【スミフルのフードロス削減プロジェクト】 美味しく、食べきるバナナチャレンジ。

１） コンビネーションパックの商品化

スミフルグループのバナナ農園では、バナナを袋詰めする時に半端となったバナナを組み合わせた「コンビネーションパック」という規格を商品化しています。
産地では、商品規格にあわせてバナナを房ごとにカットすると半端なバナナが出てきます。カットしたバナナはサイズが不揃いだったり、本数が規格に満たなかったりします。しかし、スミフルでは、半端となったバナナを組み合わせて「コンビネーションパック」という規格で販売。バナナ同士がくっついていないので、見た目はよくないですが、品質も食味も同じ。スミフルでは、このコンビネーションパックを輸入・販売することで産地の「フードロス削減」に貢献したいと考えています。

２） 少量規格・食べきりパックの販売

コンビネーションパックのほかにも、半端となったバナナをもとにシニア層や単身世帯の個食化に対応した食べきり規格として「１本規格」「２本規格」「３本規格」をつくり、輸入・販売することで、産地・国内の「フードロス削減」に貢献しています。

３） 規格外バナナの活用

産地で「キズやスレ、サイズの不揃いなど」の理由で規格基準に沿わず、「規格外」になったバナナや、日本に到着後、熟成加工後の品質チェックで、規格に沿わないバナナもスミフルは無駄にしません。
果肉には影響がないバナナは業務用として外食向け（カフェ、ベーカリー、スイーツ、バナナジュース専門店ほか）のほか、マランソン大会、サッカーチームなどに販売。また、Eコマースを通じて一般消費者の方もご家庭用としてご購入いただいております。

▼スミフルの美味しいマルシェ
https://www.sumifru-shop.jp/

４） バナナ救済レシピ＆保存方法の紹介

うっかり食べ忘れてしまったバナナ。もう黒くなったから…と廃棄してしまう前に、ちょっと待って！
フードロスの半分は家庭からといわれています。シュガースポット（茶色い斑点）が出たバナナや、熟しすぎて黒くなったバナナは果肉がしっかりしていれば、多くの場合、まだ食べることができます。特にシュガースポットが出てきたバナナは、傷んでいるのではなく、熟して甘くなった状態だから本来はおすすめの食べ頃。スミフルでは、家庭で発生する食品ロス削減のため、砂糖不使用で作れる「バナナ救済レシピ」や熟したバナナの賢い保存方法を紹介しています。

黒くなっても美味しく活用！完熟バナナ救済レシピ特集
https:www.sumifru.co.jp/recipe/special/ripen-banana/

美味しく育てたバナナなのに、廃棄するなんて“もったいない”。
自然に感謝し、食べることが「おいしさ、まるごと」。
スミフルでは、大切な資源の有効活用や環境負荷への配慮から、早くから「食品ロス」を減らすことに着目。まだ、食べられるのに廃棄される産地・国内のバナナを削減する取り組みで、消費者がフードロス（食品ロス）に対する認識をより高め、消費行動を改善する働きかけに貢献できればと願っています。

■プロジェクトの概要ページ
https://www.sumifru.co.jp/reason/gogreen/foodloss/

◆甘熟王ゴールドプレミアムバナナとは　～極上の美味しさ～
標高800m以上の高地にある”甘熟王バナナ農園”の中から、土壌のミネラルバランスと陽当りが良い、 “ゴールドエリア”のみで時間をかけて限定栽培。甘味のもとになる、デンプン質が増え、“もっちり、濃蜜な甘さ”の甘熟王バナナを超えた、極上プレミアムバナナです。また、「ジャパン・フード・セレクション　※１」においては、最高評価となるグランプリを３回連続受賞（2019年9月）。

◆甘熟王バナナとは　～元祖・高地栽培バナナ～
1972年、どこよりも早く「美味しいバナナ」を求めて、“高地栽培”のバナナを開発。当時は生産数量も少なく、希少価値のある「幻の美味しいバナナ」とバナナ通の間では知られていました。“王様”の名にふさわしい他では真似のできない甘さ、食感、コクのある“美味しいバナナ”です。 また、「ジャパン・フード・セレクション」においては、金賞を３回連続受賞（2019年9月）。

※１　「ジャパン・フード・セレクション」は、日本人の繊細な味覚、嗜好性、感性、食文化に配慮した日本で初めての食品・食材の評価・認証制度で、プロの知識を持った消費者であるフードアナリストが審査します。