書籍・マニュアル、世界標準のレイアウト仕様に準拠「XML 自動組版ソフトウェア Antenna House Formatter V7.0」リリースのお知らせ
アンテナハウス株式会社は、XML(XSL/CSS)自動組版ソフトのベストセラー『Antenna House Formatter』をバージョンアップした『Antenna House Formatter V7.0』を 2020年2月20日より販売開始いたしました。
アンテナハウス株式会社(本社:東京、社長:小林徳滋、資本金:4,000万円)は、2020年2月20日より『Antenna House Formatter V7.0』を販売開始いたしました。
『AH Formatter』は XML で記述されたマニュアル、契約書、報告書・書籍などを XSL-FO または CSS によりレイアウトを指定して、PDF に出力したり印刷するソフトウェアです。
XSL-FO は W3C が XML に対するレイアウト指定の標準として勧告している世界標準です。国内外で『AH Formatter』は最も優れた XSL-FO 準拠製品との評価を確立しており、多言語を必要とするマニュアルや情報誌、教材、論文、官報など数千社のお客様にお使いいただいています。
『AH Formatter』は Webページ用に普及している技術である CSS もご利用いただけます。CSS3 のページモデルにも対応しているため、高品質なページ組版が実現できます。
マニュアルのような複雑なレイアウトには XSL-FO を、比較的単純なレイアウトには直感的な CSS をお薦めしています。
◆ AH Formatter V7.0 新しい機能
『AH Formatter V7.0』では、ご要望の多かった機能を中心に以下の対応をいたしました。
・動作環境が更新されました。
・欧文組版における行分割処理が改良されました。
・BIDI処理が改良されました。
・ドロップキャップが指定可能になりました。
・axf:suppress-if-first-on-page / CSS -ah-suppress-if-first-on-page の動作が改良されました。
・ページ先頭または段先頭のブロックの text-indent が指定可能になりました。
・最後の行末のアキが調整可能になりました。
・axf:avoid-widow-words / CSS -ah-avoid-widow-words の値が拡張されました。
・ページ(段)の上部や下部に残らなければならない table-row数が指定可能になりました。
・分割禁止語が指定可能になりました。
・大文字からなる語をハイフネーションするかどうかが指定可能になりました。
・ハイフンから始まる語で、先頭のハイフン直後で行分割しない言語が指定可能になりました。
・1文字の単語を行末に置かない言語が指定可能になりました。
・ハングル字母をリガチャするかどうかが指定可能になりました。
・text-orientation-mode の値が拡張されました。
・重複したマーカ参照の除去が指定可能になりました。
・XSL-FO でも merge-sequential-page-numbers に "merge-f" や "merge-ff" が指定可能になりました。
・CSS で box-decoration-breakプロパティが指定可能になりました。
・CSS でも脚注とアンカーを同一ページ内または段内に配置可能になりました。
・CSS でも脚注の配置の方法が指定可能になりました。
・CSS でも internal-destination が指定可能になりました。
・HTMLで <a href="#123"> のようにしたときにページ番号とみなすかどうかが指定可能になりました。
・PDF 2.0 が出力可能になりました。
・PDF/X-4p が出力可能になりました。
・Role Map が指定可能になりました。
・<axf:document-info> / HTML <meta> に createdate と modifydate が指定可能になりました。
・CSS でも PDF にカスタムプロパティが設定可能になりました。
・internal-destination / CSS -ah-internal-destination に PDF の Named Action が指定可能になりました。
・axf:bookmark-include の値が拡張されました。
・電子署名フィールドで、署名の時点で文書をロックするかどうかが指定可能になりました。
・Adobe Fonts に対応しました。
・WebP に対応しました。
・画像の代替テキストを表示するかどうかが指定可能になりました。
・SVG で外部の CSS が参照可能になりました。
・SVG でルート要素の width と height が省略されたとき、viewBox の指定に合わせるかどうかが指定可能になりました。
・<math> の display の初期値が変更可能になりました。
・コマンドラインで、組版結果の体裁上の問題が検出可能になりました。
・コマンドラインで、XML形式でのエラー出力が可能になりました。
・GUI やコマンドラインで、出力されるエラーメッセージが抑制可能になりました。
・ログウィンドウに表示されるドキュメントへリンクが付加されるようになりました。
・ログウィンドウの表示方法が指定可能になりました。
・GUI からフォント構築ファイルが編集可能になりました。
・GUI にフルスクリーンモードが設定可能になりました。
・GUI のツールバーアイコンのサイズを大きめにすることが可能になりました。
それぞれの機能についての詳細は以下のリンク(オンラインマニュアル)をご覧ください。
→ https://www.antenna.co.jp/AHF/help/v70/ahf-about.html#enhancements
◆ 本製品の主な特長
・XSL 1.1 に対応
・CSS に対応
・Acid2 に合格
・大規模な文書を組版
・高速に組版
・多言語組版
・美しい欧文組版
・多種なファイルフォーマット出力
・PDF/X、PDF/A に対応
・アクセシブルな PDF
・プリンタに直接出力
・ベクタ画像をネイティブに描画
・PDF中に PDF の埋め込みも可能
・バーコードの埋め込み
・PANTONEカラーに対応
・豊富な組込みインターフェイス
・柔軟なフロート機能
◆ 出力形式
組版結果を次のような多種類の形式のファイルに出力できます。
・プリンタへの印刷(Windows版)
・PDF(PDF1.3~1.7、PDF2.0、PDF/X、PDF/A、PDF/UA、タグ付きPDF)
・SVG
・PostScript
・XPS
・MIF
・Word(docx)
・テキスト
◆ 対応プラットフォーム
・Windows(32ビット、64ビット)
・Linux(64ビット)
・Macintosh
詳しくは、次の Webページをご覧ください。
→ https://www.antenna.co.jp/AHF/spec.html
◆ ライセンスの種類と価格
ライセンスには次の 4種類があります。
・サーバライセンス :500,000円~700,000円(税抜)
サーバ上でプログラムを稼動し、ネットワークに接続したクライアントに機能を提供するためのライセンスです。
・デベロッパライセンス(開発ライセンス) :300,000円~420,000円(税抜)
SI 会社やコンサルタントやシステム開発担当者が、『AH Formatter』を組み込んだシステム開発、システム試験用などの用途にのみ使うためのライセンスです。
・スタンドアロンライセンス :100,000円~140,000円(税抜)
単独のコンピュータ上で本製品の機能を利用するライセンスです。
・ASP ライセンス :価格応談
ASP/SaaS に利用するためのライセンスです。
詳しくは、次の Webページをご覧ください。
→ https://www.antenna.co.jp/AHF/license.html
◆ 出荷開始
本製品の出荷開始は 2020年2月20日からです。
◆ 本製品の詳細は次の Webページをご覧ください。
https://www.antenna.co.jp/AHF/
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企業情報
企業名 | アンテナハウス株式会社 |
---|---|
代表者名 | 小林 徳滋 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
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