アンラボ、携帯電話専用セキュリティソリューションを海外に初輸出
アンラボ、携帯電話専用セキュリティソリューション「アンラボモバイルセキュリティ」を海外に初輸出
韓国トップシェアのセキュリティソフトウェアベンダ AhnLab, Inc.(韓国ソウル市)は、台湾のパイロン (Opiron Technology & Solutions, Corp. 代表 Mark Shin www.opiron.com.tw) 社に自社セキュリティ製品である「アンラボモバイルセキュリティ (AhnLab Mobile Security)」の OEM 契約を締結したと発表しました。今回の契約は、アンラボが今後セキュリティマーケットの新しいビジネスモデルとしている携帯電話用セキュリティソリューションとしては韓国初の海外輸出となります。
アンラボは、パイロン社のモバイルセキュリティソリューションである「ディフェンドポイント モバイルセキュリティ」に「アンラボ モバイルセキュリティ」が搭載されたと述べました。パイロン社は「ディフェンドポイント モバイルセキュリティ」をマイクロ SD カード (Micro Secure Digital Card) に搭載し、携帯電話ベンダおよび多数の海外移動通信企業に提供する予定です。ユーザーがマイクロ SD カードを携帯電話に挿入すると、モバイルウイルスのスキャン/駆除およびリアルタイムスキャンを利用でき、携帯電話を安心して使えます。
パイロン社は世界で初めてポータブル移動ディスク (USB Drive) と SD カードにウイルス セキュリティソリューションおよびデータセキュリティ自動実行ソリューションを開発した企業です。台湾の USB および SD カード専門ベンダであるパイソン (Phison/www.phison.com) 社のグローバルパートナーでもあります。
「アンラボ モバイルセキュリティ」は、Symbian および Windows Mobile (Win CE) オペレーティングシステム (OS) でアンラボの技術の粋を集めた製品です。主な特徴は▲ウイルス、トロイの木馬など悪性コード手動スキャン▲V3 エンジンアップデート▲リアルタイムスキャン▲スキャンログ管理▲ウイルス申告機能 などがあります。
モバイルセキュリティの脅威は、世界的に 2006 年から Symbian OS 用モバイルウイルスの被害が発生したことで現実のものとなっています。モバイル機器のさまざまなファイルを処理できるコンバージェンスの開発で悪性コードの感染および拡散の環境は整っていると見られ、モバイル機器は多様な無線インターネットをサポートするようになったことから、脆弱性が発見された場合、脅威が急速に拡散する可能性が指摘されています。個人情報など重要な情報を侵害する悪性コード、情報漏えいと盗用のためのフィッシングなどモバイル機器を狙った攻撃が現れることも予想されます。
アンラボコリア代表のオ・ソクチュは「モバイル機器に対するセキュリティの脅威は、個人情報の破壊レベルがパソコンよりも深刻なだけでなく、ユーザーに経済的な損失を与えることが予想される。そのため、モバイルセキュリティのテクノロジーは今後一層重視されるだろう」と述べ、「モバイルセキュリティマーケットはまた本格的に形成されていないが、モバイル悪性コードの被害規模や拡散力が大きくなるに従い、今後数年以内に大きく成長すると見込まれている。今後もアンラボはさまざまなモバイル機器のセキュリティの脅威に対処できるセキュリティテクノロジーの確保および製品開発に注力していく」としています。
アンラボは、2001年に代表的な PDA オペレーティングシステムであるパーム (Palm) 用セキュリティソリューション開発に成功したのち、2003年と2004年には無線インターネットプラットフォームである WI-TOP と WI-PI 用携帯電話セキュリティソリューションを世界で初めて開発しました。2005年末には、Symbian 用携帯電話セュリティソリューションを開発、2006 年にはサムスン (Samsung) 社の「AnyCall Fxフォン」と WiBro 端末に携帯電話セキュリティソリューションを供給し、モバイルセキュリティ脅威対応テクノロジーで世界レベルであることを証明しています。
<参考資料:モバイルセキュリティについて>
▲ 2004年6月、初のモバイルウイルスが発見される
2004年6月、Nokia の携帯電話端末の一部に「カビール (Cabir)」と呼ばれるウイルスが初めて発見され、その後ヨーロッパ、アメリカなどを中心に全世界 30 ヵ国で発見/報告されたモバイル関連悪性コードは200種を超えています。
▲ 日本のモバイルウイルス状況
日本の多くの携帯機器オペレーティングシステムが Symbian ではない JAVA、Wi-Fi 基盤などのオペレーティングシステムを使用しており、携帯電話ウイルスなどの悪性コードの感染事例は非常に少ないとされます。
▲ 代表的なウイルス被害の事例
現在まで発見されたモバイルウイルス、トロイの木馬など悪性コードは主に Symbian OS を使用する携帯機器で発生しており、Doomboot、Cardtrap、Cardblock などが代表的な悪性コードです。
