【星のや富士】自然のなかで葡萄の恵みを感じる秋の森のグランピングリトリート「グレープフルステイ」開催

旅行・観光・地域情報

日本初のグランピングリゾート「星のや富士」では、2017年8月26日、9月2日、9月9日、9月23日、9月30日の計5回、2泊3日の滞在プログラム「グレープフルステイ」を提供します。当プログラムでは、葡萄農園でお客様ご自身で葡萄を収穫し、星のや富士の森でおこなう「葡萄のフットスパ」や、石窯で焼き上げる「葡萄のオープンサンドづくり」など、さまざまな方法で葡萄の『実・葉・枝・種』を丸ごと楽しむことができます。

開発の背景

星のや富士では春夏秋冬それぞれの季節の特色を生かし、「グランピングリトリート」プログラムを開発しています。そこで秋は、この季節に旬を迎える葡萄を、ただ美味しく食べるだけでなく、さまざまな方法でリトリートに役立てることに目をつけました。フルーツ王国山梨では、年間の日照時間が長いこと、日中と夜間の気温の差がはっきりしていることから、質の良い多品種の葡萄が栽培されています。葡萄は「畑のミルク」と例えられるほど、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールなどの栄養が豊富です。今回は、産地だからこそ手に入る葡萄の様々な部分を活用し、自然の中で身体を動かしながら、葡萄の恵みを楽しむ提案をしたいという思いから、本プログラムの開発にいたりました。

葡萄の収穫体験

当プログラムでは、初めに星のや富士から車で約30分の葡萄農園「葡萄専心（山梨県・笛吹市）」で収穫体験を行います。葡萄専心は、枝の間隔や水分補給の方法など育て方の細部にまでこだわり、質の高い葡萄を栽培しています。また、年間を通して約14種類の葡萄を栽培しています。これらの葡萄は、食材にこだわる全国のパティシエにより使用されたり、百貨店などの果物専門店に卸されていることからも分かるように、高く評価されています。通常、葡萄専心では収穫体験を実施していませんが、今回は本プログラムのために特別に開催が実現しました。その時期に農園で育てる全種類を試食できるだけでなく、お好みの葡萄を1人3房持ち帰ることができます。さらに、葡萄を収穫するだけでなく、主人から葡萄の育て方や品種による味の違いを詳しく聞くことで、葡萄についての知識を得るなど楽しみ方も様々です。

森の中で行うフットバス&トリートメント

収穫体験後の午後は、星のや富士にある森へ戻り、収穫体験から持ち帰った葡萄の葉や枝を使ったフットバスを行います。フットバスで足から身体を温めた後には、葡萄の種子から採取された「グレープシードオイル」を使って、フットトリートメントを行います。グレープシードオイルは、お肌の保湿を助けるといわれおり、体験を通して葡萄の恵みを感じることができます。さらに、グランピング体験として、フットバスに使用する水は、星のや富士のスタッフと一緒に、お客様ご自身で薪を割り、割った薪を使用して火をおこし、温めます。

石窯で焼き上げる葡萄のオープンサンド

ご自身で摘んだ葡萄は翌朝、星のや富士スタッフのサポートのもとで作る「葡萄のオープンサンドの朝食」の材料として使用します。焼き上げるための石窯は、富士山溶岩でできているため、遠赤外線で表面の温度が短時間で高くなり、水分が蒸発することで、焼き色が早くつきます。その伝導熱でゆっくり内部まで火が通り、水分が保たれて、しっとりジューシーな仕上がりとなります。さらに、葡萄は高温に加熱することで、生で食べるより、いっそう甘みが増します。オープンサンドを石窯で焼き上げ、クリームチーズやハーブを自由にトッピングして完成です。料理する場所は、木々に囲まれた星のや富士のクラウドテラスにある食事スペース「クラウドキッチン」です。

今後の展開

星のや富士が位置する山梨県は、季節ごとに異なる自然の姿を見ることができる場所です。当リゾートでは、グランピングリゾートとして、今後も四季に寄り添い、その季節ならではの森の過ごし方を提案することで、日常生活でのストレスや不調をサポートすることを目指します。また、地元の特産品や文化の魅力を発見し、活かしていくことも使命として考えています。今後も当リゾートでは、地元の魅力を紹介すると共に、広大な自然環境の中で、多忙な日常からリトリートできる方法を提案していきます。