「最強のベーシックインカム AIとロボットが働く時代のおカネのシステム」(発行:SIBAA BOOKS)、2018年4月30日に全国書店にて発売

国民におカネを毎月一定額配るベーシックインカム政策を導入し「世の中のおカネを回す 」ことで、デフレ脱却だけでなく、様々な問題が解決できる。AIとロボットが生産する時代こそ、「ベーシックインカム政策」が必要であることを、経済がわからない人でも会話形式で分りやすく解説している。単に経済政策を解説するだけでなく、これからの私たちの生き方を考えさせる内容になっている。 「最強のベーシックインカム AIとロボットが働く時代のおカネのシステム」(発行:SIBAA BOOKS 発売:サンクチュアリ出版)、2018年4月30日に全国書店にて発売。

〔本書の詳細〕

■ AI・ロボットが働く時代こそ、ベーシックインカム政策が必要

 

「ベーシックインカム」という政策は決して目新しいものではないが、「国民全員に毎月、一律一定額を分け隔てなく配布する」と聞くと、共産主義的だ、財源が無い、働かないと人は堕落する、金持ちにも配るのは不公平、などなど不安要素ばかりがクローズアップされる。

しかし、ここ数年、AI社会がSFではなく、現実味を帯びてきて、「ベーシックインカム」政策はにわかに脚光を浴び始めた。

 

ベーシックインカムは、社会保障と思われがちだが実はそうではない。

本書では、経済を切り口として、「ベーシックインカム」の有用性を解説し、今日の社会に山積している多くの問題を解決する糸口になると説く。

 

ベーシックインカムにより、国民は、生活に不安を感じることなく、食べるための労働から解放され、自己実現のために働けるようになる。必要のないものは作らず、リサイクルで資源を大事にするので、豊かな自然が戻ってくる。労働の対価としてお金をもらう社会から、ロボットが生産したものを国民全員で享受する社会に移行するので、少子化や地方の過疎化、農業の活性化などが期待でき、犯罪や自殺の発生率も低下するだろう。

 

また、本書は「ベーシックインカム」という制度を中心にして、経済の仕組みについて超初心者でも理解できるように、かみくだいた会話形式で非常にわかりやすく表現している。経済の仕組みを理解することで、社会の在り方にも意識が広がり、「ベーシックインカム」は年金や社会保障の代りではなく、れっきとした経済システムであることがわかる。

 

 

■おカネに縛られない自由な社会へ

 

今までの社会は、「食べるためには働かなければいけない社会」で、誰もそれに疑問を持っていなかった。「働かざるもの食うべからず」と洗脳されてきた私たちは、働いても働いても生活が楽にならないのは、自分に学歴や能力がないからだと信じ、疲弊しきっている。しかし一方では、労働しなくても良い、一握りの超富裕層が富を独占している。この超格差社会がいかに異常か、人々はそろそろ気づきはじめている。

生活が豊かにならないのは自己責任ではなく、社会の仕組みが問題なのだ、と。

 

 

テクノロジーの進化によって、人類は無味乾燥な労働から解放され、もっと自由になれる。ロボットによって自動生産された財の量に応じて、おカネ(所得)を受けることが常識となる。生産に応じて分配される社会だ。

それは、自然の恵みを分配して生きてきた人類の自然な姿なのだ。

 

著者は、まずは月1万円からの少額ベーシックインカムを推奨している。長期的な計画に基づき、支給額を毎年1万円程度増やし、10年かけて1人10万円支給にすれば、社会に混乱をもたらさないとしている。

ベーシックインカムは世の中をひっくり返すものではなく、皆が幸せになるための経済システムなのだ。本書は、経済を中心に書かれているが、読後は気持ちが明るくなり、皆が自由に働き、自由に生きている世の中が見えてくる。

どの年代の人でも無理なく読めて、「おカネに縛られない自由な人生」が具体的にイメージできる本でもある。

 

 

■目次

 

はじめに       

 

第1章   政府は今すぐおカネをばらまこう!      

(1)国民がおカネをもらえるワケ       

おカネを配って景気回復しよう   

インフレでも生活は困らない     

世の中のおカネが増えると給料も増える   

(2)人工知能とロボットが仕事を奪う時代       

10~20年後に仕事の半分が無くなる?     

