「感謝の気持ちと謙虚な姿勢」を忘れずに 全社員から集めた「ありがとう」エピソード　優秀賞を漫画にして掲載

病院・介護福祉施設での給食サービスのリーディングカンパニーである日清医療食品株式会社（本社：東京都千代田区、社長：安道光二　以下「日清医療食品」）は、2014年4月から全社員約4万3千人を対象に、年2回ありがとうのエピソードを集める、『ありがとうの「心」運動』を実施しています。

このありがとうの「心」運動は、社是である「心」と、ワタキューグループ　基本方針にある「感謝の気持ちと謙虚な姿勢」を忘れないことを意識するとともに、日々頑張って働いている社員の皆様に何かスポットライトがあたるような表彰制度を設けたいと安道社長の依頼の元、2014年4月から実施している運動になります。

このありがとうの「心」運動は継続するにあたり、都度テーマを決め、社員間で話し合いながらとびっきりの「ありがとう」のエピソードを応募することで、今まで知ることができなかった社員の一面や、食事サービスを通じての感動を共有することが可能となりました。

今回、第3回ありがとうの「心」運動（期間：実施時期　2015年4月～7月　応募数：220数）で優秀賞受賞した内容を漫画化し、広く食事サービスの重要性や感動を伝えることによって、少しでも食事サービスの重要性を知ってもらうことを目的に漫画化し、HPに掲載をいたしました。

掲載アドレス：http://www.nifs.co.jp/csr/eco-com/thanks_ep001_01

【受賞作品の内容】

４月下旬、所長さまより次のような依頼がありました。

利用者さまが末期がんの宣告を受け、家族が「食べたいものは何か？」とたずねたところ「デイサービスで食べたチキンカレーの味がわすれられない」と答えたそうです。

家族は何度も作りましたが「この味」とまでいかず、所長を通じ当社の栄養士に連絡が入り、利用者さまが来られる最後の日の食事をチキンカレーに変更しました。

利用者さまは「やっぱりこの味！！ ありがとう！！」と涙を流されたそうです。

この時の食事は召し上がる方にとって忘れることのできない一食になり、私の人生の中でも忘れることのできないチキンカレーになりました。

今回の報告は、私どもの胸の詰まる思い出をいただきました。最期まで利用者さまにお会いすることはありませんでしたが、私たちのほうこそ「ありがとうございました」という気持ちになりました。