業界初、オリーブ栽培に関する特許を取得
NPO法人やまぐちオリーブ協会(本社:山口県)は、このほどオリーブ栽培方法に関する特許を取得しました。業界初の特許取得となります。一般的な手法では、結実までに4~5年を要するものを定植後翌年には結実させること、単位面積あたりのオリーブ実収量を数倍にさせることを特長とする同社のオリーブ栽培メソッドを構成する重要な特許技術となります。今後はこの特許技術を含むオリーブ矮化栽培技法を広めるための諸活動を展開していきます。
オリーブ栽培による地域活性化を手掛ける、特定非営利活動法人やまぐちオリーブ協会(所在地:山口県阿武町、理事長:白松博之)は、オリーブ栽培に関する特許を取得致しました。オリーブ栽培に関する特許としては、業界初の取得となります。
この特許技術の特長は以下です。
<3つの特長>
1:短時間で結実する
オリーブ栽培は、通常結実するまでに4年~5年かかると言われています。これに対して、新技術では定植後(春定植)翌年(翌年秋頃)には結実します。
2:1本のオリーブ木からとれる実が2倍程度になります
1本のオリーブ木から採れる実は10㌔程度と言われますが、これが2倍程度になります。
3:単位面積あたりの収量が数倍になります
単位面積あたりに植えるオリーブ木を多くすることから、単位面積あたりの収量が結果として数倍になります。
今回取得した特許技術を含む、オリーブ矮化栽培技法(方法論)をこのたび体系化。今後はこの方法論を世の中に広めていき、全国の耕作放棄地対策に貢献していきたいと思います。
【今後の展望】
2019年12月以降、今回体系化した方法論を世の中に広めるべく、障がい者就労支援事業所との連携(農福連携)や地方移住促進との連携(地域おこし協力隊連携)等に取り組んで参ります。
【特定非営利活動法人やまぐちオリーブ協会について】
本社:〒758-0613 山口県阿武郡阿武町宇生賀4009
代表者:理事長 白松博之
設立:2018年12月
Tel:0838-85-0138
URL:https://tetsu-ya.wixsite.com/yamaguchi-olive
事業内容:当社は、オリーブを代表とする果実系植物に関わる生産者及び消費者に対して、栽培方法等生産及び流通に関する事業を行うことによって、地域活性化及び地域の経済発展に寄与する。
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企業情報
企業名 | NPO法人やまぐちオリーブ協会 |
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代表者名 | 白松博之 |
業種 | 農林水産 |