電子ごみ=E-wasteから考える持続可能な未来。サステナブルアートの第一人者長坂真護がハチドリ電力代表、ゲットイット代表とオンラインイベントで鼎談
2022年11月22日(火)16:00~16:50、オンラインイベント「持続可能な未来を創る これからのビジネスのカタチ」を、美術家の長坂真護氏、ハチドリ電力代表小野悠希氏、当社社長の廣田の鼎談にて無料開催します。
株式会社ゲットイット(本社:東京都中央区、代表取締役:廣田優輝)は、2022年11月22日(火)16:00~16:50に鼎談形式のオンラインイベントを開催します。電子ごみ問題に美術家として取り組む長坂真護氏の活動紹介から始まり、ハチドリ電力代表小野悠希氏、ゲットイット代表廣田との鼎談に進みます。
注目される電子ごみ=E-waste問題にアートで取り組む
「電子ごみ」=E-waste(イーウェイスト、電気製品・電子製品の廃棄物)は日経キーワード2022~23に選出された注目のワードです。
国連の調査報告書によると、19年の世界の電子ごみの排出量は5360万トン、30年には7400万トンに増加すると予測されています。世界的な半導体不足が進む中、電子ごみはリチウム、ニッケルなどを含む「都市鉱山」としての活用が期待される一方、鉛、水銀などの有害物質や、温暖化ガスを含むものも多く、健康被害や環境汚染が危惧されています。先進国が自国の電子ごみを他国に不正輸出する問題も深刻化する中、日本はアメリカ、中国に次ぐ世界三番目の電子ごみ産出国となってしまっています。
美術家の長坂真護氏はこの「電子ごみ」問題に取り組んでいます。長坂氏はガーナの「世界のE-wasteの墓場」と呼ばれる町、アグボグブロシーに暮らす人々を描き、その売上から1,000個以上のガスマスクをガーナに届け、無料の私立学校やリサイクル工場の設立などスラム街を改善する活動を行なっています。
21年の新宿伊勢丹での展示は近年の同館美術展史上最高の売り上げを記録し、今秋は上野の森美術館、阪急梅田本店で個展を開催。パリやNY、香港など世界の主要都市に常設ギャラリーをオープンするなど、国内外で注目が高まる存在です。
本オンラインイベントでは前半で氏の取り組みを紹介し、電子ごみ問題を掘り下げます。後半では、CO2ゼロの自然エネルギー提供を事業とし、長坂氏の活動を支援しているハチドリ電力代表・小野悠希氏と、IT機器のリユースを事業とし、電子ごみ問題に当事者として取り組むゲットイット代表・廣田との鼎談を行います。三者それぞれの電子ごみ問題への観点を立脚点としつつ、「持続可能なビジネスの形」について検討します。
Sustainable Computing ®とサステナブル・キャピタリズム
ゲットイットはサーバーなど、BtoB領域のIT機器リユースを通じて、IT機器の循環型経済の形成を目指しています。この構想「Sustainable Computing ®」は、長坂氏の提唱する、利益を出すことが社会や環境をよりよくすることに繋がっていくビジネスモデル「サステナブル・キャピタリズム」と方向を同じくしています。また氏の計画している、ガーナでの現地の人々を雇用したリサイクル工場の建設という目標は、ゲットイットの目指すE-wasteの課題解決に合致しています。
こうした一致を背景に、ゲットイットでは今年度、氏の作品を購入しました。IT機器のリユース拠点に展示し、施設見学に訪れたお客様へ、リユースやリサイクルの重要性を訴求する際に用いる予定です。
※Sustainable Computing ®(サスティナブルコンピューティング®️)とは、「使えるものは、長く使おう」「使い終わったものは、次につなげよう」をコンセプトにゲットイットが考案した「ITハードウェアの持続可能な運用のための総合サービス」の名称です。
オンラインイベント基本情報
日時:2022年11月22日(火)16:00~16:50
内容:長坂真護氏の電子ごみ(E-waste)問題への取り組み(20分)
長坂氏、ハチドリ電力代表小野悠希氏、ゲットイット廣田による鼎談(20分)
登録:https://event.get-it.ne.jp/e-wastream-japan_2022-11-22
(参加費無料、登録期限は当日15:59まで)
このオンラインイベントで学べること
◆ 日経キーワード2022~23に選出された「電子ごみ」=E-waste問題の実態と活動例
◆ 企業と美術家がサステナビリティの文脈で連携している具体例
◆ 自然エネルギーで企業・個人を支援する「ハチドリ電力」の捉えるソーシャルビジネスのあり方
こんな方にお勧め
◆ 「電子ごみ」というワードに興味のあるビジネスパーソン、経営者、教育関係者
◆ 企業の環境・SDGs推進・CSR・ESG担当者
◆ IT機器の処分に関わる方
◆ E-waste問題に取り組みたい方
◆ 長坂真護氏の活動をより深く知りたい方
パネリスト紹介
