マレーシアにおける政治的スキャンダルとアカウンタビリティ-1MDBスキャンダルとその政治的影響【無料・登録不要】日本マレーシア学会(JAMS)関東地区研究会
日本マレーシア学会(JAMS)関東地区研究会/日時:2016年7月16日(土)14時~17時/場所:立教大学池袋キャンパス5号館5203教室/マレーシアにおける政治的スキャンダルとアカウンタビリティ-1MDBスキャンダルとその政治的影響/発表者:伊賀 司(京都大学東南アジア研究所/日本学術振興会特別研究員)/コメント:金子 芳樹(獨協大学外国語学部)
日本マレーシア学会(JAMS)関東地区研究会のおしらせ(2016.7.16)
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日時:2016年7月16日(土)14時~17時
場所:立教大学池袋キャンパス5号館5203教室
タイトル:マレーシアにおける政治的スキャンダルとアカウンタビリティ -1MDBスキャンダルとその政治的影響
発表者:伊賀 司(京都大学東南アジア研究所/日本学術振興会特別研究員)
コメント:金子 芳樹(獨協大学外国語学部)
概要:2013年総選挙後のマレーシア政治は大きな変化を経験している。中でも、この1年余りの変化は非常に大きい。マハティール元首相によるナジブ政権批判の本格化、ムヒディン副首相やムクリス・クダ州首相などの解任と与党からの追放、メディア統制の強化、ブルシ運動による4度目の街頭デモ、野党連合の崩壊と組換え、シャリーア刑法をめぐる動き、抑圧的で首相権力の拡大をもたらす法律の制定など、この1年余りの間の変化は急激である。
こうしたマレーシア政治の激変をもたらした最大の要因の1つはナジブ首相とその周辺に持ち上がっている数々の政治的スキャンダルである。中でも国営投資企業のワンマレーシア・デベロップメント社(1Malaysia Development Berhad: 1MDB)をめぐる政治的スキャンダル(1MDBスキャンダル)はマレーシアの国内政治に大きな変化をもたらしただけでなく、経済や国際的な地位にも大きな影響を与えている。
本報告では、この1年余りの間に拡大して現在でもマレーシア政治を大きく揺さぶっている1MDBスキャンダルの展開を簡単に振り返るとともに、その政治的な影響について考察する。その際には、近年の政治学におけるアカウンタビリティ論の成果を援用しつつ、①国内権力構造、②メディアと市民社会、③スキャンダルのグローバル化、の3点に注目しながら議論を深めたい。
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次回以降
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日時:2016年8月27日(土)14時~17時
場所:立教大学池袋キャンパス モリス館1201教室
タイトル:脱植民地化期シンガポールのイスラム法制論争
発表者:光成 歩(公益財団法人宗教情報リサーチセンター)
コメント:堀井 聡江(桜美林大学リベラルアーツ学群)
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日時:2016年9月17日(土)14時~17時
場所:立教大学池袋キャンパス5号館5203教室
Title: Islamic Tourism and Halal Tourism Market in Malaysia
Speaker: Prof. Dr. Ahmad Puad Mat Som (Faculty of Applied Social Sciences, Universiti Sultan Zainal Abidin, Terengganu, Malaysia)
Comment: Dr. Yasuhiro FUKUSHIMA (TUFS, Rikkyo)
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2016年10月22日(土)マレーシア華人錫採掘の歴史:採掘中心地と集積港ペナン、シンガポール(東條 哲郎)
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企業情報
企業名 | 立教大学観光学部舛谷研究室 |
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代表者名 | 舛谷鋭 |
業種 | 教育 |
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