千年の古都 慶州

この度、韓国文化院では2022東アジア文化都市に韓国の慶州（キョンジュ）市が選定されたことを記念し、慶州の見どころを紹介する展示会「千年の古都　慶州」展を開催する運びとなりました。 東アジア文化都市とは、韓日中文化大臣会合に基づいて韓国・日本・中国の三か国において文化芸術による発展を目指す都市を選定し、その都市で現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベント等を実施する事業で、2014年から行われています。
本展示会では、東アジア文化都市に選定された慶州の遺跡地、名所、歴史、地図、文化遺産などの見どころを写真と動画などの視聴覚資料60点を通してご紹介します。
皆様のご観覧をお待ちしております。
 

○ 日時：2022.3.10.(木)～4.9.(土) 10:00～17:00

○ 休館日：日曜日及び祝日

○ 会場：韓国文化院ギャラリーMI（1F）　※入場無料
　　　　 東京都新宿区四谷4-4-10　Tel：03-3357-5970
○ アクセス：東京メトロ 丸ノ内線「四谷三丁目駅」1番出口より新宿御苑方向に徒歩5分

○ 内容：慶州の位置、特徴などを紹介するとともに、慶州の見どころを仏国寺、南山、市内の3つのエリアに分けて写真と動画など計60点を通して紹介。

○ 主催：駐日韓国大使館 韓国文化院、慶州

○ 協力：国立慶州文化財研究所、韓国観光公社

○ 後援：文化財庁

○ お問い合わせ：駐日韓国大使館 韓国文化院　Tel：03-3357-5970

【東アジア文化都市事業とは】

東アジア文化都市事業は、2012年5月中国・上海で行われた第4回の日中韓文化大臣会合での合意に基づき、日本・中国・韓国の3か国において、文化芸術による発展を目指す都市を選定し、その都市において現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベント等を実施する事業です。これにより、東アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目指しています。

また、東アジア文化都市に選定された都市がその文化的特徴を生かして、文化芸術・クリエイティブ産業・観光の振興を推進することにより、事業実施を契機として継続的に発展することも目的としています。

2014年から実施され、今年は、韓国から慶州市（韓国）が、日本からは大分県、中国からは済南市・温州市 が選定されました。

 【慶州市について】

慶州（ギョンジュ）市は慶尚北道の東南部に位置し、周囲を山に囲まれています。新羅千年の都と呼ばれる慶州は、三国時代から統一新羅時代までの約1000年間（紀元前57年～935年）新羅の都でした。市内には古墳や遺跡など、多くの文化遺産が散在し、都市全体が「屋根のない博物館」と呼ばれています。特に新羅時代に花開いた仏教文化の傑作といえる仏国寺や石窟庵は、韓国を代表する仏教寺院として有名です。

また慶州市は歴史都市であると同時に、観光地としても人気が高く、市内のネナム交差点から旧ファンナム(皇南)小学校交差点まで約700メートル続くファンリダンギル(皇理団通り)は若者を中心に人気を集めています。慶州市へのアクセスは、金海国際空港(釜山)から高速バスで約1時間半、仁川空港からは、ソウル駅に移動後、新慶州駅間を高速鉄道KTXで約4時間かかります。

【千年の古都　慶州展 展示計画】