取り組みを行っています。

これまで、こうした子どもの貧困の問題に関心のある個人の有志の方からの寄付金によって運営を行ってきましたが、この度「フリマde教育支援」を通じて「ブランディア」に協力をいただき、多くの方にとって手軽なショッピングを通じて子どもの貧困と教育格差の問題に関わってもらうことを目指しています。

【「ステップアップ塾」寄付金の使途詳細について】

・教室となる会場のレンタル費

・生徒及びボランティア講師の給食費

・教室備品（文房具等）の消耗品費

・ボランティア講師の交通費

【「フリマde教育支援」イベント】詳細について】

会場：シモキタテラス駐車場（東京都世田谷区北沢2-34-3　クリスタルベスルビル裏）

開催日時：2015年12月5日(土)、12(土)、19(土)、全日程11：00～17：00

協賛：「ブランディア」（株式会社デファクトスタンダード）

主催：NPO法人維新隊ユネスコクラブ

協力：株式会社ヒロセ企画、株式会社POD、富士ゼロックス首都圏株式会社、フェニックスカフェ、山元学校

特別協力：株式会社Personal Marketing

◆NPO法人維新隊ユネスコクラブ（旧NPO法人環境維新隊東京ユネスコクラブ）

http://ishintai.org/

◆教育格差にココロで向き合う無料塾「ステップアップ塾」

http://stepup-unesco.com/