測量業界初！「電子地図で検索」専門業者選びのガイドマップ【測ナビ！】10月15日スタートです。

　【測ナビ！】は、測量設計や登記業務の受発注者間をつなぐマッチングサイトで、今秋10月15日よりサービスを開始する。現在は、システム概要を紹介するプレサイト（http://soku-navi.com)を公開中で、サイト機能の概要を紹介するとともに、業務の受け手となる測量業者や土地家屋調査士事務所を1500社を目標に募集している。
　【測ナビ！】は、顧客と、その業務に最も適した請負業者とを結ぶサイト。顧客は、事前に会員登録された業者を、電子地図上で、エリアや業務内容などの要件から自由に発注先候補として検索でき、個々の業者のプロフィールを入手できるほか、それらの候補業者を一括指名して「あい見積もり」を取ることができるなど、発注者にとり使い勝手のよい便利な機能を有している。
　受注側の登録業者にとっても【測ナビ！】のメリットは大きい。測量設計・登記業務は、現場作業を伴う労働力集約型で、かつ地域密着型に分類される。したがって、現場までの移動距離（時間）の二乗に反比例して、サービス効用と収益性がともに逓減する性質を持つ。【測ナビ！】は、地元業者に関する情報と選択肢を提供することで、地域特性を熟知し、移動の面でも有利な地元受注を促進する効果をもたらす。
　【測ナビ！】では、全国約4万の測量事業者の内インターネットの活用に前向きな割合を10%と想定し、今後5年間で4,000社の取り込み（会員業者登録）を目指す。
　国家資格が必要な測量業（関係業種の設計業や土地家屋調査士業を含む）は、不動産業の関係者を除けば、発注側にとって馴染みの薄い業種であり、事前調査しようにも入手できる情報量自体が少ない現状にある。その結果、受発注に至るまでの道筋に柔軟性を欠くこととなり、無理・無駄の介在を許す環境をつくっている。つまり、業者選択のための情報も、逆に業者にとって最寄の業務案件の情報も、質量ともに少ない硬直的な市場に問題の本質があると結論できる。
　【測ナビ！】の普及で需給に関する情報の流通が進めば、潜在的な不合理・不経済は排除され、地産地消に通ずる「地元受注の促進」につながる。費用対効果の面で受発注者双方にプラスの経済効果が生まれるだけでなく、無駄な物流（移動）の削減による「環境保全」効果も期待できる。
　サイト利用料だが、発注者側は原則として無料。一方、業者側の会員登録は、無料と有料の選択が可能。有料会員は、自社PR用のマイページ広告機能やエントリー案件への自主応札が可能な機能などサイト内の全機能をフルに利用でき、初回登録料3万円と月会費は7,700円の負担となる。そのほか、サイト内の一括見積もり取得ツール「オンラインあいみつ」を利用して業務受注に至った場合、成約手数料が発生する。有料会員・無料会員ともに、固定費2万5,000円プラス総額の7%を、受注業者が【測ナビ！】事務局へ後納する仕組み。
　9月末まで会員業者の先行登録キャンペーン実施中。入会金（初回登録料）・月会費ともに無料で、12月末まで有料会員としてサイト機能を試用できる。登録はプレサイトから直接可能。
　お問い合わせは、042-730-7930　メールは、info@svb.co.jp まで。