NHNテコラスとユニゾンシステムズ、クラウドと高速ファイル転送技術を活用した、『医療機関向け動画・画像共用ソリューション』で協業、本日より販売開始

医療連携を見据えた機密性の高いデータの安全かつ高速な転送・共有を実現。医用動画プレビューシステムの開発をアジア遠隔医療開発センターが協力

NHNテコラス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:稲積 憲、以下 NHNテコラス)と株式会社ユニゾンシステムズ(本社:福岡県福岡 市、代表取締役社長:今村 勉也、以下 ユニゾンシステムズ)は、このたび『医療機関向け動画・画像共用ソリューション』の開発で協業し、本日より本ソ リューションの販売を開始しましたのでお知らせします。

なお、本ソリューションに用いられる「医用動画プレビューシステム」はアジア遠隔医療開発センターの協力を得てユニゾンシステムズが開発。NHNテコラスが通信ならびにクラウド連携システムの基盤構築、プラットフォーム運営等を担当します。

 

【開発の背景】

高齢化社会の進展により地域における医療提供体制を 確保する目的から、ICTを活用し医療資源を有効に活用しようとするソリューションへ の関心は年々高まっています。厚生労働省が昨年8月に通達した「情報通信機器を用いた診療(いわゆる「遠隔診療」)について」(※1)では、情報通信機器 の開発・普及の状況を踏まえた遠隔診療の取扱いについての明確化がなされるなど、医療連携、遠隔診療の普及に大きな期待が集まっています。

NHN テコラスとユニゾンシステムズは、これらの社会的なニーズを背景に医療現場で最も需要の多い(※2)「画像情報の共有」に注目。ユ ニゾンシステムズがアジア遠隔医療開発センターと連携して開発した「医用動画プレビューシステム」を核とし、通信環境と管理基盤の運用を含めた一体型のソ リューションとしてこのたび提供を開始しました。本ソリューションをご利用いただくことで、機密性の高い医用動画・画像などの大容量データを、高速かつ安 全に転送・共有でき、医療機関同士でスムーズな連携が可能になります。

 

本ソリューションの提供開始にともない、アジア遠隔医療開発センター長(前任)清水周次教授は、次のようにコメントしています。

アジア遠隔医療開発センター長(前任)清水周次教授のコメント:

「ア ジア遠隔医療開発センターでは、テレビ会議システムを使用した遠隔医療教育を推進しています。高解像度が求められる医療用動画の転送 は以前より研究開発が進められておりますが、これらのシステムを用いた動画資料の共有においては、再生・停止等の操作や動画への指示は通常発表者しかでき ず、遠隔からの参加者との双方向のコミュニケーションの障害となっていました。このたび当センターが開発に協力した『医療機関向け動画・画像共用ソリュー ション』は、ウェブブラウザーを利用したシステムのため、参加者は新たな設備を導入する必要がなくPCやタブレット上で容易に動画資料を共有し、停止や指 示などの操作を含め共有することができます。本ソリューションが医療の質向上に役立つことに大きな期待を寄せています。」

 

【本ソリューションの特長】

ファイル・映像データ管理・セキュリティ

・プレビュー機能:ユニゾンシステムズがアジア遠隔医療開発センターと連携して開発した医用動画プレビューシステム

・データ視聴管理:視聴可能期限、制限の設定が可能

・アクセスコントロール:フォルダごと、サーバーごとに特権ユーザーの設定が可能

・アクセスコントロール:外部(専門医等)からのアクセスも想定したユーザー管理が可能

・ログ管理:本プラットフォームを利用するユーザーの閲覧履歴、ログ管理が可能

・電子透かし:データ漏えい時において流出元の特定を可能にする仕組みを実装

・パスワード設定:ワンタイムパスワード、任意のURLを発行

・暗号化:伝送路の暗号化

高速ファイル転送・閉域網

・UDPベースの独自プロトコルを用いた高速ファイル転送により、通信回線の帯域を無駄なく活用

FTPと比較して数倍から数十倍の速度を実現

※例:10GB(4K 高精細映像/15分)の転送時間:約5分(300Mbps 帯域利用時)

・通信網を含むプラットフォームを提供するため、要件に応じてインターネットを介さない地域IP網や学術情報ネットワークSINET5などの閉域網、専用線でのご利用も可能

※詳細は次のサイトでご確認ください。

URL:https://datahotel.jp/solution/medical/

 

【本ソリューションの活用例】

・医療機関間での医療データ(医用動画・医用画像等)の転送・共有

・医療データの共有による遠隔医療の支援

・カンファレンス、学会資料、教育・研修等での活用 など

 

【共同開発における両社の担当領域】

NHNテコラス:通信/クラウド連携システム基盤構築・運営管理、プラットフォーム運営

ユニゾンシステムズ社:高速ファイル転送・ファイル共有/プレビューソフトウェア開発

 

【販売価格・販売目標】

製品名:医療機関向け動画・画像共用ソリューション

販売価格(税抜):初期費用:100万円、月額利用料:20万円〜(10アカウント利用料含む)

販売目標:2016年内に30医療機関への導入を目標としています。

 

■NHNテコラス株式会社について

所在地:東京都新宿区新宿6−27−30 新宿イーストサイドスクエア13階

代表取締役社長:稲積 憲

設立:2007年4月

事業内容:ITインフラソリューション事業・セキュリティ事業・EC支援事業・広告事業

https://nhn-techorus.com/

 

■株式会社ユニゾンシステムズについて

所在地:福岡市中央区荒戸2丁目1−5 大濠公園ビル3F

代表取締役社長:今村 勉也

設立:1991年11月

事業内容:オリジナルパッケージ商品開発販売、ソフトウェア開発

http://www.unixon.co.jp/index.html

※1 出典:厚生労働省「情報通信機器を用いた診療(いわゆる「遠隔診療」)について」

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000094452.pdf

※2 出典:「ITを利用した全国地域医療連携の概況 2013年度版」(2014年7月日本医師会総合政策研究機構)

http://www.jmari.med.or.jp/research/research/wr_552.html

※記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。



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企業情報

企業名 株式会社ユニゾンシステムズ
代表者名 広報室
業種 コンピュータ・通信機器

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