新潟県加茂市・加茂桐簞笥の職人技×空間プロダクトデザイナープロデュースの新商品共同開発　〜7/16より、第一弾試作品を東京錦糸町PARCOにて出展〜

“Drawers”（ドロワーズ）― 既成の“ハコ”が、世界にひとつだけの収納家具に  

古家具リノベーションのプロダクトライン「Drawers-Tansu（ドロワーズ・タンス）」　初の試作発表展示のご案内

日時　2021年07月16日(金)～08月01日(日)

場所　錦糸町PARCO 1 階（所在地：東京都墨田区）*[遊山 from 清澄白河] に出展

“Drawers”（ドロワーズ）は使われなくなった古い家具や既製品の箱などに、新たにフレームを与えて「引出し」として活用し、新しい収納家具として再生させるデザインプロダクトであり、これからの新しいものづくりの仕組みのデザインの提案です。

なかでも、日本の伝統家具 桐簞笥の古家具を活用し再生していくラインである

「Drawers-Tansu（ドロワーズ・タンス）」の試作発表展示をこのたび開催いたします。

【背景】

新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴い、ものづくり業界も大きな影響があり、従来のような、展示会を通じた新規受注を中心とするような事業体制では経営が厳しい企業・産地も増えてきました。

私たちの拠点がある燕三条地域の隣、加茂市にある一大産業・桐たんすも同じ状況だと聞きました。今回ご一緒した桐たんす屋・桐の蔵様は、社会状況が刻一刻と変わる中で、自分たちにできることを考え常に挑戦をし続けてきた企業です。そんな中、空間づくりや「場」のデザインを手がけているデザインチーム ギフト・ラボ様の、古い家具を新しい家具として再生するデザイン事業の構想をお聞きしたことをきっかけに2社を繋ぎ、桐の蔵様、ギフト・ラボ様、マグネットの3社が協業した商品が生まれました。

Drawersは、古さを“傷”ではなく“味”と捉えることで、ものの価値の再定義を行います。今回は、展示会に向けて第一弾試作品を製作しました。今後は、あらゆるご家庭にあるような古い家具で、放置・廃棄されている商品にもう一度光を当て、ギフト・ラボ様のプロデュース・デザインと、桐の蔵様の桐材を使いこなす職人技の掛け合わせにより、新商品として世の中に出すプロジェクトをさらに展開していきます。

※ギフト・ラボ様による Drawers発案のストーリーは下記URLからご覧くださいませ。

URL：https://note.com/gift_lab/n/n66e471f4b4e6