海洋堂が新ブランド“海洋堂EXCLUSIVE”をドイツ ニュルンベルグにて発表
造形作品本位でラインナップする“ガレージキット スピリッツ”への原点回帰 (※以下を貴媒体記事のタイトルとして使用していただけるとありがたく思います) 「需要」を重視することなかれ。 造形作品本位でのラインナップ構成──“海洋堂EXCLUSIVE”、ここに誕生。 株式会社 海洋堂/本社:大阪門真市、代表取締役社長:宮脇修一、以下 海洋堂は、同社の原点となる「造形作品の魅力」をテーマとした新ブランド“海洋堂EXCLUSIVE”を、シュピールヴァーレンメッセ(ドイツ・ニュルンベルク/開催期間2019年1月30日~2月3日)にて発表しました
【新ブランド解説】
真意でのすばらしい造形作品は、類い希なる才能を持つ海洋堂造形作家陣の「とにかくこれを作りたい!」という強い想いから生まれる、'80年台初頭より続く“ガレージキット スピリッツ(つねに圧倒的であろうとする造形精神)”が原点となっています。
そのようにして生まれた作品群を、「ライセンスタイトル本位」ではなく、「造形作品の魅力本位」で製品化する──極端な話、元ネタを誰も知らないようなマニアックなキャラクターや、造形作家による創作デザインキャラクターであっても、造形物として魅力的に仕上がっているのであれば力技を駆使してでも無理やり製品化してしまおう、というのが“海洋堂EXCLUSIVE(エクスクルーシブ)”なるニューブランドです。
【“海洋堂EXCLUSIVE”のコンセプト】
“海洋堂EXCLUSIVE”ブランドで発売される商品には3つのコンセプトが存在します。これらを製品毎に掘り下げて解説し、製品に込められた我々のメッセージをなるだけ分かりやすくお伝えします。
解説方法は、手段を選びません。Webサイトを通じての文章や写真での紹介は当然として、ときには動画、作家インタビュー、生配信、ミニムック発行など、それぞれいちばん適した方法を用いて発信していきます。
(1)適正な造形作家と作品(原型)の選出
商品価値を高める根幹となる、造形作家の選出とその作品選び。新規造形はもちろんのこと、リバイバル作品、また、過去の製品化の過程でデチューンされてしまった幻の名原型などを再度見直しリニューアル化することで選出していきます
(2)製品化に向けたデジタル技術導入による再編
いまの造形シーンにおいてもはや必要不可欠な3DCGモデリングや3Dスキャンなどのデジタル技術を用いて、造形作家の指示の元、製品化に向けたアップデートを行います。デジタルとアナログの融合により、よりよいものを作る“ART MASTER 3D”の概念を積極的に導入し、アナログ造形だけでは不可能な表現を製品で実現させます
(3)積極的なマルチマテリアルによる製法
各商品ごとにオリジナル造形の魅力を損なわないよう、ポリレジン樹脂、PVC樹脂、ABS樹脂などから素材を厳選します。これは、「生産側の都合による素材選び」ではなく、「造形表現本位での素材選び」を行うことを意味します
【“海洋堂EXCLUSIVE”ラインナップ】
●ART MASTER 3D ディケイド ガラモン(大山 竜)
Decayed GARAMON(Ryu Ohyama)
・怪獣を「着ぐるみ」として捉えることなく、それを一度客観的に突き放し、造形対象として解読~解体したのち、高解像度にて、「生物」として再構築する──言葉にするのは簡単ですが、そうした行為を易々と成し遂げることのできる完全な「天才型」のクリーチャー系造形作家、それが大山 竜です。その大山の手によるディケイド ガラモン(from『ウルトラQ』)は、「悠久の刻を越えたガラモンの亡骸」を表現した、これまでの怪獣造形の世界ではまったく見ることのできなかった極めて創造性の高い作品となっています。造形の世界で「アート」という言葉を安易に用いるのは非常に危険ですが、「これがアートでなければ何がアートなんだ?」と思わせる逸品と言えるでしょう。
・オリジナルでは全高約140mmであった粘土原型をCTスキャンで3Dデータ化し、迫力のある全高200mmにまでサイズアップしました。空気の層までもスキャンできる最新のCTスキャン技術を用い、原型の細部までを鮮明に拾い上げたデータを、本場ハリウッドからの製作依頼を受ける実力ある工場にて生産します。
・マテリアルは、中空成型のポリレジンにて量産。通常のポリレジンとは異なるプラスチックに近い素材を選び、従来の素材では破損しやすいトゲの先端なども新素材により取り扱いやすくなっています。
●ART MASTER 3D ウルトラマンティガ(木下隆志)
ULTRAMAN TIGA(Takashi Kinoshita)
