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エコプロ2021★広げよう野生動物の歩道橋~アニマルパスウェイで繋ぐ森と命~ SDGs No.15 陸の豊かさも守る

『一般社団法人 アニマルパスウェイと野生生物の会』は、エコプロ2021(東京ビッグサイト・2021年12月08日~12月10日)にて「アニマルパスウェイ」の模型展示と野生動物の利用状況を展示します。エコプロ展は[第23回]を迎えるアジアを代表する環境総合展です。今年のテーマは「持続可能な社会の実現に向けて」です。

エコプロ展では、道路などで分断・孤立した森林間にアニマルパスウェイの研究開発と市道や県道への建設事例および実物模型と実際に利用する樹上性野生動物のモニタリング映像を展示します。また、お子さん向けに絵本パンフや可愛いクリアファイル差し上げます。

 

アニマルパスウェイの普及のために道路管理者の皆さん、企業や市民のみなさん、そして次世代を担う子供たちに是非その必要性を知っていただきたいと思います。

 

当会は2004年に経団連自然保護協議会の懇談会で創設されたアニマルパスウェイ研究会が2012年に樹上性野生生物のための歩道橋:アニマルパスウェイを普及するために設立した非営利団体です。今回はヤマネ・いきもの研究所と共同で出展します。


2004年~2006年の実証実験を経て、多様な樹上性野生生物が利用でき、廉価なアニマルパスウェイを開発しました。2007年に山梨県北杜市市道上に設置したのを皮切りに、栃木県那須町那須平成の森(環境省)、名古屋市市道上など市道・県道・国道・高速道路下に9基設置されています。また英国にも1基鉄道線路上設置されています。現在樹上性動物のニホンリスは九州や中国地方では絶滅しているとされ、ニホンヤマネは天然記念物であるとともに全国41の都府県でRDBに記載されています。樹上性動物の生息する森林が道路などによる分断・孤立化によりその遺伝子の多様性が損なわれ、場合によりロードキルに会います。私が日頃便利に利用している道路ですが、困っている動物たちがいることを知ってください。

 

<こんな方に>

1:自然や動物保護に興味のある方

2:自然保護団体(市民や企業)

3:道路利用者と管理者

4:SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」に関心のある方

 

【イベントの内容】

アニマルパスウェイの実物模型やパネル展示、野生生物がアニマルパスウエイを利用するビデオ映像などで樹上性野生動物の利用状況を紹介します。

 

【出展分野】

生物多様性 、 建設、建築・建材 、 教育・学習支援 、 研究・学術成果発表 、 環境配慮・エコ活動

 

【開催概要】

イベント名:エコプロ2021 ★アニマルパスウエイと野生生物の会

日時:2021年12月08日(木)~12月10日(金)10時00分~17時00分

場所:東京ビッグサイト東ホール 小間番号 : 2-068 http://www.bigsight.jp/access/

対象:一般・学生・子供・教育者・自然保護団体・ビジネス関係者

参加費:無料(登録制)

エコプロ2021公式サイト:https://eco-pro.com/2021/

展示内容詳細ページ:https://eco-pro.biz/exhibitor/info/EP/ja/16457/

 

【 一般社団法人 アニマルパスウェイと野生生物の会 について】

会長:湊秋作(関西学院大学教授、キープやまねミュージアム館長)

代表理事:大竹公一

設立: 2012年05月07日

URL:https://www.animalpathway.org/

事業内容:樹上性の野生生物の道「アニマルパスウェイ」の設置・普及を通じて、森林の生物多様性と保全の重要性の啓発・教育を行っています。

背景と目的:企業や市民が便利に利用している道路、その交通の陰には絶滅を危惧される野生動物も少なくありません。特に余り顧みられていない樹上性野生動物についてはその対策事例が大変少ないことが国土交通省国総研のレポートなどでも知られています。まさにニホンリスやヤマネなどは知らない間に近くの森林から姿を消していることを考えると森と森を繋ぐ歩道橋「アニマルパスウェイ」を全国に普及することが急務であり、これらに類する事例は海外でも少ないため国際発信も必要です。未来を担う子供たちに受け継ぐ努力も重要です。

 

【一般社団法人 ヤマネ・いきもの研究所 について】

代表理事: 湊秋作

設立: 2019年11月28日

URL: https://yamane-ikimono.org/

Facebook: https://www.facebook.com/dormousewildlife

事業内容: ヤマネ・いきもの研究所は、「ヤマネ」と「いきもの」の不思議を研究しています。また、「いきもの」・「自然」・「人を愛する人々」を育て、地球社会を支える人材を育成する事を目指しています。

背景と目的: 私たちが大事にしたい対象は「ヤマネ」と「いきもの」と「人々」です。植物・動物・微生物は、わたしたちの周りと地球上にたくさんすんでいます。

植物が造ってくれる酸素のおかげで私たちは呼吸できるように、私たちは

「いきもの」がいなくては生きていくことができません。

人は空気も食べ物も衣類も燃料も「いきもの」たちの恵みで暮らしています。

だから、「いきもの」を守ることは「人々」を守ることに繋がるのです。

 

 



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企業情報

企業名 一般社団法人 アニマルパスウェイと野生生物の会
代表者名 大竹 公一
業種 その他サービス

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