2016年12月1日　夜の中庭を幻想的に照らす灯籠道（とうろうどう）誕生【星野リゾート　界鬼怒川】

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栃木県・鬼怒川渓流沿いに位置する「星野リゾート　界鬼怒川」の中庭に面した回廊が、2016年12月1日より栃木の工芸品である益子焼と黒羽藍染でできた灯籠が照らす通路「灯籠道（とうろうどう）」としてリニューアルします。日中だけでは無く、夜の散策も楽しむことができるスペースとして生まれ変わります。

とちぎ民芸のコラボレーション、益子焼と黒羽藍染の「灯籠道」誕生

今冬、大浴場へと続く回廊に益子焼と黒羽藍染（くろばねあいぞめ）でできた21基の灯籠が並び、夜の中庭を暖かく照らす灯籠道が誕生します。灯籠は栃木を代表する民藝「益子焼」「黒羽藍染」の2人の職人が手がけた界鬼怒川オリジナルのもの。灯籠の本体部分は伝統的な益子焼を作り続ける陶芸家、萩原芳典氏の作品。柿のような茶や黒、白など益子焼の伝統的な釉薬使いが特徴的です。釉薬を施した益子焼は防水機能に優れ、古くから屋根瓦や水瓶、土鍋などにも使用されてきました。明かりを通す透かし部分には伝統的手法を守りながらも、スニーカーやアクセサリーなど、現代の暮らしに合う黒羽藍染作品を創り続ける小沼雄大氏によるもの。藍には元々、防虫効果があり、灯籠に取り入れることで、虫よけの役割も果たします。他には無い、とちぎ民藝のコラボレーションが照らす幻想的な灯籠道での散策をお楽しみください。

（写真上：益子焼陶芸家　萩原芳典氏・写真下：黒羽藍染職人　小沼雄大氏）

■期間：2016年12月1日～通年

■時間：日没～23:00まで点灯