・木下隆志は実際の目で見て脳が認知する網膜像ではなく、心の中で脳が抱くイメージ像を造形で具現化できる類い稀なリアル再現系の造形作家です。「実物よりも本物っぽい」と感じる造形物を産み出すその手法は、モチーフを写実的にリサーチした上で、頭身などの体型を成すアウトラインのバランス変更、仕上がり時の見映えを考慮したディテール再現を加減します。この一歩進んだリアリズム造形により、「誰もが心に思い描くキャラクターのイメージ」を正確に立体表現できる唯一無二の存在と言えるでしょう。シンプルなデザインの境地であるウルトラマンは木下に取って最も相性のよいモチーフと言え、これまでに数多くのウルトラマンシリーズを造形してきました。ウルトラマンティガは初代から続くウルトラマンシリーズをリスペクトしつつ、その時代に合わせ設定などを根本から大きくアレンジし、現在に続く新しいウルトラマンのムーブメントを作ったいわゆる“平成ウルトラマンシリーズ”の第1作目にあたるタイトルです。初代ウルトラマンの造形ポイントを知り尽くした木下隆志だからこそ、ティガの当時斬新とされたデザインでも、番組製作スタッフ同様に初代ウルトラマンのリスペクトを充分に感じる造形が可能となっているのです。
・番組製作当時、ソフトビニールキット用に製作したオリジナル原型を3Dスキャンし、木下隆志のデビュー作品となる“ハイパーソフビ ウルトラマン”と同じ大きさにサイズアップ。スキャンした3Dデータは拡大後、サイズに見合ったリファインを行い、大型スタチューなりのディテールを保持しています。
・マテリアルは中空ポリレジンにて量産。目とカラータイマーはLEDによる発光ギミックを搭載。劇中の迫力を再現します。
●ART MASTER 3D エヴァンゲリオン初号機(松村しのぶ)
Evangelion Unit 01(Shinobu Matsubara)
・動物造形作家として世界的に知られる松村しのぶの本シリーズにおける第一作目が、ライセンスキャラクターモチーフ、それもロボット(厳密に言えば人造生命体ですが)であることにいささか疑問を感じるユーザーもいるかもしれません。しかしながら、熟考を重ねた上、あえてエヴァンゲリオン初号機(通称“松村エヴァ”)をセレクトすることにしました。この作品が誕生したのは『新世紀エヴァンゲリオン』のテレビ放映中(1995~1996年)で、海洋堂はいち早くガレージキット化に動いただけでなく、1タイトル作品に当時における海洋堂のメイン造形作家をフル動員するという前代未聞の体制で挑みました。その中でひときわ異彩を放っていたのが、この松村エヴァでした。放映中のアニメ作品の主役メカのデザインを大きくリファインした大胆さもさることながら、特筆すべきは「ひとつの作品の中で独自の世界観を表現する構成能力の高さが前代未聞レベルであった」ことでした。それまでの松村の造形作家としての一般ホビーユーザーからの評価は、単に「動物の造形を得意とする作家」でした(もちろん、生物学に精通している方々からは、その能力を正当に評価されていましたが)。ただし、この松村エヴァは、松村が生物造形に関わらず、想像力、デッサン力、造形に対する再構成能力のすべてが断然高いという、類い希な能力を有する真の造形作家であることを図らずも世間に示してしまった作品なのです。端的な例としては、とあるクリーチャー系造形を得意とする著名造形作家は、エヴァンゲリオンを題材にできない理由に「あれ以上の作品を生み出す自信がない」と松村エヴァを称えます。当時における日本の造形カルチャーを震撼させたあの衝撃を、今度はワールドワイドを意識して発信したく、この作品をチョイスしたわけです。
・オリジナル原型を3Dスキャン後に700mmサイズへ拡大することを前提として、全体的なバランスやポーズの変更、サイズアップしたことに伴う細部ディテールの追加加工を松村自身が行なっています(いま現在の原型は未だ製作途中であり、さらに今後、ブラッシュアップされることになります)。
・主となる部分はポリレジンにて成型しますが、各部の形状によっては材質を変え、オリジナル原型を可能な限りプロダクトとして忠実に再現します。
●TANI AKIRA MECHANICS ARCHIVE 鉄巨神(谷 明)
PANZER BLADE SIDE PB(Akira Tani)
・ことメカニック系造形において、谷 明の常軌を逸した圧倒的造形センスは、どのような言葉を用いても形容し難いものがあります。人々の想定を遙かに超えるその造形物は、プロのライターですら語彙を奪われ、ホビー誌をはじめとしたあらゆるメディアにおいても彼の造形表現を正確に言い表した者は皆無であったと言えるかもしれません。「凄い」「天才」「圧倒的」。表現力とその言語化に乏しい海洋堂スタッフからしても、谷の造形物に対してはただひとこと「まずは黙って腰を据え、ひたすら彼の作品に見入ってほしい」としか言えないのですが、おそらくそれが谷の造形を正確に伝達することができる唯一の方法なのではないかと思います。