障害児の子育てをキッカケに 宇都宮市新里団地に新築の障害者グループホームを開業 ~市、自治会、事業者の連携による共生社会の実現~
令和4年2月1日、株式会社春空は、宇都宮市新里町丁615-3に障害者総合支援法に基づく 共同生活援助(障害者グループホーム)「anoleaf」を開業致します。建設にあたり、当該施設周辺の交通安全対策の為、市の事業として一部道路の舗装工事を行っていくこととなりました。宇都宮市役所、新里団地自治会をはじめとする地域の皆様、そして我々事業者とで、三位一体となって共同生活援助(障害者グループホーム)の開業に取り組めたことは、これから宇都宮市で障害のある方々が「地域で共に暮らす」という共生社会の在り方そのものを体現できた取り組みです。これからも協力頂いた皆様とのご縁を大切に地域に根差した運営をして参ります。
令和4年2月1日、株式会社春空(所在地:栃木県宇都宮市戸祭町 代表取締役:荒井 絵理子、以下:「弊社」)は、宇都宮市新里町丁615-3に障害者総合支援法に基づく 共同生活援助(障害者グループホーム)「anoleaf」(読み:アノリーフ、以下:「当施設」)を開業致します。
弊社は、平成30年12月に宇都宮市松原3丁目9番15号に児童福祉法に基づく放課後等デイサービス「なないろキッズsmile」を開業しました。
弊社代表自身が発達障害の子どもを持つ親でもあり、自らも沢山の人々に助けられ支えられて子育てを行ってきた経験から、障害のある子どもを持つご家族の為、支えになれる事業を行いたいと考え、児童福祉の世界に飛び込んでから3年の月日が経ちました。
放課後等デイサービスの開業を決意した時から、「将来は成人後の暮らしを支える共同生活援助(障害者グループホーム)も開業したい」という目標を掲げておりましたが、今回ご縁があり、新里町丁で開業する運びとなりました。
障害のある子どもを持つ親としましては、誰もが気になるのが親亡き後の我が子の行く末ではないでしょうか。親がいつまでも元気で健在でいられたら良いですが、いつかは我が子も一人で生きていかなければなりません。
障害がある人たちの人生を、私たちの力で守っていきたいという強い思いから、この度 共同生活援助(障害者グループホーム)の開業に至りました。施設が完成して、人がそこに存在していく中で、新芽が芽吹き、葉を茂らせるようになっていく事を私たちは心待ちにしております。
また、開業にあたっては、「人里離れた山奥ではなく、地域に密接した場所で極力自然豊かな環境に建設したい」というイメージを持っておりました。その中で出会った新里町丁という地域は、自治会の方を中心に地域住民の皆様の繋がりが強く大変温かい地域でした。
障害者グループホーム等の障害福祉サービスは、障害がある方が身近にいなければ知ることもないかもしれません。全国的にも障害者グループホームの開業において地域住民の方とのトラブルや、開設反対、訴訟等の問題が起きているという報道等も見ておりましたので、弊社も建設地を決定する際には、地域の皆様にどのようにご説明すればご理解頂けるか、最善の方法を模索しておりました。
厳密には、都道府県や市町村等許認可を下す指定権者との協議の上で事業所の開設は可能ですが、私たちは障害のある方々の暮らしが地域から孤立するのではなく、「人々の繋がりの中」という在り方を目指しておりましたので、地域住民の皆様へのご挨拶は特に大切に取り組ませて頂きました。
障害者グループホームが地域に参入するということは、地域の方にとっては子育て環境への変化はないか?火災、防犯面の施設側の対策は十分か?住宅地に事業が参入することにより交通量の増加はないか?それによる事故防止対策は講じているか?など、沢山のご不安がある事とお察しします。
今回の新里町丁での建設に当たっては、そういった地域の方のお声を、新里団地自治会の役員の皆様が代表して当方にお伝えくださり、私たちも地域の皆様に安心して頂けるよう施設の運営面での見直しを図り、双方向で事業を作り上げる事が出来ました。
実際に当施設周辺の交通安全対策等の為、一部道路の舗装工事が必要であるとの指摘を市のご担当者から頂いておりましたが、新里団地自治会役員の皆様をはじめ、地域の住民 の方にも舗装にかかる要望書にご署名頂き、市の事業として舗装を行っていく方向となりました。
今回、宇都宮市役所、新里団地自治会をはじめとする地域の皆様、そして我々事業者とで、三位一体となって共同生活援助(障害者グループホーム)の開業に取り組めたことは、これから宇都宮市で障害のある方々が「地域で共に暮らす」という共生社会の在り方そのものを体現できた取り組みだったと確信しております。
また、今回の立ち上げにあたっては、障害者グループホームの開業支援を全国に展開している株式会社健生(本社:宮城県仙台市青葉区)にコンサルティングを依頼し、全面的にサポートして頂き許認可まで進める事ができました。
沢山の皆様のご協力により、無事2月に開業を迎えることができます。これからも、協力頂いた皆様とのご縁を大切に、地域に根差した運営をしていきたいと思います。
■当施設の理念
少しだけ助けが必要だけれども「特別な」ことではない
自分の生まれた環境、自分の体など自分の意思や家族の意思では選べないことがある。
けれども、生きる場所は選べる。変えられないことがある中でも自分の意思で変えられることもある。その一つが生きる場所 障害者グループホームanoleaf(アノリーフ)
■当施設の概要
主に、知的・精神に障害がある方を対象としたホームです。
〇新築の建物で防災・耐震対策万全
〇約10m²以上の広々とした個室
〇閑静な住環境で心穏やかに過ごせます
〇手作りのおいしい食事で心も体も元気に
〇広い敷地では希望者は家庭菜園も可能
〇充実の設備
〇全室エアコン、ガスストーブ完備
〇浴室1か所、シャワー1か所
〇洗濯機2台、ガス乾燥機付き
■ご利用について
http://anoleaf.net
詳しくは上記をご覧ください。
【株式会社春空について】
代表者 :代表取締役 荒井絵理子
所在地 :栃木県宇都宮市戸祭町2638番7
事業内容:
1、共同生活援助(障害者グループホーム)
2、放課後等デイサービス、なないろキッズsmile
■本リリースに関するお問い合わせ先
グループホーム anoleaf
TEL:028-612-7783
FAX:028-612-7783
E-mail:gh.anoleaf@gmail.com
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企業情報
企業名 | 株式会社春空(障害者グループホームanoleaf) |
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代表者名 | 荒井絵理子 |
業種 | 医療・健康 |