2005年には携帯電話に保存されている電話番号を利用して大量のメッセージ (SMS) を送り高額の通信費を請求する CommWarrior、Redbrowser ウイルスが発見されました。また、SMS を利用して、携帯電話にトロイの木馬を植え込む新しいハッキング技法であるスミッシング (SMiShing : SMS + Phishing) も現れました。
▲ Windows Mobile 環境の悪性コード、今年初めて発見される
2008年2月には、Windows Mobile の新規悪性コードが発見されました。InfoJack というトロイの木馬で、ユーザーがモバイル機器をインターネットに接続する際にインストールされ、端末のシリアル情報や OS 情報を送信して認証されていないファイルをインストールする悪性コードです。一方、Windows Mobile 初のウイルスは 2004年に発見された Duts で、端末のルートフォルダのすべてのファイルを感染させます。2005年8月に発見された Brador は、ハッカーがユーザーの気づかぬうちに端末をリモートコントロールできてしまいます。
<V3 ウイルスブロック インターネットセキュリティ 2007 シリーズについて>
V3 IS 2007 シリーズはセキュリティの三大機能であるアンチウイルス、アンチスパイウェア、ファイアウォールが1つになった統合セキュリティソフトウェアです。ウイルス、ワーム、トロイの木馬などの悪性コードをはじめ、スパイウェア、ハッキングの検知/削除/遮断が可能です。個人情報の流出、スパム、フィッシング対策、システムの最適化、管理、システムクリーンアップなどの機能によってセキュリティを構築し、快適なユーザー環境 (UI) を提供します。V3シリーズ製品はアジア、南米、ヨーロッパなど世界各国に輸出され、全世界で1,000万人ユーザーの実績があります。
<関連サイト>
● 株式会社 アンラボ Web サイト (日本語)
http://www.ahnlab.co.jp/
● 株式会社 アンラボ Webサイト (韓国語)
http://www.ahnlab.com/
● Opiron Technology & Solutions, Corp. (英語)
http://www.opiron.com.tw/
Copyright 2007 AhnLab, Inc. All rights reserved.
【本プレスリリースに関する問合せ先】
株式会社 アンラボ
企画マーケティングチーム 愼(しん)、金城(きんじょう)
TEL: 03-5209-8610
FAX: 03-5294-7307
E-mail: press@ahnlab.co.jp
【弊社販売商品に関するお問合せ先】
株式会社 アンラボ
営業チーム 甘(かむ)
(個人向け販売商品)TEL: 03-5209-8610
(法人向け販売商品)TEL: 03-5209-8782
E-mail:sales@ahnlab.co.jp
《関連URL》
http://www.ahnlab.co.jp/
http://www.ahnlab.com/
http://www.opiron.com.tw/
アンラボは、パイロン社のモバイルセキュリティソリューションである「ディフェンドポイント モバイルセキュリティ」に「アンラボ モバイルセキュリティ」が搭載されたと述べました。パイロン社は「ディフェンドポイント モバイルセキュリティ」をマイクロ SD カード (Micro Secure Digital Card) に搭載し、携帯電話ベンダおよび多数の海外移動通信企業に提供する予定です。ユーザーがマイクロ SD カードを携帯電話に挿入すると、モバイルウイルスのスキャン/駆除およびリアルタイムスキャンを利用でき、携帯電話を安心して使えます。
パイロン社は世界で初めてポータブル移動ディスク (USB Drive) と SD カードにウイルス セキュリティソリューションおよびデータセキュリティ自動実行ソリューションを開発した企業です。台湾の USB および SD カード専門ベンダであるパイソン (Phison/www.phison.com) 社のグローバルパートナーでもあります。
「アンラボ モバイルセキュリティ」は、Symbian および Windows Mobile (Win CE) オペレーティングシステム (OS) でアンラボの技術の粋を集めた製品です。主な特徴は▲ウイルス、トロイの木馬など悪性コード手動スキャン▲V3 エンジンアップデート▲リアルタイムスキャン▲スキャンログ管理▲ウイルス申告機能 などがあります。
モバイルセキュリティの脅威は、世界的に 2006 年から Symbian OS 用モバイルウイルスの被害が発生したことで現実のものとなっています。モバイル機器のさまざまなファイルを処理できるコンバージェンスの開発で悪性コードの感染および拡散の環境は整っていると見られ、モバイル機器は多様な無線インターネットをサポートするようになったことから、脆弱性が発見された場合、脅威が急速に拡散する可能性が指摘されています。個人情報など重要な情報を侵害する悪性コード、情報漏えいと盗用のためのフィッシングなどモバイル機器を狙った攻撃が現れることも予想されます。
アンラボコリア代表のオ・ソクチュは「モバイル機器に対するセキュリティの脅威は、個人情報の破壊レベルがパソコンよりも深刻なだけでなく、ユーザーに経済的な損失を与えることが予想される。そのため、モバイルセキュリティのテクノロジーは今後一層重視されるだろう」と述べ、「モバイルセキュリティマーケットはまた本格的に形成されていないが、モバイル悪性コードの被害規模や拡散力が大きくなるに従い、今後数年以内に大きく成長すると見込まれている。今後もアンラボはさまざまなモバイル機器のセキュリティの脅威に対処できるセキュリティテクノロジーの確保および製品開発に注力していく」としています。
