自分らしさを求めるすべての人に【書籍発売『フランス人女性に学ぶストレスフリーの生き方』】
サンクチュアリ出版は『フランス人女性に学ぶストレスフリーの生き方』(谷口恵津子 著)を5月26日に発売しました。本書はフランス人女性の自由な生き方を、よりよく生きるための一つの方法論として提示した本です。
◆おもてなしはスープとチーズだけ?ストレスフリーなフランス人の生き方とは
著者はある時、フランス人の友人宅に招待されます。そこで出てきた食事はスープとチーズだけで、その理由は「ダイエット中のため」でした。
著者は以前その友人に「日本のお正月を体験したい」と言う向こうの無理を聞き、元日に日本の家に招待していました。さらにフランスへ渡る前は、日本のお土産を求められるまま超過料金を取られるほど用意していました。これを聞いて日本人ならばおもてなしの内容が釣り合わないと思うかもしれませんが、これが「本音と建前」「表と裏」のないフランス人のストレスフリーな生活であり、決してワガママではありません。本書ではそうした驚きのエピソードが連続します。
◆生活のあらゆる場面を解説
本書では、フランス人の生活が場面ごとに紹介されています。その内容は、行きたくないと思ったらドタキャン(自由)、同じ服でも自分だけの着こなしをする(美意識)、人前でもキスをしないと不機嫌になる(恋愛)、フランス人は食べても太らない(食、健康)、バカンスに行ったら次のバカンスのことを考える(金銭感覚)といったものです。いずれもストレスフリーで自由な生活を送っているからこそ実現できるものでしょう。
◆結婚や出産は目標ではない?フランス人に事実婚が多い理由
さらにフランス人は入籍をしないまま、一緒に暮らす事実婚カップルが多いことで知られていますが、その理由も探られています。フランス人にとって恋愛の一番の目的は深く愛し合うことであり、結婚や出産は最終的な目標ではありません。
そうした精神的な部分ばかりでなく、社会的な環境も整えられています。
・子供が出来たら結婚しているカップルと同様に政府から支援金が出る(3人目からはさらに増える)
・女性の社会進出が進んでおり、法律で産休後も休暇前と同じポストと給料が保証されている
・託児所に加えベビーシッター制度が充実。パートナーと食事や映画鑑賞に出ることも可能(そもそもフランスでは子連れお断りのレトランが多い)。
・カトリック教徒が多い影響から、かつては避妊や中絶は非合法だったが、1970年代にフェミニズム運動が起こり合法化された。
女性の権利が幅広く保障されているのがわかるでしょう。さらにフランスでは、同性カップルの権利も幅広く保障されています。
◆フランスと日本両国を熟知した著者が説く「素直に生きることの大切さ」
著者の谷口恵津子(たにぐち えつこ)さんは、NPO法人日仏芸術文化協会の理事長を務める人物です。青山学院大学在学中に、グルノーブル大学の語学研修に参加し、フランスとの縁が生まれました。自分の体型にコンプレックスがありましたが、フランス的な考え方に出会うことにより、それを個性と捉え直すことができたと言います。本書の執筆動機の一つに挙げている「自分に素直に生きて欲しい」は著者自身の体験や思いをふまえたものです。もちろん日本にも良いところはあり、慣習をいますぐに変えるのは難しいでしょう。それでもフランス人の生き方に学ぶべき点は多いと気付かされる一冊です。
【書籍情報】
『フランス人女性に学ぶストレスフリーの生き方』(2021年5月26日発売)
¥1430(税込)
Amazonページ短縮URL: http://ur2.link/nE9W
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企業名 | 株式会社天才工場 |
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代表者名 | 吉田浩 |
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