1回あたりの購入金額は「400円未満」が6割！【カプセル玩具購入実態調査】

はじめに

アイブリッジ株式会社は、20歳以上の男女を対象に、「カプセル玩具購入実態調査－コロナ禍以降、専門店が続々と出店－」を実施いたしました。回収期間は2023年4月20日（木）、回答数は1,000サンプルです。

調査対象：20歳以上の男女（20代から60代以上の男女/性年代別の各セル100名ずつ均等）、合計1,000名
調査期間：2023年4月20日（木）

日本カプセルトイ協会の調査結果によると、2022年のカプセル玩具市場規模（推定）は、メーカー出荷額ベースで2021年の1.3倍の約720億円に達しました。また、カプセル玩具専門店の出店（特に東京都内）が急増しています。
そこで、愛好者の購入実態を把握し、企業にとってカプセルトイとのコラボの有効性などを探るために調査をおこないました。

ダントツ1位！5割強が好きな種類は「キャラクター」

好きなカプセル玩具の種類を聞いたところ、「キャラクター」が56.8％と突出して高く、2番目に高い「フィギュア」（29.7％）を27.1ポイント上回っていました。一方、「企業コラボ」は15.5％と低い結果でした。

上記を踏まえ、ブランディングや販促には、最も好まれている「キャラクター」性を備え、且つ2番目の「フィギュア」である等、本設問（Q3）の回答選択肢の上位の要件を併せ持ったものが貢献するのではないかと推測できます。

全体の5割が感じる魅力は「可愛さ」！男女別では魅力の違いが明らかに？

カプセル玩具に感じる魅力を聞いたところ、「可愛さ」が53.1％と突出して高く、2番目の「リアルな精巧さ」（35.6％）を17.5ポイント上回りました。一方、2012年には「コップのフチ子」、近年は「鬼滅の刃」が大ブームとなって市場を牽引したものの、「話題性」を魅力と感じているのは14.6％と、上位との差に開きがある結果でした。

また、男女別に結果を比較すると、女性は「可愛さ」（71.5％）が他を引き離し、圧倒的なポイントの高さで1位であったのに対し、男性は1位が「リアルな精巧さ」（37.8％）、次いで「面白さ」（37.5％）、「懐かしさ」（34.6％）と僅差で続きました。

意外？1回あたりの購入金額は「400円未満」が最多数！

カプセル玩具の購入で、1回あたりに使う金額を聞いたところ、「400円未満」が59.0％と最も高く、圧倒的多数の人（89.2％）は、1回あたりの購入金額を「1000円未満」で済ませている結果でした。

カプセル玩具専門店の新設・設置スペースの増加やインバウンド消費の復活に伴い、購入者の人だかりを度々目撃しますが、意外にも6割の人は1回あたりに「400円未満」の購入と、健全に消費していることが明らかになりました。

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