アンラボは、2001年に代表的な PDA オペレーティングシステムであるパーム (Palm) 用セキュリティソリューション開発に成功したのち、2003年と2004年には無線インターネットプラットフォームである WI-TOP と WI-PI 用携帯電話セキュリティソリューションを世界で初めて開発しました。2005年末には、Symbian 用携帯電話セュリティソリューションを開発、2006 年にはサムスン (Samsung) 社の「AnyCall Fxフォン」と WiBro 端末に携帯電話セキュリティソリューションを供給し、モバイルセキュリティ脅威対応テクノロジーで世界レベルであることを証明しています。
<参考資料:モバイルセキュリティについて>
▲ 2004年6月、初のモバイルウイルスが発見される
2004年6月、Nokia の携帯電話端末の一部に「カビール (Cabir)」と呼ばれるウイルスが初めて発見され、その後ヨーロッパ、アメリカなどを中心に全世界 30 ヵ国で発見/報告されたモバイル関連悪性コードは200種を超えています。
▲ 日本のモバイルウイルス状況
日本の多くの携帯機器オペレーティングシステムが Symbian ではない JAVA、Wi-Fi 基盤などのオペレーティングシステムを使用しており、携帯電話ウイルスなどの悪性コードの感染事例は非常に少ないとされます。
▲ 代表的なウイルス被害の事例
現在まで発見されたモバイルウイルス、トロイの木馬など悪性コードは主に Symbian OS を使用する携帯機器で発生しており、Doomboot、Cardtrap、Cardblock などが代表的な悪性コードです。
2005年には携帯電話に保存されている電話番号を利用して大量のメッセージ (SMS) を送り高額の通信費を請求する CommWarrior、Redbrowser ウイルスが発見されました。また、SMS を利用して、携帯電話にトロイの木馬を植え込む新しいハッキング技法であるスミッシング (SMiShing : SMS + Phishing) も現れました。
▲ Windows Mobile 環境の悪性コード、今年初めて発見される
2008年2月には、Windows Mobile の新規悪性コードが発見されました。InfoJack というトロイの木馬で、ユーザーがモバイル機器をインターネットに接続する際にインストールされ、端末のシリアル情報や OS 情報を送信して認証されていないファイルをインストールする悪性コードです。一方、Windows Mobile 初のウイルスは 2004年に発見された Duts で、端末のルートフォルダのすべてのファイルを感染させます。2005年8月に発見された Brador は、ハッカーがユーザーの気づかぬうちに端末をリモートコントロールできてしまいます。
<V3 ウイルスブロック インターネットセキュリティ 2007 シリーズについて>
V3 IS 2007 シリーズはセキュリティの三大機能であるアンチウイルス、アンチスパイウェア、ファイアウォールが1つになった統合セキュリティソフトウェアです。ウイルス、ワーム、トロイの木馬などの悪性コードをはじめ、スパイウェア、ハッキングの検知/削除/遮断が可能です。個人情報の流出、スパム、フィッシング対策、システムの最適化、管理、システムクリーンアップなどの機能によってセキュリティを構築し、快適なユーザー環境 (UI) を提供します。V3シリーズ製品はアジア、南米、ヨーロッパなど世界各国に輸出され、全世界で1,000万人ユーザーの実績があります。
<関連サイト>
● 株式会社 アンラボ Web サイト (日本語)
http://www.ahnlab.co.jp/
● 株式会社 アンラボ Webサイト (韓国語)
http://www.ahnlab.com/
● Opiron Technology & Solutions, Corp. (英語)
http://www.opiron.com.tw/
Copyright 2007 AhnLab, Inc. All rights reserved.
【本プレスリリースに関する問合せ先】
株式会社 アンラボ
企画マーケティングチーム 愼(しん)、金城(きんじょう)
TEL: 03-5209-8610
FAX: 03-5294-7307
E-mail: press@ahnlab.co.jp
【弊社販売商品に関するお問合せ先】
株式会社 アンラボ
営業チーム 甘(かむ)
(個人向け販売商品)TEL: 03-5209-8610
(法人向け販売商品)TEL: 03-5209-8782
E-mail:sales@ahnlab.co.jp
《関連URL》
http://www.ahnlab.co.jp/
http://www.ahnlab.com/
http://www.opiron.com.tw/
企業情報
企業名 | 株式会社アンラボ |
---|---|
代表者名 | -- |
業種 | 未選択 |
コラム
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