『ファイブスター物語』の原作者であると同時にメカニックデザイナーの雄である永野 護氏によって見出され海洋堂に推薦するという例を見ないプロの造形作家としてデビューを果たした谷は、同作品に登場する“モーターヘッド”なるロボットの造形で一世を風靡。またデビュー間もないというのに、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』に登場するエヴァ量産機の作画参考モデルの製作を依頼されるなどの大役を任されることにもなりました。そして、海洋堂のメインビジネスがガレージキットから食玩やカプセルトイに移行したあとは本格的な造形から遠ざかるも、1/144スケールの戦車や航空機などのスケールモデル造形を行ないその分野でも称賛されることとなります。しかし、谷の真骨頂はやはり「リアルロボット」にこそあるのです。この鉄巨神(出展はOVA『機甲界ガリアン 鉄の紋章』、1986年作品)は、かつてのモーターヘッドと同等の熱量で、約20年振りに全身全霊を掛けて造形したと自身が語ります。まずは、とにかく彼の渾身作を、腰を据えて静視していただく思う次第です。
・谷 明の作品を製品化する場合は、「二択しかあり得ない」というのが偽らざる真実です。「マス プロダクト化を前提とした、大幅なデチューン(細密なディテール再現をあきらめる)」か、「原型をそのまま複製したレジンキャストキット」であるか。“海洋堂EXCLUSIVE”において前者は確実に却下であり、かと言って、レジンキャストキットでのリリースは海洋堂の商品開発能力の進化が問われることとなるため、いま現在、我々は「第三の製品化手段」を模索、構築しているとだけお伝えしておきたく思います。
【“海洋堂EXCLUSIVE”の今後の展望/展開について】
■販売場所の限定
生産個数は極端に少なく、値段もそれ相応に高額……このニューブランドで商品化されるのはそんな製品群ばかりとなりますので、問屋さん経由によるマス マーケットでの販売は当初より考えておりません。公式ECサイトの『海洋堂オンラインストア』と、海洋堂直営アンテナショップである『ホビーロビー東京(HLT)』だけでの販売となります。
さらに通常商品とは異なり、受注期間を長めに設けると同時に、「実物をじっくりと眺めてから購入を決めたい」という方のために、HLTに設置する“海洋堂EXCLUSIVEコーナー”にて製品サンプルの展示を行います。
■“海洋堂EXCLUSIVE”専用Webサイト開設
各製品自体が《作品》となり得る“海洋堂EXCLUSIVE”では、単純に製品を宣伝するだけではない、原型製作から造形作家の個性や特徴等までを掘り下げた専用のWebサイトを設立します(※2月10日(日)オープン予定)。多くの情報量で構築されるこのWebサイトは、ひとつの「海洋堂アーカイヴ」とも言えます。
もちろん、このWebサイト経由で商品の予約や新製品の発表、発売前商品の追加情報等もご確認いただくことができます。
■ワールドワイド展開
残念ながら、いまの日本市場は「たとえ出来がよくても、人気ライセンスタイトルの造形物以外はほとんど売れない」というのが現状です。ただし、私たちは昨年開催された『Wonder Festival 2018 上海[Pre Stage]』を通じ、若い中国人ユーザーたちの造形物に接する偏差値の高さを思い知らされることとなりました。
さらに、(恥ずべき話ですが)これまで我々は「アメリカ人は巨大なフィギュアが好きなだけで、造形の真実を見抜くことはできない大雑把な人たち」と見なしていたところがありました。が、実際には《トイ》と《作品》とをしっかり見分ける目を持っており、《作品》に対し正当な評価を下すことができる造形偏差値の高いユーザーも数多く含まれている人種だということにようやく気付くことができました。
つまり、アメリカと中国のユーザーに共通して言えるのは、「クオリティ史上主義」なのです。
こうした状況を総合的に鑑みた際、“海洋堂EXCLUSIVE”を日本国内だけで展開していたら単に赤字案件を増やすだけかもしれませんが、アメリカや中国などまでを視野に入れれば商売として成立するのではないか……と考えている次第です。
それゆえに、“海洋堂EXCLUSIVE”は今後、海外においても積極的にPRしていこうと計画してる最中です(このニューブランドの最初のお披露目の場にEU圏=シュピールヴァーレンメッセ@ニュルンベルグを選んだのもそのためです)。
■海外でのEXCLUSIVE SHOP展開
“海洋堂EXCLUSIVE”専用Webサイトは、2019年中にアメリカ、EU圏、中国でのグローバル対応を目指しています。海外でのディストリビューターを介して購入することが可能となるほか、各国のニーズに合わせたオリジナルの商品展開も行なう予定です。
【株式会社 海洋堂 代表取締役社長/宮脇修一からのコメント】
海洋堂は、今年で創業55年目となります。
創業者である海洋堂館長(宮脇 修)は創業時の1964年からのスローガンとして、「創る楽しみをすべての人に」という言葉を掲げてきました。
