実用新案第3223684号 生分解性『かりねっこBio』(仮名称) 4月~5月に販売予定
去年の8月に水槽レイアウトをやってみたい!!楽しみたい!!という方々へ向け販売を開始したのが『かりねっこ』ですが、さらに商品を進化させたのが『かりねっこBio』になります。 『かりねっこBio』は、水草に必要な栄養分の供給のためにテトラ社のイニシャルスティクを配合し、生分解性プラスチックがソイルなどに住み着いているバクテリアの餌となり、バクテリアの成長を助けることで、水槽内の環境を整えていき、水草や水槽の成長ステージに合わせて製品の形を変えていくのが『かりねっこBio』の特徴です。 現在、世界的に問題になっているプラスチック問題に一石を投じながら、身近な趣味の水槽での問題解決も兼ねた画期的な商品です。この商品は、子供から大人まで身近なアクアリウムという趣味を通じてプラスチック環境問題への意識を持っていただき、多くの人の環境意識改革を促すお手伝いをしたいと考えております。
試作品製造や自社製品の企画・販売を手掛ける、礼恩株式会社
(所在地:茨城県北相馬郡利根町横須賀824-4、代表取締役:弓木田望)は、
弊社はアクアリウム関連商品を企画販売している会社です。水草を植えてもすぐに浮いてきてしまうといった問題を解決すると共に、
水草の根の張りを阻害せず育成を補助するアイテム『かりねっこ』をバージョンアップさせた商品『かりねっこBio』(仮名称)を、2020年4~5月より販売を開始する事を決定いたしました。
『かりねっこBio』は、生分解性プラスチックとイニシャルスティック(底砂用添加剤)のみを使用して作られた商品です。
まず、マイクロプラスチック問題への取り組みとして、『かりねっこBio』の主成分を生分解性プラスチックとしました。バイオプラスチック協会指定のポジティブリスト(PL)に登録されている材料を使用することで最終的にはバクテリアにより分解され、問題物質であるマイクロプラスチックの発生を抑えます。また、水槽内では水質環境を整えるバクテリアの住みかやえさとなり、より良い水槽環境を作ることができます。
次にアクアリウム水槽に水草を植えて水景を作る際、「せっかく植えた水草が、根が生える前に抜けて浮いてきてしまうといった問題を解決することです。
弊社ではすでに『かりねっこ』という製品を販売しています。水草へ装着することで植え込んだあと根が張るまで抜けにくくする製品です。『かりねっこBio』はこれらの特徴を兼ねそろえているだけでなく、成型する際、生分解性プラスチックの中にテトラ社イニシャルスティック(底砂用添加剤)を練りこむことで、バクテリアが製品表面を食べ、その小さな穴から栄養成分が溶け出し、水草の成長をサポートします。
『かりねっこBio』を使い、アクアリウムという趣味を通じて環境問題に取り組んでみませんか?また、この商品を成型する技術を用いることで農業分野などにも応用できる可能性があります。
小さな企業ですが、皆様のご協力をお待ちしております。
【背景】
会社を起業する際に、インテリアとして興味のあった水槽を設置しようと思っていました。
やるならばレイアウトへも挑戦してみようと軽い気持ちで始めたのですが、いざ作業を
してみるとうまくいかないことばかりでした。
特に困ってしまったのは水草を植え込む作業でした。
水槽に関しては素人なので、インターネットなどから理想の水草レイアウトを探し、
水草を調べ購入し、見よう見まねで植え込んでみても、植えているそばから水草が浮いてしまい悪戦苦闘でした。
やっとの思いで植え終わり、水槽をのぞくと配置に気に入らない部分もあり、
微調整と思い水草にピンセットが触れると別の水草が抜けて浮いてしまう始末。
かわいそうですが、ダメにしてしまった水草もありました。
翌日になると、せっかく植えた水草がろ過装置の水流、魚やエビたちのついばみなどに
より浮いている水草がちらほらとありました。
どうにかならないかといろいろ調べましたが、水草をサポートするような従来品を
