フリースタイル天望ツール「AP」 JIDAデザインミュージアムセレクションVol.17選定商品に従来の概念を一新する天体望遠鏡と評価

精密機器

総合光学機器メーカー、株式会社ビクセン（本社：埼玉県所沢市、代表取締役：新妻和重）の天体望遠鏡“フリースタイル天望ツール”APシリーズの赤道儀「APマウント」が、社団法人日本インダストリアルデザイナー協会による、「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.17」選定商品となりました。「大変美しく仕上げられた、従来の概念を一新する赤道儀」と評価されました。

【審査員の評価】

コンパクトな赤道儀で各ドライブユニットがモジュール化されており、使用目的によって手動、一軸駆動、二軸駆動の３段階で組み立てられる。入門機的な位置付けではあるが組み合わせにより経緯台方式やポータブル赤道儀として旅先でも利用できる。何より円柱をテーマに大変美しく仕上げられており、従来の概念を一新する赤道儀である。

（日本インダストリアルデザイナー協会　理事　上田幸和氏）

【受賞製品】

APシリーズは、天体望遠鏡の鏡筒やカメラを搭載して、観察・撮影するための架台システムです。各機能を分割・組み換え可能なモジュール構造とすることで、ユーザーの使用目的に応じて自在にカスタマイズすることが可能です。また、アルミダイキャストを採用することで、軽量化、コンパクト化に成功、星空観察に適した郊外への持ち運びも便利になりました。操作性の面では、鏡筒を手で持って見たい方向に向ければその位置で固定されるフリーストップ方式を採用、ストレスなく手軽に扱うことが可能です。「大きく重い、設置や操作が面倒」という従来の架台のマイナス面を排し、初心者からベテランまで幅広く、末永く使える天体観望ツールです。

天体望遠鏡「AP」シリーズ　/赤道儀「APマウント」

【JIDAデザインミュージアムセレクションとは】

JIDAデザインミュージアムセレクションとは、インダストリアルデザインの振興と発展を目ざして、

社団法人日本インダストリアルデザイナー協会／JIDAが独自の視点に基づいて優れた製品を選定し、

広く一般に向けてその成果を発表、展示、記録、収蔵するミュージアム活動です。

社団法人日本インダストリアルデザイナー協会／JIDA

1952年に創立された、インダストリアルデザイナーの唯一の全国組織です。日本のデザイン界と産業や社会、文化の発展のため、積極的に活動を展開されています。

Webページ　http://www.jida.or.jp

＜WEBサイト＞

Vixen WEBサイト

http://www.vixen.co.jp

JIDAデザインミュージアムセレクション vol.17　2015年WEBサイト