ベトナム人若者の仕事観についての調査〜平均勤務年数は2.7年、69%が「機会があれば転職したい」
ベトナムの消費者リサーチサービス「Q&Me」を運営する株式会社Asia Plus(本社:世田谷区玉川、代表取締役:黒川賢吾)は、22歳から29歳のホーチミン・ハノイ在住のベトナム人会社員を対象に「ベトナム人の仕事観徹底調査」を実施しました。彼らの就職観、転職観から副業、仕事感、常時像に至るまでを1149名に調査したものです。
トピックス
■会社を選ぶときに重要視するのは「給与」「福利厚生」「昇進機会」
■約7割がチャンスがあれば転職したい
■理想の上司は「よく意見を聞いてくれる」上司、嫌いな上司は「感情的」
■日本企業のイメージは「高品質」「良好経営」
■会社を選ぶときに重要視するのは「給与」「福利厚生」「昇進機会」
会社選びの際に最重要視する点は、「給与(37%)」「福利厚生(14%)」「昇進機会(13%)」の順となり、日本で上位に来る事の多い「自身のスキルを生かせるか(3%)」「仕事の面白さ(7%)」などの項目と比べても圧倒的に「給与」の占める割合が高く、仕事内容よりもお金を最重要視するベトナム人の意識が浮き彫りになった形となりました。
■約7割がチャンスがあれば転職したい
転職意識については、22%の「現在転職先を探している」、47%の「良い機会があれば転職したい」をあわせて、69%が転職を検討していることが明らかになりました。職歴に数年の20代若者への調査でしたが、平均で2.7回の転職を実施しており、転職について意識・実質ともに活発な現状となっています。
■理想の上司は「よく意見を聞いてくれる」上司、嫌いな上司は「感情的」
理想の上司のイメージとしては、「社員の意見を聞く(74%)」「責任感がある(55%)」などが上位を占める一方で、「感情的(39%)」「社員の意見を聞かない(28%)」などの上司を嫌う傾向にあることがわかりました。また全体では、約53%が上司に「とても満足」「満足」、10%が「とても不満」「不満」と回答しています。
■日本企業のイメージは「高品質」「良好経営」
日本企業のイメージとしては、「高品質(25%)」「経営が良好(19%)」を挙げる人が多く、44%が「働きたくない」を選択した中国企業や、44%が「保守的」を選んだベトナム企業と比較しても好印象を抱かれている結果となりました。一方で、「革新性」「昇進スピード」などの面では欧米企業よりも評価は低く留まりました。
調査概要
2016年7月実施
調査方法:インターネット調査
調査対象:ホーチミン・ハノイ在住の22歳〜29歳の会社員1149名
株式会社Asia Plusについて
株式会社Asia Plus(http://www.asia-plus.net/)は日本とベトナムに拠点をもち、ベトナムにおける「マーケットリサーチ事業」「マーケティングコンサルティング事業」を行っています。
株式会社 Asia Plus (英文名 Asia Plus Inc.)
〒158-0094 東京都世田谷区玉川4-4-1
代表取締役/CEO 黒川賢吾
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企業情報
企業名 | 株式会社Asia Plus |
---|---|
代表者名 | 黒川賢吾 |
業種 | ネットサービス |
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