ホテル業界初のゼロ・エミッション達成と4年以上の継続により 「循環社会功労者表彰」を受賞
国内外でリゾート運営を行う星野リゾート(長野県軽井沢町 代表 星野佳路)の軽井沢事業所(※1)は、2016年10月20日(木)、ホテル業界初のゼロ・エミッション達成と4年以上の継続が評価され、環境省から「平成28年度循環型社会推進功労者環境大臣表彰」を受賞いたしました。(※1 星のや軽井沢・軽井沢ホテルブレストンコート・星野温泉 トンボの湯・村民食堂・ピッキオの計5施設)
ホテル業界初のゼロ・エミッション達成と継続
軽井沢事業所では、ゼロ・エミッション(運営によって生じる廃棄物の単純焼却・埋立てごみゼロ=リサイクル率100%)の達成のため、1999年に「ゼロ委員会」を立ち上げ活動を始めました。その活動の結果、多品種の廃棄物が日々排出されるホテルでは難しいとされてきたゼロ・エミッションを、2011年11月に達成いたしました。
その後、2016年10月現在も廃棄物の29種分別、宴会料理の当日選択制、生ごみの全量堆肥化などでゼロ・エミッションを維持しています。この継続的な活動を評価され、同賞を受賞いたしました(同賞を受賞したのは、当社を含め19団体)。
参考:循環型社会推進功労者環境大臣表彰(略称:循環社会功労者表彰) http://3r-forum.jp/env_minister.html
軽井沢事業所のゼロ・エミッション取り組み概要
1.全従業員を巻き込み「ゼロ・エミッション」を推進
ゼロ委員会は、全部署から選出された「ゼロ委員」から成り立ち、事業所全体を巻き込みプロジェクトを推進しています。ゼロ・エミッションに必須である正確な分別が間違いなく行われているかを確認する「資源ステーションチェック」は、ゼロ委員が先導し、全部署から募ったメンバーで定期的に行います。
2.顧客満足と廃棄物の削減を両立するサービスの推進
食べ残しによる食品廃棄を削減するため、披露宴参列者が着席してからメニューを選べるプランを導入しました。好みのメニューを選べることで顧客満足度が向上し、同時に生ゴミ16%が削減されました。排出された生ゴミは、近隣の牧場へ運び全て堆肥化し、農場で使用されます。
この他、星のや軽井沢は自家水力発電と地中熱利用設備を導入しており、使用するエネルギーの約72%を自給しています。これにより、二酸化炭素を始めとする地球温暖化ガスの排出を大きく削減できています。今後は、星のや軽井沢を始めとする軽井沢事業所が、星野リゾート全施設の環境に配慮した取り組みを牽引して参ります。
星野リゾート
ラグジュアリーブランド「星のや」、温泉旅館ブランド「界」、リゾートホテル「リゾナーレ」の3つのブランドを中心に、国内外で36施設を運営する。
【所在地】長野県北佐久郡軽井沢町星野
【代表】星野佳路
【資本金】1000万円
【設立】1951年
【従業員数】2069名(2015年11月現在)
【公式サイト】http://www.hoshinoresort.com
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企業情報
企業名 | 星野リゾート |
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代表者名 | 星野佳路 |
業種 | 旅行・観光・地域情報 |
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