仕事の効率化がブラック労働を生み出す   

人工知能やロボットで消える仕事の例     

日本は人手不足じゃないのか?   

(3)ベーシックインカムに増税は必要か?       

原則=より多く作れば豊かになる 

世の中のおカネが増えると税収も増える   

貯蓄ではなく循環が社会保障を維持する   

(4)ベーシックインカムのサブタイプ   

目的別のベーシックインカム     

ベーシックインカムの導入方法   

 

 

第2章 『生活のための労働』の終焉     

(1)通用しないこれまでの一般常識     

働けば働くほど賃金は下がる     

企業の生産性を高めても賃金は増えない   

最低賃金を上げるほど格差が拡大する     

ブラック企業を潰しても過労死は減らない 

(2)おカネを配ると社会がダメになるは本当か   

社会保障制度が打ち切られてしまう?     

働く人が減って経済が衰退する? 

介護職を担う人がいなくなる?   

働いている人が損をする?       

技術的失業は50~100年後の話?       

人間が堕落して進歩しなくなる? 

共産主義国と同じ考えなのか?   

ナウル共和国の失敗事例 

 

 

第3章 ベーシックインカムで問題解決   

(1)ベーシックインカムのメリット     

チャレンジングで明るい社会     

経済の劇的な回復と安定化       

生産性の向上と所得の向上       

資源の効率的利用       

子供の貧困対策と人口増加       

地方経済と農業の活性化 

犯罪や自殺の発生率低下 

社会保障制度の効率化と充実     

(2)グローバリズムや構造改革への対症療法     

 

 

第4章 おカネに縛られない自由な社会   

(1)ベーシックインカムの基本思想     

ユートピアとしての未来社会     

持続可能なベーシックインカム   

(2)未来はディストピアになるのか?   

富裕層による資源独占のリスク   

緊縮型ベーシックインカムのリスク       

(3)すぐ始められる月1万円からのベーシックインカム   

参考資料

 

 

 

■著者紹介

駒田 朗(こまだ あきら)

社会システム観察家・作家

 

1963年北海道生まれ。北海道大学水産学部増殖学科卒業。製薬会社、建材メーカー勤務などを経て、2008年にリーマンショックの余波により勤務先の会社の倒産を経験しマクロ経済に強い興味を持つ。

以後、常識に囚われない視点から社会システムの分析を重ね、2014年頃より執筆活動を開始。バブルやデフレの心配がない理想的な経済システムについて考察を続けている。

テーマは主にベーシックインカム、通貨制度改革など。インターネットでの発信に力を入れており、ネコでもわかる経済問題(ブログ編:http://noranekoma.blogspot.jp/)(サイト編:http://sites.google.com/site/nekodemokeizai/)、ツイッターのハンドルネームは「のらねこま」。

「金融緩和の天国と地獄」「拝金主義グローバリズム」(電子書籍:のら ねこま)がある。

 

 

【本書概要】

タイトル:最強のベーシックインカム AIとロボットが働く時代のおカネのシステム

著者:駒田 朗(こまだ あきら)

発行日:2018/4/30

発行元:SIBAA BOOKS(青山ライフ出版)

発売:サンクチュアリ出版

判型・頁数:四六判判・252ページ

定価:1,600円+税

ISBN-13:9784861133886

 

 

【今後の展開】

青山ライフ出版は自費出版や社史制作を中心に書籍の制作をしている会社です。

様々な著者様の作品を形にし、制作、流通の多彩なオプションを用意し、著者と読者の架け橋となっています。

今後は、多くの読者が求めていると見込んだ作品は、企画出版として積極的に取り組み、販売に力を入れていきます。

 

【青山ライフ出版株式会社について】

本社:〒108-0014 東京都港区芝5-13-11 第2二葉ビル 401

代表:高橋範夫

設立:2005年9月

URL:http://aoyamalife.co.jp

事業内容:

・出版

・社史制作、企業IR本制作

・書籍の執筆、編集制作



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企業情報

企業名 青山ライフ出版
代表者名 高橋範夫
業種 新聞・出版・放送

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