「向精神薬の減・断薬」について多くの関係者に届け! 月崎時央『新版 ゆっくり減薬のトリセツ』5月10日に発売!
出版社・読書日和は5月10日、月崎時央(著/文) 『新版 ゆっくり減薬のトリセツ』を発売しました。 ジャーナリストとして、長年精神保健分野の取材を続けている著者が、「向精神薬の減・断薬」について多くの患者さんたちと、それを支援する医師や薬剤師への徹底的な取材をもとに、実際のプロセスと課題についてまとめた一冊。発売直後から、多くの注文をいただいています。
出版社・読書日和は5月10日、月崎時央(著/文) 『新版 ゆっくり減薬のトリセツ』を発売しました。 ジャーナリストとして、長年精神保健分野の取材を続けている著者が、「向精神薬の減・断薬」について多くの患者さんたちと、それを支援する医師や薬剤師への徹底的な取材をもとに、実際のプロセスと課題についてまとめた一冊。発売直後から、多くの注文をいただいています。
【概要】
■タイトル :新版 ゆっくり減薬のトリセツ
■発売日 :2022年5月10日
■著 者 :月崎時央(つきざきときお)
■定 価 :2200円+税
■ページ数 :80ページ
■発 行 :読書日和
【内容紹介】
精神科で処方される薬には抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬など様々な種類があります。これらを総称して向精神薬といいます。この薬を医師の指示通りに長期間、服薬してきたにも関わらず回復せず、次第に多剤大量処方になり症状の悪化に苦しむ患者さんが増加しています。
政府は医療費抑制の観点から病院に対し向精神薬の多剤処方を規制していますが、実は減薬という治療経験のある医師は少数です。
現在、多くの患者さんが副作用の辛さから減薬についての情報を必要としています。しかし減薬は個別性が高く、急に行うと自殺企図や身体の硬直、目の異常など、危険な禁断症状が起きる場合もある大変にデリケートな治療であり、知識と慎重な計画が必要な行為です。
本書は、ジャーナリストとして、長年精神保健分野の取材を続けている著者の月崎時央が、「向精神薬の減・断薬」について多くの患者さんたちと、それを支援する医師や薬剤師への徹底的な取材をもとに、実際のプロセスと課題についてまとめたものです。
精神科医の教科書にも載っていない、リアルな情報を整理し、ノートサイズの絵本スタイル、親しみやすいイラストで構成。ワークブックとして情報を書き込めるページもあります。患者さん、ご家族、お友達、職場の関係者、医療・福祉関係者にもお勧めです。
目次
Chapter1 調べる・知る
1自分の薬について調べる
2処方ルールを知っておく
3これまでの経過を振り返る
4体と環境を整える
5慎重な計画を立てる
6自分にあった薬の単位を見つける
Chapter2 つながる
1仲間をみつける
2薬剤師さんに相談する
3お医者さんに相談する
Chapter3 向き合う
1自分の中の治る力を信じる
2処方薬依存になっている可能性を考える
3離脱症状に耐える覚悟をもつ
4自分を少しだけ変えてみる
5希望を持って回復を待つ
著者プロフィール
月崎時央 (ツキザキトキオ) (著/文)
1959年千葉県出身 国際医療福祉大学大学院修士課程修了
1980年代、出版社でインテリア雑誌の編集、スタイリング 撮影などを行う。退社後、1年間のアメリカとイタリア放浪をへて、作家猪瀬直樹氏に師事。その後ジャーナリストとして、「日経トレンディ」「日本経済新聞」「朝日ジャーナル」などで執筆活動を行う。1991年長女の出産を機に独立。1993年家族の発病をきっかけに、精神保健福祉の取材を開始。
著書に『正しい精神科のかかり方』(小学館刊)、『「少女監禁」と「バスジャック」』(宝島社刊)、『精神障害者サバイバー物語』(中央法規出版刊)がある。2000年代は日刊スポーツ新聞に医療情報「パパのための小児救急」、「あなたの隣の感染症」、「思春期外来は今」、「予防歯科最新情報」などを連載する。
2007年より2015年まで(株)LAMAPPA企画社長として医療関係の出版などを行う。2016年より向精神薬に関する取材を開始する。当事者メディア・メンタルサバイバーチャンネル世話人として、オンラインを中心に、メンタルヘルスに関するワークショップ・研究会を運営する。
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企業情報
企業名 | 浜松の出版社・読書日和 |
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代表者名 | 福島憲太 |
業種 | 新聞・出版・放送 |
コラム
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