見えなくするには、たくさんのソイルが必要となってしまったり、また、水量を減らし
水草を植えてみても水中に横たわる水草から完成したイメージを想像するのも難しく、
断念せざるお得ませんでした。
これらの問題を解決できないかと考え始めた事が『かりねっこ』製作のきっかけとなり、
開発・試作を重ねる事で製品が誕生しました。
【製品・サービスの概要】
水槽内へ水草を配置したい場合、従来の製品では製品自体が大きく、おもりなどを使用
しているので重量もあることや、1本ごとに使用するというよりは購入したままの束を
まとめて配置するという方法をとっていました。
もちろん、初心者の方などにとってはとても便利なグッズであることは
間違いありません。
そこで、さらに水槽レイアウトを楽しみたいという方々へ向け、開発したのが
『かりねっこ』です。
従来品とは異なり、形状もコンパクトにし、ピンセットでつまんでも重たくなく、
さらには製品ごと底床へ埋め込む事で見栄えもすっきりします。
『かりねっこ』は、底床に植えた水草の茎と葉の付け根の部分を隠す事がないので、
新たに生えてくる水草の根の成長を阻害する事が無いので、しっかりと自生し水草本来の
美しさを長く楽しむ事が出来るのも大きな特徴の一つです。
根が育つまでは水草の仮の根っことして、水草の浮力や水流などで浮き上がってしまう
事を防ぎ、水草の自生を助けるのが『かりねっこ』です。
形状へもこだわり、仮の根っこという響きから、かりねっこ→ねっこ→ねこを連想し、
ねこをキャラクターのモチーフにしました。
ねっこちゃんは水槽の中の観賞魚たちへ興味を持ち、いたずらしたい気持ちを抑え、
水槽内で魚たちの起こす水流やいたずらから水草を守ります。従来であれば
いたずらしたいネコといたずらされる魚の立場を逆ににすることでストーリーが生まれ、より愛嬌のある製品となりました。
この商品は現在、、ホームセンターやペットショップ・自社のネット販売サイト(BASE)でご購入して頂くことが可能です。
「自社ネット販売サービス・BASE」https://reon21.thebase.in/
<6つの特長>
1:初めて水草に挑戦する人でも、簡単に植える事が出来る。
2:製品自体が極めてコンパクトなので、水草のレイアウトに自由度が有る。
3:植えた水草が自生出来る仕組みになっているので、植えた後に水草本来の美しさを
しむ事が出来る。
4:テトラ社のイニシャルスティックが配合されている
5:バイオプラスチック協会でPL(ポジティブリスト)登録の生分解性プラスチックを使用
6:プラスチック問題に配慮した製品で、水槽に地球環境にも優しい商品
仕様
原材料:イニシャルスティック・生分解性プラスチック(2種類)
製品仕様
外周サイズ :Φ15(突起部分を除く)
中心穴サイズ:Φ3とΦ5
2種類・各4個計8個入り
底板厚み :0.8t
製品重量 :0.2g/個
【今後の展望】
昨今テレビのニュースなどで話題に上る、プラスチック問題。
アクアリウム関連の商品でも多くのプラスチック材料の製品が売り出されています。
これらの環境問題を少しでも解決すべく、弊社の生分解性プラスチックに肥料などの成分を入れて成型品をつくる技術を活用し、農林水産省でも問題になっている皮膜肥料の皮膜殻の流出防止にお役に立てるのではないか。具体的には、皮膜肥料の皮膜殻などの代わりに、生分解性プラスチックに肥料成分を練り込んだ商品の普及や、その技術を利用した育苗ポッドなどの開発です。この様な素材を使用した商品を世界的に広めていただくお手伝いを一緒に進めていきませんか。
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企業情報
企業名 | 礼恩株式会社 |
---|---|
代表者名 | 弓木田望 |
業種 | その他製造業 |
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