東京から大阪へ往復する運賃で金沢、富山に寄ることができるので、富山で講演いたします。『キャッシュレス生活、1年やってみた 結局、どうするのが一番いいんですか?』
『キャッシュレス生活、1年やってみた 結局、どうするのが一番いいんですか?』で、東京から大阪までの往復運賃と同程度の費用で、金沢、富山などの北陸を回れることを紹介しましたので、実証も兼ねて、富山で講演いたします。富山での主催は、富山で朝活を1200回以上開催されている朝活@富山で、今回は夜活2月14日金曜日の夜活で行います。
p99に大阪出張、途中に金沢を挟むというテクニックと項目には書かれていますが、具体的な方法はサラッと流していました。
この機会に、2月の大阪出張と合わせて計画した富山講演で、この手法を具体的に解説したいと思います。
東京から東海道新幹線を使って新大阪まで行き、その後大阪まで行く場合、片道乗車券が8910円になります。それに指定席特急券が5610円で、合計14520円です。
往復すると、その倍になり、乗車券17820円+特急券11220円となります(2月13日現在) 。
書籍であまり具体的に書かなかった理由はJRの運賃が季節変動するためです。
書籍『キャッシュレス生活、1年やってみた 結局、どうするのが一番いいんですか?』で触れたのは、JRの距離ごとに割引になる運賃体系についてでした。前述の乗車運賃は、営業キロ数556.4kmでしたが、往復だと長距離にならず、一筆書きのようにループさせると、営業距離が伸びます。営業距離が伸びると、JRでは割引運賃が適用されます。したがって、京都から湖西線、北陸線を通り、金沢から北陸新幹線に乗る経路ですと、営業キロ数1200km強になります。すると、乗車券は14080円と単純往復するより安くなります。
この経路ですと、大阪に下車できなくなりますので、山科(京都)から京都、目的地の大阪までは、東海道線と新幹線の経路の乗車券を追加で購入します。
この2枚の乗車券があれば、東京から新幹線に乗り、新大阪で乗換えて、大阪まで行けます。
山科という乗り降りしていない駅(それも新幹線の駅でもない)が出てくるのがこの買い方の難しいところですが、JRの中ではこういうテクニックを駆使する人がいることをよく知っており、改札のところで切符を出すと、すんなり対応してくれます。
冒頭のループのチケットでは、京都から金沢に向かうルートでしたが、出張後に乗るのは、大阪からです。つまり、大阪からの京都までの乗車券が必要となります。
足りない大阪から京都までの乗車券を購入します。
これで、乗車券はすべてです。合計すると、570+860+14080=15510円で、単純往復の乗車券17820円より安いことが分かります。
まだ、この場合ですと、金沢経由富山行きのサンダーバードと北陸新幹線の指定特急席が購入できておりません。
次のテクニックが乗り継ぎ割引です。サンダーバードと新幹線を乗り継ぐ場合は、特急券が割引になります。このように続けて予約すると、割引が適用され、特急券は3340円となりました。
あとは、富山のイベント終了後に富山から東京までの北陸新幹線の指定席特急券の購入です。
せっかくですから、観光して帰るために夕方の便を予約しました。この予約を自由席にすれば500円分安くなります。
残りは、2月13日の東京から新大阪までの新幹線の特急料金です。書籍(p66)でも紹介しました。東海道新幹線などの新幹線で使えるEX-ICを使えば、指定席でも自由席料金と変わりません。品川から新大阪まで4910円です。
合計すると、特急料金は、4910+6360+3340=14610円となりました。
乗車料金と特急料金を合わせますと、
単純往復(乗車券17820円+特急券11220円)=29040円
北陸ループ(乗車券15510円+特急券14610円)=30120円(差額1080円)
ということで、手間と1000円くらい費用で北陸での仕事も観光もできてしまいます。今回はイベントして富山で宿泊することになっていますので宿泊費もかかってしまいますが、交通費1000円だと考えるとお得ですよね。ぜひ、月曜日出張、金曜日出張の際には、このルートを使うことを大阪と東京の方は思い出してください。
今回は、えきねっとの予約サービスの画面を紹介しましたが、不安な方は、みどりの窓口で、手書きで乗りたい電車と日付やルートを書いたメモを見せて買うと、親切に発券してくれます。みどりの窓口もクレジットカードでキャッシュレスで購入することができます。
本題を忘れそうになりました。
富山で講演いたします。
富山講演は、富山で朝活を1200回以上開催されている永吉隼人さんが主催する朝活@富山のイベントとして、今回は夜活2月14日金曜日の夜活で行います。
キャッシュレスは日本全体で進行している話題です。2019年の流行語大賞では、横綱がキャッシュレスでした。ですが、地方の中核都市ではまだ利用者も少ないですが、実際のメリットがあるのは、2020年。乗り遅れると損します。地方での利用のほうが都会よりお得です。そういった北陸ならではの話題も今回は富山限定でお話したいと思います。
日時:2020-02-14 19:00~20:30
(18:45受付開始)
場所:サンフォルテ研修室305(富山市湊入船町6-7)
参加費:3000円
急げ!
「キャッシュレスで最大5%還元」は
2020年6月30日まで!
興味はあるけど、なんとなく怖い。
多すぎて選べない。
個人情報は大丈夫?
本当にお得?
そんなあなたの代わりに、
気になること全部試してみました
やってみてわかった神ペイ、マストアプリ
え?この使い方は知らなかった!
ここはまだキャッシュレスじゃないの?
美崎栄一郎の血の叫びを聴け!
現金使わない生活から、
日本のミライが見えてくる
●どのペイが結局得なのか、1年やってみた結論
●初めての「敗北」はセブンイレブンだった
●コンビニアプリで一番よくできているのはファミペイ
●クロネコメンバー割は使わないと損
●クレジットカード、2枚持ちから10枚持ちの時代へ
●なぜPayPayは大盤振る舞いできるのか
●2024年の新札導入で「キャッシュレス化戦国時代」は終わる
●意外に遅れている美術館や公共施設
●キャッシュレス生活の鬼門は郵便局
(書籍紹介ページより)
申し込みは、朝活@富山の公式ホームページ
https://asakatsutoyama.net/announce/2020-02-14/
あるいは、Facebookイベント
https://www.facebook.com/events/633060244187467/
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企業情報
企業名 | 株式会社a16 |
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代表者名 | 美崎栄一郎 |
業種 | その他サービス |