世界的起業コンテストStartup Weekendのベトナム大会(Ho Chi Minh)で日越合同チーム“An’s coffee”が優勝!

~化学物質汚染が問題になるベトナムコーヒーを日本とベトナムの力で変えよう~ 筑波大学卒業生が運営するインキュベーター 筑波フューチャーファンディング(本社:東京都中央区、代表取締役:佐々木 敦也、以下TFF)は、世界的起業コンテストStartup Weekendベトナム(Ho Chi Minh)大会で優勝した日越合同チーム”An’s coffee”(TFFの最高執行責任者:染谷もメンバー参画)の事業立上支援を開始しました。  ▼TFF  http://www.tff.or.jp/

 

■ 世界150カ国、1,500都市以上で開催されるStartup Weekendの最先端

 

2007年米国コロラドで始まり、現在では世界150カ国、1,500都市以上で開催されているStartup Weekendは世界で最も有名な起業コンテストの1つとして知られています。しかし、そのStartup Weekendを1年間で最も多く開催しているファシリテーターがアメリカ人でなく日本人(中本卓利さん)であることはあまり知られていません。中本さんは1カ国で開催するのではなく、日本で参加者の半分程度を集め海外に渡航し、海外現地で残り半分の参加者を集めて開催するという2カ国混合型の最先端Startup Weekendを2017年にフィリピン セブから始めており、今回2018年1月19-21日に2か所目のベトナム ホーチミンで開催されました。

 

■ ベトナム人にとってコーヒーは毎日3杯飲む最も身近な飲み物。しかしその中身は?

 

起業コンテストではベトナムの課題が多数発表されましたが、最も注目を集めた課題の1つがベトナムコーヒー。ホーチミン在住のNguyen Thuy Anさんの口から出た「2年前くらいからベトナム内の報道で明らかになったことだが、私たちが毎日3杯飲んでいるコーヒーは多くの化学物質で汚染されており(*1)、健康にマイナスの影響が出始めている(*2)。ベトナム人は食の安全性・自身の健康について考えるようになっている(*3)」というショッキングな一言は多くの参加者の胸を打ち、この課題を解決するべく7名が集まり、日越合同の”An’s coffee”チームが組成されました。

 

【参考】

*1) 真っ黒で泡立ちやすいコーヒーはショコラなどの化学香料や界面活性剤SLSが含まれる。

http://www.crossingtravel.com/vietnamese-coffeehow-to-differentiate-between-non-chemical-and-chemical-coffee-d776.html

*2) SLSはガン、神経・臓器毒性、皮膚の炎症や内分泌障がいに悪影響を与えている。

https://www.livestrong.com/article/174367-dangers-of-sodium-lauryl-sulfate/

*3) ベトナムの消費者、特に大都市圏は健康な食事に気を使いはじめている

http://www.euromonitor.com/baked-goods-in-vietnam/report

 

■ ベトナムを救うノンケミカルコーヒー「Quaffela」の発見、市場調査開始

 

An’s coffeeでは解決策調査の結果、昨年10月にホーチミンで唯一となるノンケミカルコーヒー専門店「Quaffela」がオープンしていることを発見。豆だけでなく日本製フィルタを利用するなど品質にこだわり、国際会議APEC2017でもサーブされるなど高い評価を受けるコーヒーであることが分かりました。実際に目の前で淹れてもらい、色や風味を市販のケミカルコーヒーと比べてみるとはっきりとした違いを感じることができました。 (https://quaffela.com/)

このノンケミカルコーヒーをベトナム中に、ホーチミンから広げていければ、ベトナム中を化学物質汚染と健康被害から助けることができる。しかし、実際にマーケットが支持するのか?疑問に感じたAn’s coffeeはホーチミンでインタビューやインターネット調査(n=43)、テイスティング調査(n=7)を行いました。

(インターネット調査結果 https://nguyenthuyan.typeform.com/report/lH4d8k/ckxZSufNE1lAflWQ)

 

 

 

■ コンデンスミルク入りベトナムスタイルのテイスティングでは8割の消費者がAn’s coffeeの味を支持

(n=7, 60mlコーヒーにコンデンスミルク2杯を入れた条件で統一、銘柄表示せずのブラインドテスト)

 

 

■ ベトナムが強いラストワンマイル(バイク便)を活かしたBtoB定期購入ビジネスモデル

 (デモサイト: https://peraichi.com/landing_pages/view/anscoffee)

 

■今後の流れ

<BtoB ビジネス in ホーチミン>

Startup Weekend ベトナム大会スポンサーのGAコンサルタント様をはじめとした興味を示してくださったホーチミンの企業さまにトライアルでのデリバリーを行います。ご満足頂いたお客様には定期購入の契約をオススメするほか、親交のある企業様をご紹介頂くアンバサダーモデルにて徐々にたくさんの企業様・従業員さまに安全なノンケミカルコーヒーを楽しんで頂けたらと思います。

 

<BtoC ビジネス in ホーチミン>

BtoBよりも少し価格帯を高めのレンジで設定・販売しより多くのベトナムの安全なコーヒーを味わって頂くほか、ハイブランドとしてブランディング化を検討します。これにより、BtoBビジネスを採用頂いた企業様にて「毎日ハイブランドコーヒーが飲める企業」のようなイメージブランドがつき、福利厚生だけでなく、採用・広報などへの良い影響をフィードバックしていきます。

 

<BtoC ビジネス to 日本>

Quafellaが提供するリアルベトナムコーヒー、そして米国で学びAPEC2017でも披露されたコーヒーの淹れ方はフランスにおけるワイナリーツアー同様のブランディング化が可能と思料しており、今後日本向けのコーヒー輸出や店舗展開、日本からのツアー誘致などを検討して参ります。

 

 

■チーム概要

名   称:Team An’s coffee

代  表  者: Nguyen Thuy An(ベトナム語、英語、日本語の本格的なトリリンガル)

事業内容:ベトナムでのノンケミカルコーヒー販売・普及

メ ン バ ー:An, Phuong Lu, Andy Nimiya, Loc Khin, 岡京子, 染谷悟, 長田大輝, 平山雅英

U  R  L:https://peraichi.com/landing_pages/view/anscoffee (デモサイト)

 

■会社概要

商    号: 一般社団法人 筑波フューチャーファンディング

代  表  者: 代表理事 佐々木 敦也

所  在  地: 〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町11番7号ビーエム兜町ビル5階

設       立: 2014年5月

事業内容 : (1)クラウドファンディング運営

       (2)起業・経営コンサルティング   

       (3)経済活性化等の調査・研究

U   R   L: http://www.tff.or.jp/

 

■本件に関するお問い合わせ先

企 業 名 : 一般社団法人 筑波フューチャーファンディング

担当者名: インキュベーター/染谷 悟

   T  E  L: 03-5623-2920

   Email : s.someya@tff.or.jp



ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます

添付画像・資料

添付画像をまとめてダウンロード

企業情報

企業名 一般社団法人 筑波フューチャーファンディング
代表者名 福田 成康
業種 ネットサービス

コラム

    一般社団法人 筑波フューチャーファンディングの
    関連プレスリリース

    一般社団法人 筑波フューチャーファンディングの
    関連プレスリリースをもっと見る

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域