ものづくりの町発、大学生による新規事業「DIGLOTs」スタート　工場から出る廃材から新素材開発、持続可能なものづくりを。

■開発経緯

開志専門職大学 事業創造学部 では大学2年次に、新潟県内の様々な企業への長期インターンシップ「新規商品開発・販売実習 I」を行っている。マグネットは学生受け入れ企業として、学生と共に新規事業を考えてきた。学生たちは燕三条地域を研究する中で、今もなお3,000以上の工場がある一大産地の背景に、加工工程で生まれる廃材の利活用は多くの工場にとっての課題であると知った。学生たちはDIGLOTsというチームを結成、廃材を“廃棄された材料”ではなく、廃材価値を再定義することを目指しプロジェクトを始動した。

■チームDIGLOTsが目指す事業

1. 新流通経路の確立

新素材開発に向け、従来の材料製造とは異なる流通経路の確立を行います。工場から廃材を引き取り、加工メーカーへ、材料として市場に出します。従来廃棄されていた合金をはじめとする金属も回収ができ、工場からは今まで以上に高付加価値での買取を行います。

2. 新素材の開発

各工場・リサイクル業者から集めた廃材を用いて、すべての金属をプレスした後、切削を行うことで1枚の板素材を作り出します。様々な金属を使用することで、今までになかった色味を出すことが可能になります。

■運営組織

DIGLOTsは、株式会社マグネット管轄の元、開志専門職大学 事業構想学部 2年生8人で構成される。

【協力企業様へ】

現在、本事業を活用したい行政関係者様、支援したい企業様・投資家様を募集しております。詳細をご希望の方は下記担当者までお問い合わせください。