2007年度下期情報セキュリティマネジメントシステム審査登録機関協議会（JISR）総会の開催及び協議会名称の変更

PRESS RELEASE
2007年10月31日
報道機関　各位

2007年度下期情報セキュリティマネジメントシステム審査登録機関協議会（JISR）総会の開催及び協議会名称の変更

10月30日、ISO/IEC 27001（情報セキュリティマネジメントシステム；ISMS）、ISO/IEC 20000（情報技術サービスマネジメントシステム；ITSMS）等のマネジメントシステム認証機関の業界団体である「情報セキュリティマネジメントシステム審査登録機関協議会［英文呼称：Japan Association of ISMS Registration Bodies、略称；ＪＩＳＲ、代表幹事；西谷徳治（日本検査キューエイ株式会社　代表取締役社長）］」の2007年度下期総会が、主婦会館プラザエフ（東京都千代田区六番町）で開催されました。

下期総会では、2007年度上半期の各種の事業活動の報告・承認並びに協議会規約改正案の承認が行われました。

2007年度上期事業報告では、?認定機関との連絡会活動、?技術委員会活動、?ISMS審査登録制度の普及活動、?審査員交流活動、?ウェブサイト開設等について報告がありました。
特に、技術委員会活動は2つの分科会を設け、ISMSの管理策及び認定基準となるISO規格（ISO/IEC27006）について、本格的な議論が進められていること、また、交流活動については、2007年7月13日〜14日に「第3回JISR審査員交流会」が開催され、審査員同士の活発な交流が行われたことが報告されました。
さらに、今後の活動予定として、2008年2月29日にISMSコンサルタントを対象とした「ISMSセミナー」を開催すること、2007年末までにJISRのウェブサイトを開設することも報告されました。

協議会の組織の拡大とともに、業界団体としての存在感が高まり、またISMSだけでなくITSMSなど対象となるマネジメントシステム規格も増加し、協議会として本格的な活動へ移行する段階に至りましたので、協議会組織体制の見直しを図るために協議会規約の改正が提案され、賛成多数で承認されました。
これにより名称を『情報マネジメントシステム認証機関協議会［英文呼称：Japan Association of IMS Registration Bodies、略称；ＪＩＳＲ］』に変更しました。
また、本会組織の一員として果たすべき義務と責任を明確にするため、会員機関の責務の条項を追加し、各会員機関に対して、文書化した倫理行動規範を保有することを求め、自主的に認証機関の高い倫理性を求めてゆくことにしました。


なお、JISRの概要等につきましては、別紙をご覧下さい。

（本件に関するお問い合わせ先）
　福田　丈雄［ＪＩＳＲ事務局（日本検査キューエイ株式会社内）］
TEL: 03-5541-2753 ／ FAX: 03-5541-2760
E-mail: jisr@jicqa.co.jp

（別紙）

○　JISRについて

情報マネジメントシステム認証機関協議会（略称；ＪＩＳＲ、「IMS認証機関協議会」と表記することもあり）は、日本国内で事業活動を行うISO/IEC 27001等の情報セキュリティマネジメントシステム（ISMS）規格及びISO/IEC 20000等の情報技術サービスマネジメントシステム（ITSMS）規格に関わる認証機関によって構成され、認証活動の向上に努めるとともに認証制度の健全な普及、発展に貢献することを目的として、2004年1月に設立された業界団体である。

現在、IAF（国際認定機関フォーラム）に加盟している認定機関又はJISRが認めた認定機関から認定された国内で活動するISMS／ITSMS認証機関23機関のうち22機関（2007年10月30日現在）がJISRに加入し、会員機関が相互に協力し、交流し、必要な活動等を行っている。

以上