海洋堂の仕事は、「ものを作る楽しさすばらしさ、そしてそこから産み出されるすばらしい作品を多くの方に見てもらい、造形と言う物作りのスタイルを広めていきたい」……というのが、いまも変わらないテーマです。
その造形活動のひとつとして1980年代初頭からはじまった「自分たちがほしいものは自分たちの手で生み出そう」というガレージキット スピリッツという考えで、怪獣やアニメキャラクター、特撮ヒーロー、恐竜、動物と、ありとあらゆるものを立体物にしていくという、それまでプラスチックモデルの世界にはなかった作家性のある模型、原型製作者の名前の入った製品というジャンルの確立を行いました。
そして1999年の『チョコエッグ』からはじまる“お菓子のおまけ=食玩”大革命により。それまで数百数千単位でしか作られることがなかった海洋堂のすばらしい造形作品が中国で安くて大量に作られると言うシステムになったことにより、世の中に何億個という単位の立体物を展開することができたのです。海洋堂が当初より掲げてきた目的は、ある意味ここで果たすことができました。
……が。そのお菓子のおまけバブル=食玩バブルも終って早10数年……いまは思考を食玩バブル以前に戻し、海洋堂の本来の姿である「造形作家のすばらしい作品をできるだけそのままに提供する」という目的を、ガレージキット(レジンキャストキット)とは別の製造方法を突き詰め世に送り出すことを考えました。
「そんな神々しい志だけで商売が成り立つわけないだろう?」
そうした疑問には「ごもっとも」としかご返答できません。このニューブランドを立ち上げることで、企業としての海洋堂を支えるほどの利益が出ない旨は百も承知の上です。
ただし、本当にすばらしい造形物だけが持つ真実を多くの人たちに伝えるためには、それらをどんな手段を駆使してでも商品化し、露出を高めないといけない──。
これが、我々海洋堂が拙くも長い時間をかけ導き出した単純明快な解答でした。
【『ワンダーフェスティバル2019[冬]』での発表製品について】
2月10日(日)10:00~17:00、幕張メッセ国際展示場 1~8ホールにて開催される『ワンダーフェスティバル2019[冬]』(主催:ワンダーフェスティバル実行委員会/株式会社 海洋堂)では、以下の新作ラインナップが海洋堂ブースにて発表になる予定です。
・ART MASTER 3D 信長の甲冑(完全新作原型)
・CHARACTER CLASSICS 帰ってきたウルトラマン(完全新作原型)
・CHARACTER CLASSICS ウルトラマン Aタイプ X-TREM(過去原型改修新作)
・ART MASTER 3D 赤井孝美公認ヤマタノオロチ-DAICON FILM-『八岐大蛇の逆襲』(前回ワンダーフェスティバルにて原型発表済み)
・ART MASTER 3D 1/12 零式艦上戦闘機52丙型と坂井三郎(前回ワンダーフェスティバルにて原型発表済み)
・ART MASTER 3D 1/10 Discovery 54フィートプロップ完全再現モデル(前回ワンダーフェスティバルにて原型発表済み)
・TANI AKIRA MECHANICS ARCHIVE エヴァンゲリオン初号機ポジトロンライフル(前回ワンダーフェスティバルにて原型発表済み)
・CHARACTER CLASSICS ウルトラマンタロウ(前回ワンダーフェスティバルにて原型発表済み)
【“海洋堂International”について】
海洋堂Internationalは“海洋堂EXCLUSIVE”の企画・開発・製造・海外での販売を専門的に行うために設立した会社です(商号:株式会社ゴモラキックとして、2019年2月15日に登記予定)。
海洋堂の造形至上主義に特化した業務を専門的に行なうことで、メーカーとしての都合に左右されない本来の海洋堂スタイルを貫くことが可能となります。企業ロゴには、'80年代の海洋堂製ガレージキットのパッケージにプリントされていた、「怪獣デザインの神様」たる成田亨氏が海洋堂に提供していただいたオリジナルデザインである通称“ゴモラキック”を採用。商号も「ゴモラキック」とすることで、企業としての姿勢を明確に示します(円谷プロ様ご了承済み)。Internationalの名が示すとおり、海洋堂の造形至上主義のスタイルをワールドワイドで展開していきます。
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企業情報
企業名 | 株式会社海洋堂 |
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代表者名 | 渡邊 経康 |
業種 | その他製造業 |
コラム
株式会社海洋堂の
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