jwp×エリオス、統合的な鳥獣害対策支援事業推進のため協業を開始
株式会社ジョイ・ワールド・パシフィック(代表取締役:木村 清勝、本社:青森県平川市、以下 jwp)は、株式会社エリオス(代表取締役社長:佐々木 進、工場:宮城県柴田郡川崎町、以下 エリオ ス)と共同で、2020年10月から、エリオス製品の鳥獣害用くくり罠『ししえもん®』と、jwp製品のLPWA鳥獣罠捕獲検知システム『わなベル®』の相互販売・取扱いを開始いたします。両社は、統合的な鳥獣害対策支援事業推進のため協業することを合意し、業務販売契約を締結しました。
この鳥獣害対策支援事業では、くくり罠『ししえもん®』と、捕獲検知端末『わなベル®』を併せてご提供できることにより、捕獲に使用するくくり罠から、捕獲情報の検知・狩猟者・自治体担当者への通知までを、一貫して支援できる統合的な鳥獣害対策支援システムの導入を推進します。
くくり罠『ししえもん®』では、イノシシ・シカの捕獲に最適な、押しバネ式、ねじりバネ式をラインアップしており、また踏板(落とし板)も2種類の深さを用意しております。
併せてLPWA鳥獣罠捕獲検知システム『わなベル®』を付加することにより、利用者は現地へ罠を確認しに行く前から、リアルタイム・事前に捕獲情報を得ることが可能となります。
【協業の背景】
近年、野生鳥獣の生息域の拡大による農作物被害額は約180億円といわれており、その約6割が、シカ、イノシシ等によるものといれております。農地を荒らされた農家は廃業し、耕作放棄地が増える悪循環に陥っています。イノシシ、シカの生息固体数は急速に増加しており、政府では2023年度までにこれらの個体数を半減するという目標を掲げています。
①狩猟者の減少・高齢化による捕獲圧の低下
②後継者不足・高齢化に伴う農業従事者の減少
③耕作放棄地の増加よる生息域の拡大
罠猟の場合、罠の設置後は毎日見回りをすることが望ましいとされていますが、それが狩猟者の負担にもなっているのが現状です。そこで、毎日見回りをしなくても捕獲状況が分かるだけでなく、捕獲データの蓄積により効率的な捕獲がおこなえます。
【ししえもん®】
有害獣捕獲用バネ式足くくりわな「ししえもん®」は、自治体の第二種特定鳥獣管理計画及びいのしし管理計画の実行に於いて、自治体や認定鳥獣捕獲事業者が使用する有害獣管理対象のイノシシを捕獲する法定猟具です。本商品のわな本体はPA66+GF20%配合したプラスチック製なので強度が高く、繰り返し使用できるため猟具費用が経済的です。商品ラインナップは、「ししえもん1号」と「ししえもん2号」、「押しバネセット」、「ねじりバネセット」を提供しております。
●ししえもん®の特長
(1) わな本体は軽量で破損しにくい強度の高い樹脂(PA66+GF20配合) をわな本体に使用し
軽量で破損しにくい・錆びないので錆臭がでない・樹脂に滑剤添加しワイヤーの滑りが良い。
(2) 獲り逃しが減るワイヤーロープ跳ね上げ機構(アーム)によって高い位置で足をくくる(2号)(3) フラットな踏板でも足が滑りにくい踏板に7本の凸状の筋を設けたのでわなを踏んだ足が滑りにくくなり凸部の肉厚が厚く強度も高い(2号)※1号は凹部に足が入るため滑りません。
(4) 罠設置作業がラクになります罠外枠が薄く穴掘り作業がラク(2号)(※押しバネの塩ビ
パイプ部の傾斜角を付けるために穴を深く掘るのは任意です)
有害獣捕獲用足くくりわな「ししえもん®」は株式会社エリオスの登録商標です(商標登録第6289892号)。
【わなベル®】
「わなベル®」は、お使いの狩猟罠の作動をリアルタイムに検知し、携帯電話にお知らせするIoT鳥獣捕獲検知システムです。深刻化する鳥獣被害の対策に従事する実施体・自治体の皆様の、見回り負担の軽減、巡視効率の向上等にお役立ていただけます。LPWA(Low Power Wide Area)といわれる通信を使用しているため、非常に省電力で乾電池で約1年の稼働ができます。
製品Web : https://www.j-world.co.jp/product/wanabell/
「わなベル®」は株式会社ジョイ・ワールドパシフィックの登録商標です(商標登録第6240013号)
【商品説明・実演会のお知らせ】
・実演会の申込み、お問合せ
株式会社エリオス ししえもん担当 佐々木、佐藤迄
Tel兼 Fax :0224- 84- 5254
Email :info@eriosu.com
株式会社エリオス : http://www.eriosu.com/index.html
昭和45年創業。プラスチックの成形メ-カ-。宮城県に仙台工場(宮城県柴田郡川崎町大字前川北原10-1)、第二工場があり、モールドプラスチックにおける金型設計・製作・TRY・認定・量産・組立までの一貫生産体制を構築し、これらのプロセスから得られたデータとノウハウにより 高精度な部品を提供いたします。又、省力化装置の設計技術を活かし「容器供給装置」や「麺取り装置」を製品化し事業基盤の強化に取り組んでおります。
株式会社ジョイ・ワールド・パシフィック : https://www.j-world.co.jp/
昭和 56 年設立。光学レンズの接合・黒塗り、半導体検査機器(プローブガード)の製造、IoTソリューション、スマート農業などの製品・サービスの開発販売を主力とする。2014年からスマート農業に参入し、わなベル®を始め、自動潅水システムや、環境計測・制御機器などをサービスしている。
ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
企業名 | 株式会社ジョイ・ワールド・パシフィック |
---|---|
代表者名 | 木村祝幸 |
業種 | 精密機器 |
コラム
株式会社ジョイ・ワールド・パシフィックの
関連プレスリリース
-
「あぐりウォーター」が「みどり投資促進税制」の対象機械に認定されました。
2023年9月8日 13時
-
農機自動操舵システムの実演会を10月13日(木)むつ市で初開催!
2022年10月10日 10時
-
JAISA スマートアグリ・シンポジウム2021 あおもりを開催します
2021年12月8日 7時
-
「室内の二酸化炭素濃度をセンシングし、自動で換気を行うCO2モニタリングシステム」を新たに追加
2021年10月12日 0時
株式会社ジョイ・ワールド・パシフィックの
関連プレスリリースをもっと見る