日本初、世界3,000万人以上が利用する教育用プログラミング環境 Scratchのカンファレンス「Scratch 2018 Tokyo」を開催

2020年から始まる小学校でのプログラミング教育必修化を受け、日本でもプログラミング教育に対する関心がかつてないほどに高まっています。なかでも、MIT メディアラボ ライフロング キンダーガーテン グループが2006年に公開したScratchは、世界で約3000万人、日本で約32万人の登録者を数え、テレビ番組でも取り上げられるなど、最もよく使われている教育用のプログラミング環境のひとつとなりました。 その一方で、具体的なカリキュラムの組み立て方や、教科との関連付けをどのようにすればよいのかという声も聞かれます。さらには、Scratchがなぜ作られたのか、なにを目指しているのかについても必ずしも理解されていない面もあります。 この状況を受けて、Scratchの開発者であるミッチェル・レズニック教授をお招きし、10/20に六本木アカデミーヒルズで日本初のScratchカンファレンスを開催します。

日本初、国内32万人以上が利用する教育用プログラミング環境

Scratchカンファレンス「Scratch 2018 Tokyo」を開催

MIT教授・Scratch開発者 ミッチェル・レズニック氏による基調講演他、有識者多数登壇予定

 

2020年から始まる小学校でのプログラミング教育必修化を受け、日本でもプログラミング教育に対する関心がかつてないほどに高まっています。なかでも、MIT メディアラボ ライフロング キンダーガーテン グループが2006年に公開したScratchは、世界で約3000万人、日本で約32万人の登録者を数え、テレビ番組でも取り上げられるなど、最もよく使われている教育用のプログラミング環境のひとつとなりました。

その使われ方は、ゲームやアニメーション、物語、音楽づくりなど様々で、画面の中だけではなく、センサーやロボットとつないで外の世界と連携させることも当たり前になっています。使われる場所も、家庭から、学校の授業、民間の教室、NPOなどの社会貢献、企業のCSR活動など多岐に渡り、オンラインコミュニティーでの活動も活発です。その一方で、具体的なカリキュラムの組み立て方や、教科との関連付けをどのようにすればよいのかという声も聞かれます。さらには、Scratchがなぜ作られたのか、なにを目指しているのかについても必ずしも理解されていない面もあります。

このような状況を受けて、Scratchの開発者であるミッチェル・レズニック教授をお招きして、日本初のScratchに関するカンファレンスを開催する運びとなりました。多くの教育関係者、研究者の皆様にご参加いただき、活発な議論が行われること期待しています。

 

開催概要

日時:2018年10月20日(土) 9:00受付開始

会場:六本木アカデミーヒルズ (六本木ヒルズ・森タワー49階) https://www.academyhills.com/

費用:無料 (公式サイトより要事前申込)

公式サイト:https://sites.google.com/view/scratch2018tokyo/

主催:Scratch 2018 Tokyo実行委員会

共催:NPO法人CANVAS

特別協力:森ビル株式会社、

協賛:株式会社Z会

協力:株式会社アーテック、日経BP社、ローランド株式会社、ノバルス株式会社、シャープマーケティングジャパン株式会社 (順不同)

 

カンファレンススケジュール

 

<午前の部>

■ オープニング 9:30-9:35

阿部 和広 客員教授 (青山学院大学 社会情報学部)

 

■ 基調講演 9:35-10:20 「AI時代の創造性と学び 」

Mitchel Resnick 教授 (MIT Media Lab Lifelong Kindergarten Group)

 

■ 招待講演 10:20-11:00 「インターネット文明時代のプログラミング学習 」

村井 純 教授 (慶應義塾大学 環境情報学部 大学院政策・メディア研究科委員)

 

■ パネルディスカッション 11:10-12:00

モデレーター:

鵜飼 佑 氏 (一般社団法人未踏プログラミング教育WG/未踏ジュニア代表)

 

パネル:

Mitchel Resnick 教授 (MIT Media Lab Lifelong Kindergarten Group)

村井 純 教授 (慶應義塾大学 環境情報学部 大学院政策・メディア研究科委員)

 

<午後の部>

■ ポスター・デモセッション 13:00-14:30

 

■ 発表セッション 15:00-17:10

口頭発表  

ショート・プレゼンテーション

ワークショップ

招待講演・口頭発表 16:10-16:40

鵜飼 佑 氏 (一般社団法人未踏プログラミング教育WG/未踏ジュニア代表)

Waris Candra 氏 (Micro:bit Educational Foundation)

 

■ クロージング 17:20-17:30

阿部 和広 客員教授 (青山学院大学 社会情報学部)

 

Mitchel Resnick 教授 (MIT Media Lab Lifelong Kindergarten Group)

教育テクノロジーの専門家であり、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボのラーニング・リサーチ(学習研究)の教授である。30年にわたり玩具会社のレゴ社と緊密な協力を続け、レゴ マインドストーム・ロボットキットなどの革新的なプロジェクトを共同で成し遂げてきた。MITでレゴの寄付講座も開講している。またプログラミング環境であると同時にオンラインコミュニティでもあるスクラッチ(Scratch)を開発するチームのリーダーを務める。低所得者コミュニティの若者たちのための課外学習センターのネットワークである、コンピュータークラブハウス・プロジェクトの共同創立者でもある。 最新刊は、『ライフロング・キンダーガーテン 創造的思考力を育む4つの原則』(日経BP社、2018)。

 

村井 純 教授 (慶應義塾大学 環境情報学部 大学院政策・メディア研究科委員)

工学博士(慶應義塾大学・1987年取得)

1984年日本初のネットワーク間接続「JUNET」を設立。1988年インターネット研究コンソーシアムWIDEプロジェクトを発足させ、インターネット網の整備、普及に尽力。初期インターネットを、日本語をはじめとする多言語対応へと導く。

内閣高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT総合戦略本部)有識者本部員、内閣サイバーセキュリティセンターサイバーセキュリティ戦略本部本部員、IoT推進コンソーシアム会長他、各省庁委員会の主査や委員などを多数務め、国際学会等でも活動。

2013年「インターネットの殿堂(パイオニア部門)」入りを果たす。「日本のインターネットの父」として知られる。

著書に「インターネット」 (岩波新書) 著、「角川インターネット講座」第1巻「インターネットの基礎 情報革命を支えるインフラストラクチャー」(角川学芸出版)他多数。

 

鵜飼 佑 氏 (一般社団法人未踏プログラミング教育WG/未踏ジュニア代表)

慶應義塾大学環境情報学部卒業。東京大学大学院情報学環学際情報学府修士課程修了。学部では村井研究室にてネットワーク、修士では暦本研究室にてHCI分野の研究に携わる。修士課程在籍時、水中ロボットを用いた水泳教育支援システムの研究開発を行い、未踏スーパークリエータ認定。その後、MicrosoftのOfficeやMinecraft開発チームにてOffice LensやMinecraft Hour of Code DesignerおよびCode Builderといった教育関連の製品のProgram Managerを4年間務める。2017年夏に同社退社後、King’s College LondonにてComputing in Educationの修士号を取得しに留学(休学中)。現在は文部科学省にて小学校におけるプログラミング教育を推進。17才以下の小中高生を対象とした未踏ジュニアの代表も務める。

 

当日の取材を希望される方へ

事前にScratch 2018 Tokyo事務局(CANVAS)までメール(information@canvas.ws)でご連絡ください。なお、12:10-12:40にミッチェル・レズニック教授への合同インタビューを予定しています。



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企業情報

企業名 Scratch 2024 Tokyo実行委員会
代表者名 阿部和広
業種 教育

コラム

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