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須惠朋子氏の個展「ニライカナイを想う」11月13日からギャラリーのWALLS TOKYOで開催。新作を中心に約12点発表

伝統的な日本画で使用される画材を用いながら現代的なモチーフを描き、個人的な経験を普遍的テーマに昇華させた作品を展示します。最終日は12月4日(土)です。沖縄の伝説の理想郷ニライカナイをテーマにしています。

ギャラリーのWALLS TOKYO(所在地:東京都文京区)は11月13日(土)から、【須惠朋子「ニライカナイを想う」】を開催します。WALLS TOKYOでは2度目となる須惠朋子氏の個展です。新作を中心に約12点を発表します。期間は12月4日(土)までです。

 

▼WALLS TOKYO|公式サイト:https://www.walls-tokyo.com 

 

 

■ベースは日本画の技法 沖縄の自然を表現

 

須惠朋子氏による、伝統的な日本画で使用される画材を用いながら現代的なモチーフを描き、個人的な経験を普遍的テーマに昇華させた作品は、国内外を問わず多くの人を魅了しています。

 

その技法は、土佐麻紙に岩絵の具で描く日本画の技法をベースに、自作の絵の具・粗い砂、泥絵の具と樹脂膠を混ぜた独特の盛り上げを組み合わせて沖縄の自然を表現するものです。日本画の絵の具の美しさを引き出すため、盛り上げのない平坦な部分は20層にもおよぶ絵の具が重ねられています。

 

今回の個展に際し、須惠朋子氏は以下のようなコメントを寄せています。

 

【須惠朋子氏のコメント】

 

2013年に他界した母に導かれるように『神の島』と呼ばれる沖縄の離島・久高島を訪れました。久高島は、神話の中で、琉球の始祖が初めて降り立ったと言われている神聖な島です。沖縄では東の彼方の海の底に『ニライカナイ』という理想郷があり、人はニライカナイから生まれ、亡くなるとニライカナイに帰っていくと信じられています。久高島を訪れ海や空を眺めていると、ご先祖様や母に会えるような気がします。心が海や空と共鳴し、自らの存在が久高島の自然の中に溶け込んでゆくような不思議な感覚に陥ります。その感覚を描き残そうと制作しています。

 

【須惠朋子 「ニライカナイを想う」】

会期:2021年11月13日(土)~ 12月4日(土)

会場:WALLS TOKYO

住所:〒112-0001 東京都文京区白山2-14-18

開館:水・木・金・土 午後12時00分~午後18時00分(日・月・火は休廊)

電話:03-6240-0790

E-MAIL:i@walls-tokyo.com

Website:https://www.walls-tokyo.com 

 

 

【須惠朋子 / Sue Tomoko】

 

東京都生まれ、2003年 女子美術大学大学院美術研究科修士課程日本画研究領域修了。女子美術大学美術資料館収蔵作品賞(2001年)、美術新人賞デビュー2016準グランプリ(2016年)、第8回 東山魁夷記念 日経日本画大賞展 入選(2021年)など。

 

 

 



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企業名 artless Inc.
代表者名 川上シュン
業種 広告・デザイン

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