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作、つかこうへい。演出、大池容子。主演、佐藤滋。こまばアゴラ劇場で「熱海殺人事件」を上演します。

うさぎストライプ(主宰・大池容子)は、つかこうへい作『熱海殺人事件』を2021年3月10日(水)から21日(日)まで、こまばアゴラ劇場(東京・目黒区)にて上演します。本企画は、うさぎストライプと俳優の佐藤滋(青年団)による共同企画で、大池容子(うさぎストライプ)が演出を務め、佐藤滋、実近順次、高畑こと美、木村巴秋(青年団)の四人の俳優が出演します。

うさぎストライプ(主宰・大池容子)は、つかこうへい作『熱海殺人事件』を2021年3月10日(水)から21日(日)まで、こまばアゴラ劇場(東京・目黒区)にて上演します。

 

佐藤滋とうさぎストライプ『熱海殺人事件』

公演期間:2021年3月10日(水)から21日(日) 会場:こまばアゴラ劇場

作:つかこうへい 演出:大池容子

出演:佐藤滋(青年団)、実近順次、高畑こと美、木村巴秋(青年団)

企画制作:うさぎストライプ/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場

主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場

Web:https://usagistripe.com/next/atami.html

Instagram:https://www.instagram.com/usagistripe/

 静かな演劇を代表する平田オリザ氏と、アングラ第二世代の旗手であるつかこうへい氏。対極の存在である両者に影響を受けた大池容子の作劇は“静のダイアローグ”と“動のモノローグ”という特徴を持ち、つかこうへい氏の紡ぐ、感情に訴えかける言葉はうさぎストライプの作品に大きな影響を与えました。

 演劇の“嘘”を用いて死と日常を地続きに描く、うさぎストライプの『熱海殺人事件』は、虚構を遊び尽くした先に辿り着く、真実についての物語です。

 

【大池容子コメント】

 つかこうへいが生み出す“動”のモノローグと、平田オリザが紡ぐ“静”のダイアローグを掛け合わせたような演劇をつくりたいと思って、私はうさぎストライプを立ち上げました。旗揚げから十年が経って、描くものや描きたいものが変わるにつれて、うさぎストライプの作品の形は変容していきましたが、つかこうへいと平田オリザという二人の作家が自分の人生に大きな影響を与えたことは間違いありません。

 『熱海殺人事件』は演劇についての物語なのかもしれないな、と思います。熱海の浜辺で工員・大山金太郎が女工・山口アイ子を絞め殺したという取るに足らない事件を「哲学的な意味のある」事件に育て上げようとする木村伝兵衛部長刑事たちの一見めちゃくちゃな捜査は、演劇を作り上げていく風景にも重なって見えるような気がします。コロナ禍の下、演劇が元の姿を取り戻すには、まだ時間がかかるかもしれません。それでも演劇の、生身の力を信じる私たちの姿を『熱海殺人事件』で描きたいと思っています。

 

【佐藤滋コメント】

数年前に大池さんと「いつか『熱海殺人事件』を一緒にやろう」と話した時、すごくうれしくてドキドキしました。その時の事を今でもはっきりと覚えています。どうしてはっきり覚えているかというと、僕はあれからずっとドキドキしているからです。

 

とても素敵なメンバーが集まってくれました。

僕は今、怖くて楽しくて、とてもうれしい。

僕は生きています。

 

【うさぎストライプについて】

劇作家・演出家の大池容子の演劇作品を上演する。「どうせ死ぬのに」をテーマに、演劇の嘘を使って死と日常を地続きに描く作風が特徴。

2010年結成。2013年9月、地下鉄サリン事件を遠景に交差する人々の思いを描いた『メトロ』で芸劇eyes番外編・第2弾「God save the Queen」に参加。2019年3月、『バージン・ブルース』で平成30年度希望の大地の戯曲賞「北海道戯曲賞」大賞を受賞。メンバーは大池容子(主宰・劇作家・演出家)、金澤昭(制作)、西泰宏(宣伝美術)、亀山浩史(俳優)、菊池佳南(俳優)、小瀧万梨子(俳優)。


公式Webサイト:http://usagistripe.com

公式Twitter:https://twitter.com/usagi_stripe

公式Facebook:https://www.facebook.com/usagistripe/

公式Instagram:https://www.instagram.com/usagistripe/

 

【大池容子について】

大池容子(おおいけ・ようこ)

劇作家・演出家・うさぎストライプ主宰・アトリエ春風舎芸術監督

1986年生まれ、大阪府出身。日本大学芸術学部演劇学科劇作コース卒業。2010年、劇団青年団演出部に入団。同年、うさぎストライプを結成し、現在までに23作品を発表。その全ての公演で作・演出を担当する。「どうせ死ぬのに」をテーマに、演劇の嘘を使って死と日常を地続きに描く作風が特徴。2013年9月、芸劇eyes番外編・第2弾「God save the Queen」に参加し、地下鉄サリン事件を遠景に交差する人々の思いを描いた『メトロ』を上演。2013年12月、アトリエ春風舎の芸術監督に就任。2019年3月、『バージン・ブルース』で平成30年度 希望の大地の戯曲賞「北海道戯曲賞」大賞受賞。2020年2月、NHKよるドラ『伝説のお母さん』(NHK総合)脚本参加。

 

【佐藤滋について】

佐藤 滋(さとう・しげる)

俳優/青年団

1974年生まれ、新潟県出身。文学座演劇研究所卒業後、1999年KAKUTAに入団。2010年に退団後、こまばアゴラ演劇学校「無隣館」第一期生を経て、2014年、青年団に入団。主な客演先は、俳優座劇場プロデュース、ペテカン、椿組、タテヨコ企画、スタジオライフ、カクシンハン、青☆組、ミナモザ、など。うさぎストライプには、2014年『デジタル』に出演。テレビドラマ、映画、CFにも数多く出演。直近では、Spotify『さぁ、なにを聴こう。エレベーター篇』のCFに出演。

 



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企業情報

企業名 うさぎストライプ
代表者名 大池容子
業種 エンタテインメント・音楽関連

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