新鋭写真家・宮下マキが、乳癌と向き合う女性を追う 　ケータイ・フォトエッセー 「その咲きにあるもの」配信

株式会社ソニー・デジタルエンタテインメント（本社：東京都中央区）は、携帯発オリジナル・フォトエッセー作品「宮下マキ　その咲きにあるもの」を、女性向けポータルサイト「ヒトコト」にて配信を始めました。

本作品は、乳癌という現実に直面しながらも、生きる希望を前向きに見つけようとする主婦の日常を、新鋭写真家・宮下マキがレンズを通して記録したフォトエッセーとなっています。 自分を美しく変えることが出来る 『力』 や 『大切なこと』 は数多くある。 乳房切除という喪失感と真摯に向き合いながら、毎日を丁寧に生きる主人公の姿を通じ、読者になにげない日々の大切さを伝えています。

この作品を一人でも多くの人に見てもらいたいという写真家と主人公の意思に基づき、もっとも身近なメディアである携帯サイトより、本作品を発表することとなりました。

ソニー・デジタルは、携帯の特徴を活かしたコンテンツをプロデュースし、携帯を発信源として、今後も多くのオリジナル作品を発信してまいります。

（*1）「がんの統計2003」（財団法人がん研究振興財団）出典

■『宮下マキ その咲きにあるもの』概要
【作品概要】
日本人女性の23人に1人が乳癌になる時代。　幸せな主婦に訪れた突然の乳癌告知。
病気と向き合う一人の人間、乳房切除という喪失感と闘う女性、そして、母親であり続けることへの要求。その全てと真摯に向き合い、丁寧に生活を紡ぐ「洋子」という人生を、写真家・宮下マキが追う。

【写真家】 宮下マキ （みやした・まき）
【配信サイト】 女性向けポータルサイト　ヒトコト
【価格】 全コンテンツ　無料
【配信開始日】 2008年3月6日
【携帯配信URL】 http://hitokoto.mobi


■写真家紹介　宮下マキ （みやした・まき）
1975年：鹿児島市生まれ
1995年：京都芸術短期大学映像科卒業、コマーシャルスタジオ　ＫＯＺＯ　入社、木村晃造（二科会、ＡＰＡ、ＪＰＳ会員）に師事
1997年：ガーディアン・ガーデン　第１０回写真ひとつぼ展グランプリ受賞、受賞作品「部屋と下着」
1999年：水戸アニュアル９９　?プライベートルームＩＩ−新世代の写真表現−、「部屋と下着」水戸芸術館現代美術ギャラリー個展「寝食共存」京都　ギャラリープリンツ
2000年：写真集「部屋と下着」（小学館）
2001年：束芋＋宮下マキ＋イチハラヒロコ　京都造形大学企画展、平成１３年度文化庁芸術家在外研修員として渡米（ニュ−ヨ−ク）
2002年：Photo District Gallery Group Exhibition（ニューヨーク）
2005年：文化庁芸術家在外研修成果展2006年　個展「Bed Room」鹿児島ホワイトギャラリー　
2007年：個展「short hope」パラボリカ・ビス 写真集「short hope」（赤々舎）発表　


■読者より寄せられた感想より （看護師の方からの投稿コメント）
若い方の乳がんは今とても増えています。 乳房を失うという事は、女性の象徴をなくすようなものでもあります。
私たちには分からないほどの失望感、そして今後への不安・恐怖感を持ち続けるという長い闘いが待っています。
そんな中、前向きに明るく生きていく皆様の姿勢をみると、頭があがり ません。
前向きに生きていこうと思えるまで、病気を受け入れるまでが本当につらい時期だと思います。
看護の中で、乳がん患者様に必要なことは精神的な面のケアだと思います。
特に病院の場合は、乳がんがみつかり、手術を行わなければならない方が多く皆様不安・恐怖感を隠しながら、手術に対する不安とも闘っている状況です。

私たち看護師ができることは限られています。共感することはできても実際同じ疾患を持っているわけではないので、限界があります。 いつもそんな現状を見て、患者様にとって自分には何ができるか、看護師として患者様は何を必要としているのか、毎日自分に問いかけています。

このようなフォトエッセーを作成していただくことは私としてもとてもうれしいことです。
フォトエッセーを見て共感できる方はたくさんいらっしゃると思います。
そして、皆様の支えになると思います。これからも続けていただきたいです。


■ヒトコト概要
ソニー・デジタルとＰ＆Ｇが共同でオープンした無料サイト。
【サービス開始日】 2007年3月14日
【サービス内容】 エンタメニュース、写真投稿、キャラクター、着うた（R)、小説、コミック、
セレブ写真、美容、天気、占いの配信
【URL】 http://hitokoto.mobi


■ソニー・デジタル概要
【サービス内容】アニメーション・映画・キャラクターなどさまざまなデジタルコンテンツ、およびサービスの企画、開発、製作、およびサイト運営
【URL】http://sonydes.jp/

本リリースに関するお問合わせ・取材等のお申込み先
（株）ソニー・デジタルエンタテインメント･サービス　マーケティング部　
担当：岡田・北口　TEL:03-5551-0871　
E-mail：marketing@sonydes.jp

以上