本気と遊びは対立するの!? 元陸上競技者 為末大さんスポーツと遊びをテーマにトークイベント開催 〜「ねばならない」を減らしていくことが、子ども達を解放する〜
特定非営利活動法人 日本冒険遊び場づくり協会(世田谷区、代表 関戸 博樹)は、より多くの人々に子どもの遊びの重要性を伝えていくべく、多様な分野の専門家をゲストにお招きし、遊びについて考えるシリーズ学習会「〇〇×遊び」を立ち上げました。その記念すべき第一弾として「スポーツ×遊び」をテーマに、元陸上競技者で「『遊ぶ』が勝ち:ホモ・ルーデンスで、君も跳べ!」の執筆者である為末大氏をお招きしました。「「ねばならない」を減らしていくことが、子ども達を解放する」。現在子育て真っ最中でもある為末さんとともに、子どもの育ちに必要な環境について議論を深めたレポートを公開いたしました。
開催レポートURL:https://bouken-asobiba.org/news/detail-695.html
特定非営利活動法人 日本冒険遊び場づくり協会(世田谷区、代表 関戸 博樹)は「遊び あふれる まちへ!」を合言葉に、子どもたちが地域の中で自由に遊び育つことのできる豊かな社会の実現をめざし、日本全国の冒険遊び場づくりを支援している団体です。
当協会は、2019年度により多くの人々に子どもの遊びの重要性を伝えていくべく、多様な分野の専門家をゲストにお招きし、遊びについて考えるシリーズ学習会「〇〇×遊び」を立ち上げました。
その記念すべき第一弾として、「スポーツ×遊び」をテーマ
に、元陸上競技者で「『遊ぶ』が勝ち:ホモ・ルーデンスで、君も跳べ!」の執筆者である為末大さんをお招きし
、現代の子どもの育ちに必要なスポーツや遊びの環境について
、当協会代表でプレイワーカーの関戸博樹と議論を深めました
。
この度、開催レポートを公開しましたので、ご案内いたします。
「『遊ぶ』が勝ち:ホモ・ルーデンスで、君も跳べ!」を経て、現在子育て真っ最中でもある為末さんが考える子どもの育ちに必要な環境について、是非多くの方にご覧いただきたく、広報のご協力をいただきますようお願い申し上げます。
内容の一部抜粋
【子どもの「発達」を支える遊び】
「遊び」は、子どもの発達にとっても重要。「遊びは人生のための本能的なトレーニング。失敗もふくめて大事な経験」。
【ヨーロッパと日本との子どもの主体性の捉え方】
日本におけるスポーツは「気合いと根性と勝利」とセットの競技と捉えられることが多いが、ヨーロッパでは勝ち負けばかりではないことが浮かび上がる。
ヨーロッパでよく見かける風景として、「日本人の私だと、もう一歩踏み込めばやる気が出るかもしれないと感じるケースでも、子どものやる気が出なければ、先生は『しょうがないね』と言います」。子どもの自主性ありきの指導が行われている。
【やりたいのか、やらされているのか、「ねばならない」からの解放と遊び場づくり】
「社会の中の余白、遊びがなくなってきている」現状を踏まえ、「日本の財政は余裕がなくなっているが、やらないといけないのは無駄を省くことではなく、『ねばならない』を省くことではないか」。
「遊び場づくりは、地域の中の“私たち”を広げる場づくり。共に子育てする空間では、“私の子ども”じゃなくて“私たちの子ども”になる。子どもの『夢中』は遊びからしか生まれない。そのきっかけ作りができるのか。環境を作っていくために、『ねばならない』から離れて、それぞれの地域やライフワークや仕事で何ができるのかを考えていきたい」
開催概要
【日時】2020年1月26日(日)13:30 〜 15:30
【場所】お茶の水教育カレッジ(御茶ノ水ソラシティアカデミア 5F)
【参加者数】75名
【内容】
■前半:ゲスト(為末大氏)とホスト(当協会 代表 関戸博樹)による講義
■後半:ゲスト・ホスト・コーディネーターによるトークセッション
【主催】特定非営利活動法人 日本冒険遊び場づくり協会
【協力】お茶の水教育カレッジ
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企業情報
企業名 | 特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会 |
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代表者名 | 関戸 博樹 |
業種 | その他サービス |