コンピュータ・オン・モジュール 『CM4MBシステム開発ボード』を発表
長野県の最先端技術開発ベンチャー企業、プライムシステムズ社は、4月20日、論理回路設計者や組込システム開発者向けに、ラズベリーパイのコンピュートモジュール”CM4“に対応したDAT製品ファミリの新製品『CM4MBシステム開発ボード』を6月20日より販売することを発表しました。
プライムシステムズ社の従来製品は、ホストPCからUSBでFPGAシステム開発ボードを制御する構成のため、システムの小型化に限界があった。 今回の新製品では、産業機器向けに特化した小型のシングルボードコンピュータであるラズベリーパイCM4をホストPCの代わりとして採用し、高速・並列処理が得意なFPGAを制御することができる。 システムの低価格化や小型化、バッテリー駆動で動作するシステムを開発でき、ドローンへの搭載や高性能なモバイル型の計測制御機器を実現することができる。
また、基板サイズやI/Oコネクタ仕様を従来製品と共通化しているので、既存のオプションボード類と接続して運用できる。ユーザオリジナルの基板にもそのまま接続できるので、従来システムのアップグレードも可能になる。
【主な特長】
■ AMD/Xilinx製FPGA(XC7A100T-2FFG676C)搭載
■ CM4とFPGAはPCIe gen2 x1でインタフェース
■ FPGAのI/O 200本は電圧を1.2V~3.3Vの範囲で調整可能
■ FPGA I/OをLVDS 96chとしても設定可能
■ 256MbitのHyperRAMメモリを搭載
【適用アプリケーション】
■ ドローン制御、多ノードの制御システム、モバイル型計測制御システム
【ニュース・リリースのURL】
https://www.prime-sys.co.jp/information/
【価格と供給時期について】
製品名:CM4MBシステム開発ボード
型番: CM4MB/100C2 (XC7A100T-2FFG676C搭載モデル)
標準的な価格: 120,000円(税別)
※CM4は含みません。
【DAT製品ファミリについて】
FPGA制御にシングルボードコンピュータを利用したコンピュータオンボード(CoM)の製品ファミリです。FPGAとは高速なPCIeでインタフェースし、FPGA側で高速・並列処理したデータをストレスなくコンピュータに転送できます。
また、従来製品と同じコネクタ仕様、基板サイズなので、既存システムの置き換えやアップグレードにも対応できます。
【有限会社プライムシステムズについて】
有限会社プライムシステムズは、ディジタル/アナログ技術を駆使し、ASICからPLD/FPGAを利用した柔軟性に富むシステム製品・サービスの開発・販売を展開する最先端エレクロニクス・システムとシステムLSIの開発企業です。FPGAとUSBを核にした新しいコンセプトの「システム開発ボード」の提供をはじめとして、ボードのカスタマイズ、システム設計等のデザイン・サービスを提供しています。
会社名: 有限会社プライムシステムズ
所在地: 長野県茅野市泉野5931-35
設立日: 1998年12月
資本金: 1,000万円
事業内容: システム開発ボードの企画、開発、設計、販売
プラットフォーム・デザイン・サービスの提供
システム開発ボードのデザイン・カスタマイズ・サービス
IPの開発・販売
PC計測応用システムの企画、開発、設計、販売
代表者: 内田正典
webサイト: https://www.prime-sys.co.jp
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企業情報
企業名 | 有限会社プライムシステムズ |
---|---|
代表者名 | 内田 正典 |
業種 | その他製造業 |
コラム
有限会社プライムシステムズの
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