長坂真護(ながさか まご)
1984年生まれ。2017年6月、ガーナのスラム街・アグボグブロシーを訪れ、先進国が捨てた電子機器を燃やすことで生計を立てる人々と出会う。以降、廃棄物で作品を制作し、その売上から生まれた資金でこれまでに1,000個以上のガスマスクをガーナに届け、スラム街初の私立学校を設立。2019年8月アグボグブロシー5回目の訪問時には53日間滞在し、スラム街初の文化施設を設立した。この軌跡をエミー賞授賞監督カーン・コンウィザーが追い、ドキュメンタリー映画“Still A Black Star”を製作。2021年アメリカのNEWPORT BEACH FILM FESTIVALで「観客賞部門 最優秀環境映画賞」を受賞。現在、公開へ向けて準備中。経済・文化・環境(社会貢献)の3軸が好循環する新しい資本主義の仕組み「サステナブル・キャピタリズム」を提唱し、抜本的な問題解決に向け、現地にリサイクル工場建設を進めるほか、環境を汚染しない農業やEVなどの事業を展開し、スラム街をサステナブルタウンへ変貌させるため、日々精力的に活動を続けている。
小野悠希(おの ゆうき)
1995年兵庫県生まれ。大学2年生の夏休みに東南アジアを訪れたことがきっかけで、ソーシャルビジネスという世界を知る。その後複数の社会的企業でインターンを経験し、2018年に株式会社ボーダレス・ジャパンに新卒で入社。BORDERLESS LINK、iloitooの2社で2年の修行期間を経て、地球温暖化のために絶滅する動植物をなくしたいという思いからハチドリ電力の事業を立ち上げ。
廣田優輝(ひろた ゆうき)
秋葉原で販売されている中古サーバーを仕入れて、インターネットで購入したい人に繋ぐことで利益が出る。まだ中古サーバーの販売ルートが確立されていない時代に、ゲットイットは自宅の屋根裏部屋でスタートしました。当時私は大学生で、最初はまだ価値の差がある製品を探し出しては夢中に出品をし、事業を大きくしていきました。
この業界のはじまりの時期から20年ずっと走ってきたものとして、新しいサイクルに入ってきていると感じています。中古のサーバーを「“安いから”“仕方がなく”買う」流れから、地球の未来を考え「今あるものを大切に」「永く使い続け」「受け繋いで」未来を創っていくポジティブな選択に。私たちは、このムーブメントに賛同してくれる仲間とともに、グリーンITの普及、そして Sustainable Computing®(サステナブル コンピューティング®) という世界の実現をしていきます。
お知らせ「IT機器 買取全額寄付キャンペーン」を延長します
10/1からゲットイットが行っていた「E-wastream Japan 2022」買取全額寄付キャンペーンを、12/31まで延長いたします。(詳細:https://event.get-it.ne.jp/e-wastream_japan_2022?_fsi=uPzYy1Nr)
当社の「E-waste」に対する試みの一例としてぜひご参照・ご参加ください。
株式会社ゲットイット
都内2,000㎡倉庫(勝どきZETTA)の豊富な在庫量と、マルチベンダー対応の技術力で、企業の抱えるITの「困った」を解決。サーバー・ネットワーク機器等ITハードウェアの専門家として、レガシーシステム運用に必要なEOSL保守(第三者保守)から、検証環境構築のための機器レンタル、情報機器処分(ITAD)に伴うデータ消去や買取りサービス、コスト削減のリユース販売まで、1社1社のオーダーに応える形で様々なハードウェア関連サービスを提供。株式会社ゲットイットは、持続可能な社会発展へ向けた「SDGs」への関心の高まりを受け、「使えるものは、長く使う」「使い終わったものは、次につなげる」の2点を掲げ、保守による機器の長寿命化や機器のリユース・リサイクルにより、IT ハードウェアの持続可能な運用のための総合サービス「Sustainable Computing ®」 を展開しています。
社名 :株式会社ゲットイット
URL :https://www.get-it.ne.jp
所在地 :東京都中央区築地3-7-10 JS築地ビル4F
代表者 :廣田 優輝
設立 :2001年4月
事業内容:ITハードウェアサービス:第三者保守、EOSL保守、販売、買取り、修理、レンタル、移設、構築、データ消去 等
本件に関するお問い合わせ窓口
担当者 : 世一(よいち)
メール : pr@get-it.ne.jp
電話番号 : 03-5166-0900
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企業情報
企業名 | 株式会社ゲットイット |
---|---|
代表者名 | 廣田 優輝 |
業種 | 商社・流通業 |
コラム
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