簡易的に木質チップの水分を測定―バイオマス燃料取引きに変革を―
株式会社日比谷アメニス(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林定夫)は株式会社ケツト科学研究所(本社:東京都大田区、代表取締役:江守元彦)が開発した、木質チップに挿入するだけで簡易的に水分測定可能な水分測定器(以下、MT-200)を2018年5月1日より取扱を開始します。
日本における木質バイオマスの燃料の取引形態は多様であり、重量による取引では水分が高く熱量の低い木質チップが水分が低い燃料に比べて高値で買い取るという状況も生じています。
ヨーロッパ等先進的にバイオマス利用を行っている国では、水分(低位発熱量)により買取価格を設定し、良質な燃料をより高額に買い取る方式を採用しており、日本においても少しずつ燃料取引形態は変わりつつあります。また、チップの水分測定は「絶乾法(絶乾前と後での重量変化により水分を算出)」が多く採用されておりますが、迅速性に欠け、また、専用設備が必要なことから水分による燃料買取制度の課題となっておりました。
MT-200は差し込むだけで水分測定を即座に行うことができ、チップ形状によりモードを変更することでより絶乾法に近い値を表示することが可能となります。またチップ形状が通常設定に当てはまらない場合には検量線を作成して頂き、本体に登録することで現場のチップ形状に合わせた水分測定が可能となります。
当社は木質バイオマス燃料が適正な価格で流通することにより、バイオマス利活用がより推進していくことに寄与します。
以下から詳細参考資料を含めたPDFファイルをダウンロード頂けます。
http://www.amenis.co.jp/release/20180420_MT-200_release_HIBIYAAMENIS.pdf
<株式会社日比谷アメニスについて>
日比谷アメニスは、株式会社日比谷花壇の前身である有限会社芳梅園として1947 年に設立。日比谷花壇の造園土木部門として事業を行い、1971 年に日比谷花壇から独立し設立した会社です。
「Amenity Scape Creation=快適空間の創造」を企業理念に、環境づくりの立場から緑化事業を展開する他、近年では公園関連の指定管理者として維持管理のみならず運営までを行う事業を展開し、花と緑を活用し真に豊かな社会づくりを創造しています。
株式会社日比谷アメニス
環境エネルギー部
kankyo@amenis.co.jp
URL http://www.amenis.co.jp/renewable_energy.html
ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
企業名 | 株式会社日比谷アメニス |
---|---|
代表者名 | 伊藤幸男 |
業種 | 建築 |
コラム
株式会社日比谷アメニスの
関連プレスリリース
-
第40回都市公園等コンクールにて緑地協会会長賞受賞 ― 千葉公園『芝庭』整備事業 ―
2024年11月5日 10時
-
「ロハス工学センター棟 ロハスの森『ホール』」「最適雨水貯水量シミュレーションツール」が第23回緑化技術コンクールにてダブル受賞
2024年10月23日 12時
-
温水排熱を有効活用した木質チップ乾燥システムを納品―焼却炉内の冷却の際に発生した温水の熱を利用―
2024年5月15日 10時 Cユーザー投稿
-
木質バイオマス乾燥・保管シートの効果を実証―乾燥による未利用木質資源の高価値化を可能に―
2024年5月10日 10時
株式会社日比谷アメニスの
関連プレスリリースをもっと見る